1時間ちょっとで分かりやすく読みやすい、偉人の失敗の本
『10歳から読める!』という帯の言葉通り、わかりやすく読みやすく1時間ちょっとで読めます。
- 各偉人の簡単な業績や人生
- やっちゃった失敗
- その失敗からなにを学べるか
ということを数十人の偉人の話をもとにまとめてありました。
伝記では見たことのない失敗や、自分に刺さる言葉もあり
かなり有名な偉人達ばかりなので、その業績はほぼ知ってましたが、失敗については初耳なことも多く面白かったです。
よく学校においてあるような伝記の漫画はかなり読んでたので、たいていの失敗についてもしってるはずなんですけど、野口英世の『留学資金の約1000万円を一夜で使い切る』なんてのは見た覚えないんですよね・・・。
大人的に「さすがにこの失敗を伝えるのはまずいでしょ。」ってのがあったんですかねw
失敗ではないですけど、孔子で紹介してあった言葉『好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ』は刺さりますね。
いやーいい言葉だ。論語しっかり読んでみようかな。
と思って調べてみたら、やっぱり論語関連っておそろしいほど本でてますね。1000件以上・・・まあ有名所を読んでみよう・・・。
偉人≠聖人君子。命に関わらないならどんどんやって失敗して次に活かそう
「世界に名の轟く偉人も、けっして聖人君子ばかりではないし、成功だけでなく失敗もする。命に関わらない失敗ならばんばんしていいし、大切なのはその失敗をどう活かすか。」
ということがざっと分かるだけでもこの本は充分読む価値があると思います。
まーーーー実際ある程度有名な教授とかでも性格が破綻したクソみたいな人もいるし、「ん?聖人君子か?」みたいな人もいるから『豊かな才能や輝かしい実績を持っているからといって人間性まで必ずしも良いわけじゃない』っていうことを早くから理解しておけばのちのちのトラブルも減ると思いますよ。うん。
あと、失敗というより『とにかく試す』っていうのは積極的にやるべきだなと。
頭でいくら緻密に考えて計画したところで、実際にやっていかないと後々に残る知識や経験は身につかない。
それに、実際にやっていく過程で分かっていくことなんて山ほどありますしね。
ただ、命に関わるようなことや、人生の長期間にわたるようなことはそれこそ突き詰めて考えないとダメでしょうし、とにかく試すといっても犯罪的なものはダメですけどね!
今のところ、『Amazon Prime』の読み放題で読めますんで是非!
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