ここ最近文字起こしを勉強しているんですが、文字起こしは長時間キーボードを打つことになります。
そうすると、手首への負担が気になってきました。
そこで、パームレスト/リストレストを買おうと思ったんですが、自分のキーボードはテンキーレス。テンキーレス用のものをまとめた記事ってあまりない。
ということで、テンキーレスのリストレストで良さげなものを見繕って実際に使ってみました。
先に結論。リストレストを使ったほうがよいのか
リストレストは使ったほうが良いです。
タイピングのしやすさと手首の負担の少なさが段違いです。
テンキーレスのリストレストに求めるものは?
- 横幅は28cm以上35cm以下(自分のキーボードの半角/全角キーからバックスペースキーまでの長さが約28cm。横幅が35cmのため。)
高さはできればおよそ30mm~45mm(キーボードの打面の高さ)→30mm以上の高さのものが全くないので、20mm以上に変更
まずはこれらの条件でリストレストを探していきます。
エレコム リストレスト 疲労低減 “COMFY” ミドル ブラック MOH-012BK
エレコムのリストレスト。横幅は28.5cm。高さは26mm。
パソコン周辺機器でおなじみエレコムさんのリストレスト。
気軽に買える値段で、たたき台としてはありかも。
もちろん、長く使えればそれに越したことはないけど…。
FILCO Genuine ウッドリストレスト Sサイズ〔幅300mm〕北海道産天然木使用 オスモカラー仕上げ 日本製 ブラウン FGWR/S
FILCOの木製リストレスト。横幅は30cm、高さは20mm。
「木製のリストレストはへたれない」ということで、上手くはまれば長く使えそうなリストレスト。
ただ、リストレスト初心者がいきなり使うには少し高い値段。最初はもう少し安いものでそもそものリストレストの効果も合わせてみてみたい。
[HD-GEAR] ウッドパームレスト 木製 リストレスト キーボード用 滑り止め付属 高さ調節可能 (Sサイズ 幅305mm, ローズウッド)
HD-GEARのリストレスト。横幅は30.5cm,高さは18/20/22mm。
底面のパッドの無し・有りの張り替えで高さを18/20/22mmに切り替えられるリストレスト。
値段も上述の木製リストレストよりお手頃なので、こっちの方がありかも。
ただ、その底面パッドのへたりやずれがどうなるかという不安はあるけど…。
とりあえずのまとめ
このあたりまで調べたところで、
『実際に使ってみないと分からない要素が多い』
ということに気づきました。
例をあげていくと、
- そもそも、リストレスト自体にどの程度の効果があるのか
- 30mmの打点の高さのキーボードに20mmほどのリストレストを使用して効果があるのか
- リストレストの肌触りの好み。ジェル&布の肌触り?木製の肌触り?
- 低反発で深く沈み込む、高反発で浅く沈み込む、木製で沈み込まない。どれが良いのか
- 幅はキーボードの幅ギリギリで良いのか?レビューによっては幅が足りないなんてものも
- 横幅と高さは良いとして、奥行がどう影響してくるのか見当がつかない
ということで、ひとまずたたき台として有用そうなエレコムのリストレスト『MOH-012BK』を買うことにしました。
値段も安いですしまずはこれを使ってみて、不満点が多ければ別の物を試していきたいと思います。
実際にリストレストを試してみて
エレコムの 『MOH-012BK』を試してみて分かった点についてまとめます。
購入前に懸念していた点について
- そもそも、リストレスト自体にどの程度の効果があるのか→現状、疲労の軽減などを明らかに感じているわけではないが、手首が楽な感じはする
- 30mmの打点の高さのキーボードに20mmほどのリストレストを使用して効果があるのか→効果はあると思う。手首が楽になった
- リストレストの肌触りの好み。ジェル&布の肌触り?木製の肌触り?→現状のジェルでも問題はない。が、使用していて汗を書くと肌触りが少し不快
- 低反発で深く沈み込む、高反発で浅く沈み込む、木製で沈み込まない。どれが良いのか→今使っているものは低反発だが、現状沈み込みはほぼ感じない。特に気にする必要はないのかも
- 幅はキーボードの幅ギリギリで良いのか?レビューによっては幅が足りないなんてものも→あまりにギリギリだと、位置の調整が面倒だし手の置き方によっては幅が足りない。せめてキーボードの幅はあると置き場所をいちいち見直さなくてよいので楽かも
- 横幅と高さは良いとして、奥行がどう影響してくるのか見当がつかない→単純に接地面が広くなるかどうか。接地面が広ければ広いほど圧力が分散されてリストレストに当たる面が痛くなくなるかも
他に使ってみて初めて分かった事としては、リストレストがあるとないとではタイピングの感覚がかなり違います。
手首の位置が固定される感覚があるので、指の位置がかなり遠いキー(個人的には『B』とか)を最初に打った時にはかなり違和感がありました。2,3日も打てばすぐに慣れましたが。
慣れが必要ですが慣れればタイピングしやすいです。
試して分かった事を踏まえて、次に購入するとしたらどれか
現状では今のリストレストで問題ないですが、さらに作業量が増えると問題になるだろうなという点はいくつかあります。
まず1つ目は、接地面からくる手首への負担です。
今のリストレストは点で支えているのでそれはそれで手首に負担がかかっている感覚があります。
面で支えてくれたほうが圧力が分散されてさらに負担が減る気がしますね。
2つ目は、汗による不快感です。
長時間タイプして汗をかいてくるとリストレストが汗を吸って不快感があります。
これは他の素材にしても同じでしょうが、木の素材なら汗をかいても拭けば良いので対処できます。
これらから、次に購入するならこちらの商品になるでしょうか。
現在よりも幅が2cm広がり、高さも2mm高くすることができます(どうせなら、幅が36cmのMサイズを買ったほうが使い勝手がよいかも)。
また、手首を置く面も広くなり負担が軽減されるでしょうし、素材が木なので汗の不快感への対処もしやすいでしょう。
作業量が更に増えた際に購入しようと思います。
コメント