[銀マット]キャンプツーリング用の発泡マット(CCフォームマット)は何を買うべきか?[EVAマット]

キャンプツーリング(キャンプ)

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thermarest

前回書いた以下の記事で、マットを敷く理由やマットの種類・その特徴を比較しました。

キャンプツーリングに使うマットは何がおすすめ?その種類と比較結果

その結果、「個人的には、最初の1枚は発泡マット(CCフォームマット)がいいのではないか?」という結論に達しました。

というわけで、今回は数ある発泡マットの内から主にAmazonの売れ筋ランキングを元にして購入する製品を決定していきたいと思います。

photo credit: Camping at Lake Shikotsu, Hokkaido, Japan via photopin (license)

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個人的に発泡マット(CCフォームマット)に求める性能

  • 品質:そこそこの品質
  • 価格:(できれば)安い
  • 耐久性:良い
  • 寝心地:やや固め
  • 収納サイズ:(できれば)小さめ

以上のような性能を求めてます。

また、縦のサイズは頭からつま先までをカバーできるサイズ(180cmくらい)で、横のサイズは寝相は悪くないのでとりあえず寝ることのできるサイズ(50cm~60cm)で考えています。

マットには頭から腰あたりまでカバーするサイズ(120cmくらい)のものもあります。そちらのサイズが欲しい方はもとからそのサイズのものを買うか、長いサイズの物を買って自分の好みの長さに切り分けるということもできます(余ったのは座布団がわりにするとか)。

それでは、具体的に商品を挙げていきたいと思います。

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売れ筋の発泡マット

それでは売れ筋のマットを紹介していきます。

ちなみに、紹介する際に「明らかにこれはバイクに詰めないだろう。」というサイズのもの(収納サイズの横幅が100cmとか、家族向けとか)は外しています。

また、各商品『商品名 サイズ(横×縦×厚さcm)』で表記しているので参考にしてください。

ランキングは2016/03/09現在のものです。

キャプテンスタッグ シルバーキャンピングマット(60×180×0.8cm)

by カエレバ

『マット・パッドジャンル』のAmazonでの売れ筋1位の商品です。超ド定番。ザ・旅人といった所でしょうか。バイクの旅と聞けばまずこれを思い浮かべる人も多いはず。Amazonのレビューを参考に見てみると…

  • 品質:よくも悪くも厚い普通の銀マット
  • 価格:他の発泡パッドと比較すると安い(約800円)。ホームセンターに行けば同等品でもっと安い可能性あり。
  • 耐久性:パソコン椅子の座面に使用して4ヶ月で厚さ8mm→5mmとのこと。そこそこありそう。
  • 寝心地:薄い銀マットよりはマシという程度。
  • 収納サイズ:直径15cm×長さ60cmくらいの円筒

という感じでした。研究室の床に銀マットしいてよく寝てたんで、薄い銀マットのときの寝心地はよくわかります。薄いとただ単に『断熱+汚れ防止』にしかならないんですよね。これはそこにちょっとクッション性を加えた感じでしょうか。

キャプテンスタッグ EVAフォームマット (56×182×2cm)

by カエレバ

続いて売れ筋2位の商品。銀マットよりも値段は倍ですが、厚さも倍。更に凹凸によって優れた保温性とクッション性があるようです。

  • 品質:そこそこの様子。値段並み
  • 価格:約2000円と銀マットと比較すると倍。高品質のものと比べると安い。
  • 耐久性:商品の売りの凹凸部が「3泊ほどで亀裂が入っていた。7日間ほどの使用でヘタレてきた。」との報告あり。折り曲げて収納するので、折り曲げ部分の強度が心配との声あり。「ぶっ壊れた!」というレビューは見当たらない。
  • 寝心地:銀マットよりは上々。寝心地は悪くないとの声もあるが、こんな固さで寝てるの?という声もあり。個人差あるなあ…。
  • 収納サイズ:13×12.5×56cm銀マットよりも直径が3cmほど小さくなると考えればいいかと。

という感じでした。壊れることはないようですが、売りの凹凸が早々にへたるのはちょっともったいないなーという感じ。凹凸を除くと素材自体の厚みは8mmくらいらしいので、「凹凸なくなったら銀マットとほぼ同じになっちゃうじゃん。」という感じ。まあ、悪くはなさそうです。

サーマレスト Zライト ソル R (51×183×2cm)

by カエレバ

続いて売れ筋6位の商品。発売元のサーマレスト社は、『登山用のマットを専門に売っている会社』といっても良いかもしれません。要するに『専門家が作った間違いないやつ。』です。ただ、値段は先ほどのEVAの約4倍。うひょーw

  • 品質:高品質。言うことないみたい。
  • 価格:約8000円。つまり、銀マットの約8倍、EVAの約4倍。この価格を出すだけの価値を感じるかどうかですね。
  • 耐久性:壊れただのなんだののレビューはなし。それが耐久性の良さを物語っている気がします。ただ、Amazonのレビューではないですが、アルミ蒸着部分(銀色の部分)は経年劣化でだんだんとれていくので、保温性は多少落ちる様子。
  • 寝心地:銀マットよりましな程度かと思ったら予想を超えたとの声多数。発泡パッドの中では柔らかめの部類のようです。また、保温性が高いあまり、夏場は暑いとの声もあり。
  • 収納サイズ:51×15×13cm。EVAよりも少し径が大きくなるようです。

といった感じに。さすが値段が張るだけあって高品質です。不満は夏場はむしろ暑いかもというところぐらいでしょうか。こちらにも表面に凹凸があるようなのですが、レビューによればつぶれるということはないとのこと。

番外:サーマレスト リッジレスト クラシック R(51×183×1.5cm)

上記の売れ筋3商品を比較した中で、『サーマレスト Zライト ソル』に強く惹かれたんですが、なにより高い!そして暑そう!ってことで購入を足踏みしてました。

あきらめきれずに色々探していたところ、「アルミ蒸着しておらず、そこそこ安い!」というサーマレストを発見。それがこちら。

by カエレバ
  • 品質:サーマレストということで高品質。
  • 価格:約4000円。EVAの2倍。先ほどの『Zライト ソル』の約半分。
  • 耐久性:5日間や7日間使用時の状態はもちろんなんともなし。60日使ってもへたり等の不満は無かったようです。
  • 寝心地:『Zライト ソル』に比べると厚みが2cm→1.5cmとなっていますが、充分なクッション性が確保されており、実際に寝比べてみても遜色ないようです。あるレビューでは『銀マット以上インフレーターマット以下』と書いてありましたね。また、保温性については『Zライト ソル』よりも低いですが、高山などで使用しない限りは充分3シーズン使える性能の様子。
  • 収納サイズ:51×20(直径)cm。今までで一番大きいwこれはネックですね。

コストパフォーマンス、そして性能と申し分ないんですが、唯一ネックなのが収納サイズの大きさ。このまえ買ったテントと比較して幅が+10cm、径が+3cm…ですね。うーん悩む…。

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各マット比較表

とりあえず、各マットを表で比較してみましょう。

  シルバーキャンピングマット(銀マット) EVAマット Zライト ソル リッジレスト クラシック
品質
価格 ×
耐久性 △(機能の低下がひどい)
寝心地
収納サイズ

品質や耐久性・寝心地を重視するなら『サーマレスト』シリーズとにかく安くすませる!なら『銀マット』バランスを考えるなら『EVAマット』てとこでしょうか。

僕の場合、収納サイズ関しては発泡パッドを選んだ時点である程度大きいのは仕方がないと思ってます。また、価格に関しても品質の良いものが買いたかったのでそこそこのお金を出すのもしょうがない…という感じ。そのうち普段使いもすると思うので。

ということで、個人的には『サーマレスト リッジレスト クラシック R』を購入することにしました!

まとめ

  • 発泡マットの価格は約800円~8000円
  • 基本的に、値段が高くなるほど『品質・耐久性・寝心地』がアップする
  • 『品質・耐久性・寝心地』を重視するなら『サーマレスト』シリーズ
  • 『安さ』を重視するなら『シルバーキャンピングマット(銀マット)』
  • バランスを考えるなら『EVAフォームマット』
  • 個人的には、コスパに優れてる『サーマレスト リッジレスト クラシック R』が良さそう

となりました。個人個人の考えで購入するものは変わりそうですね。「とりあえずやってみる。」なら銀マットでもなんとかなるとは思います。そのぶん浮いた費用は他に回したりもできますし。

サーマレストの『Zライト ソル』は、バイクツーリングのキャンプではオーバースペックな気もしますね…。正直暑そう。

発泡マットだけ取っても色々と種類はありますが、よく考えて自分に最適な一枚を選んでみて下さい。

参考ページ

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