今回e-Taxの『ID/パスワード方式』を利用し確定申告を行いました。
その際いろいろと調べる中で「あ、これは頭にいれておいたほうがいいな」という情報がいくつかあったので簡単にまとめておきます。
e-Taxの『ID/パスワード方式』はほんとに楽
e-Tax。本当に楽です。
そもそもe-Tax自体が
- 税務署に出向かなくて良い(疑問を直接聞けない)
- 手書きする必要がない
- 書類の添付や送付が必要ない
というメリットがあるんで今年からやろうと思ってたんですが、そこに『ID/パスワード方式』が登場。
従来のちょっと面倒な準備もほぼなくなったので、ほんとに楽にできました。
『ID/パスワード方式』でのe-Taxについては
『「税務署に行く」「書類の添付」は必要なし!e-Taxの『ID/パスワード方式』が本当に楽だった』
の記事に詳しく書いてます。
2021年頃までにはマイナンバーカード取得しておいたほうが良い???
今回利用した『ID/パスワード』方式は暫定のもの。
税務署の思惑としては、「マイナンバーカードが普及しスマホ等で読み取りが出来るようになるまで」らしい。
この方式は3年ごとに見直すとあるので2021年までにマイナンバーカードがかなり普及してたらこの方式がなくなるかも・・・?
実際分かりませんけど、後述の『e-taxじゃないと青色申告控除減額』もありますし、ぼちぼちマイナンバーカードを手に入れてたほうが良いかもしれませんね。
来年から給与所得控除、基礎控除、青色申告特別控除の額が変更?
来年(2020年)の確定申告から、要するに今年(2019年)分から『給与所得控除、基礎控除、青色申告特別控除』の額が変更するかもしれません。
国税庁の『平成30年分 所得税の改正のあらまし(平成30年4月)』から自分に関係ありそうなところだけピックアップしました。
- 給与所得控除が65→55万円にダウン(給与所得が162.5万以下の場合の控除額)
- 基礎控除が38→48万円にアップ
- 青色申告特別控除の額が65→55万円にダウン(ただし、e-taxで申告すると65万円控除を受けられる)
給与所得控除のダウンと基礎控除がアップは個人的には汎用性上がるんでまあOK。
青色申告の条件付ダウンは・・・要するに「さっさとe-taxしろ」って言ってきてますねこれは・・・。
結局総額の控除額は変わらないんで、個人的に変更なしといえばなし。
今年から適用になると思うんで、覚えておくと確定申告の時に「ん?おかしくない??」ってならずにすむかも。
[2020/03/15追記]上記の3つの変更点の内、基礎控除のみが予定通りアップされ、その他は据え置きになりました。ただし、2020年分(令和2年分)からは上記の通りアップすると明記されていました。参考リンク↓
[追記ここまで]まとめ
- e-Taxの『ID/パスワード方式』はすっごい楽
- マイナンバーカードは2021年目途にぼちぼち入手しておいたほうが良いかも
- 基礎控除10万UP・給与所得控除10万DOWN・青色申告特別控除10万DOWN(e-Taxの場合をのぞく)
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