南九州や四国、北海道を一週間・二週間と長期間にわたってキャンプツーリングしてきましたが、積載方法で色々と悩みました。
以前やっていた方法だと手順が面倒で走る上でも少し支障があったので・・・。
いろいろ試す中で、最終的に「この方法で良いじゃん」と落ち着いたので、その方法について紹介しておきます。
最後に、「とりあえずキャンツーに行ってみたい!」という方向けの方法についても書いてます。
長期&キャンプツーリング時の荷物と、積載時に求められるもの
日帰りや一泊二日くらいのツーリングならそこまで荷物はいりませんが、キャンプツーリングや長期のツーリングになってくると荷物がかさんできます。
- キャンプ道具(テント・マット・寝袋etc…)
- 衣服(個人的に3日分くらい)
- ヘルメット、ジャケット、雨具
- などなど・・・
これらの荷物を積載し長い場合は数週間走ることになります。
ということで、積載方法に求められるのは
- 最低限これらの荷物が入ること
- 雨対策ができていること
- 走行時に落ちたりしないこと
- 走行の大きな妨げにならないこと
って感じになります。
※『どういった荷物を用意して、どのバックにどのように入れるか』についてはまた別記事で書いておきます。
現在の自分の方法(装備)
今のところ、『リアボックス(リアキャリア)』+『サイドバック』+『シートバッグ』+『タンクバック』で落ち着いています。
もちろん先ほどの条件はバッチリ満たしてます。
荷物は充分入るし、雨も多少なら平気(ひどいとカバーをする必要があり)、走行中に落下したことは一度もないですし、走行の妨げにもなりません。
具体的なバイクへの取り付けについて、『リアボックス(リアキャリア)』・『サイドバック』・『タンクバック』は説明書を読めば分かるんで割愛しますが、シートバックについては少し説明しておきます。
シートバックの取り付け(積載)方法
シートバックの固定に使っているのはワンタッチバックル(『カチッ』と音がしてワンタッチで外れるやつ)の積載ベルト(3m)です。
↓が僕が使っているもの。ホームセンターにも売ってありました。
固定の方法は簡単。
シートバックを置き、上下・前後をできるだけ締めてベルトで固定するだけです。
・・・これだけだとさすがに簡単すぎるので、コツや注意点を3つ書いておきます。
これらをおさえておけば、100km/h巡航で7時間くらい走っても大丈夫!!
1. シートバックは縦置きで
横置きだと安定感は増しますが、体が前方に押されて大事な所が圧迫されるのでとても痛いです。
縦置きでも、ベルトをしっかり締めておけばリアボックスもあるおかげでまず大丈夫なので心配しないでください。
2. ベルトはしっかり締めて、こまめに確認を
自分ではこれ以上締められないと思っていても、ある程度走って確認したら緩んでいた・・・なんてよくあります。
バックに食い込むくらいしっかり締めて、少なくとも休憩時にはゆるんでいないか確認しましょう。
3. 余ったベルトでテンションをかける
僕の使っている3mの荷締めベルトだと、バックルで固定するだけではベルトがかなり余ります。
この余ったベルトを使って、より外れにくくするためにテンションをかけましょう。
例えば、上下方向を締めて余ったベルトは、前後方向を締めたベルトを上に持ち上げるようにして固定してあげます。
こうすると、前後方向のベルトがズレ落ちることがないので、より確実に荷物が固定できるわけです。
特に、前後方向を締めたベルトは簡単に下にズレ落ちるんで注意!!!(実体験)
※文章だと分かりにくいので、その内動画を撮る予定です。
今使っている各積載道具について
僕が使っている『リアボックス(&リアキャリア)』は以下の2つ。
リアボックス(リアキャリア)についてはいくつか記事を書いているので良かったら参考にして下さい。
使っている『タンクバック』は↓のやつ
レビューも書いてますので良かったら参考にしてね。
使っている『シートバック』は↓のやつ(リンク先は70ℓのもの、僕は60ℓ)
使っている『サイドバック』は↓のやつ
これらの装備を全て揃えると5~6万はかかります。
なので、「とりあえずキャンプツーリングやってみたい!」という方にとっては考えてしまう金額なはず。
ということで、とりあえずやってみたいという方にオススメな方法も紹介しておきます。
キャンツーをやってみたい人は『シートバック』から揃える!
シートバックといっても、僕が持っているようなただの袋状のバックではなく、俗に言う『フィールドシートバック』です。
価格は1万円台前半と、これでも「ちょっとお高い・・・」と思うかもしれませんが
- 簡単にしっかり装着できる
- 積載をこれ1つで済ませられる
- バイカーに嬉しい機能が多い
と、とりあえずやってみるには非常に適した装備です。
最初にこいつでキャンプツーリングをしてみて、容量や防水性など物足りなさを感じたらリアボックスやサイドバックを追加するなど対策するといいのかなと思います。
通常の泊りがけのツーリングでも使えますしね!
ちなみに、『MFK-101』と『MFK-102』の違いは容量の差。
※『101』が31 x 47 x 31 cm、『102』が35 x 62 x 35 cm。共に最小時。
バッグにいれる荷物のサイズを考えて購入するといいですね。
このほかのバイクに関する記事はこちら!
コメント
お返事ありがとうございます。
参考にさせていただきます。m__m
この装備で5,000km(南九州・四国・北海道)ほど走りましたが、燃える・溶ける等なかったので取り付けさえしっかりしておけば問題ないと思いますよ!
初めまして。CB250F(MC43)に乗ってます。
ツアーシェルケースは自分も検討してるんですが、マフラーとの距離が近そうで排熱で燃えたり溶けたりしないか気になってます。
実際使ってみて特に問題なさそうな感じでしょうか。