いまや多くの人にとって生活必需品となっている携帯。
僕は高校3年で初めて携帯(ガラケー)を手に入れました。手に入れる前は別に必要なかったんですが、持ったら持ったでないと困るんですよね…。
それから数年、ついにスマホ(iphone5s)に機種変更しました。が、ニートとなった今ではスマホならではの高料金がかなりの負担になってます。
ということで、今回は料金を安くしようとあれやこれやを考えてみました。
携帯料金を安くする前に確認したいこと。
極論、「ただ安くするなら携帯解約したらいいじゃん。」となりますが、そうじゃないですよね。ただただ安くしたい気持ちが先走って、自分の得たいサービスを得られなくなってはいけません。
ということで、今自分がどのようなサービスを得たいか、実情をふまえて考えてみました。
今はキャリアが『au』、プランは『カケホ(電話カケ放題プラン)+データ定額2』で契約しています。料金は7000円弱。
いろいろなサービスの使用状況はこんな感じ。
- 月あたりのデータ通信は約1GB未満
- デザリングはやっていない
- 電話料金は月500円(15分)程度、SMSはいろんな認証に使うくらい
- キャリアメールアドレス(ezweb.ne.jp)は結構使ってる
そんな感じでした。次は、今手元にある携帯を確認してみましょう。
- Apple iphone5s(現在使用中)
- HITACHI W63H(以前の携帯)
でした。次は、安くする方法を考えて見ましょう。
携帯電話料金を安くするには?
ざっと考えていくつか選択肢があります。
- auで、低料金のプランに変更する
- MVNOと契約する(MVNOのみ。またはauとMVNOの2台持ち)
ちなみに、MVNOっていうのは「既存の通信インフラの一部を借り受けてサービスを提供する事業者」のことです。詳しくはこちらをどうぞ。
MVNOとは? | OCN プロバイダ(インターネット接続)
まず、『auで、スマホ低料金のプランに変更する』ですが、iphone5sでは今のところこれが限界のプランです。はい、却下!3月中に更に安いプランがでるんですが、正直それでも高いんですよね…。
「スーパーカケホ」に1GBのデータ定額サービス登場! | 2016年 | KDDI株式会社
続いて『MVNOと契約する(MVNOのみ or auとMVNOの2台持ち)』と書いていますが、『MVNOのみ』の場合は、データ通信や音声通話、メールアドレス等すべてをMVNOと契約するということ。『auとMVNOの2台持ち』の場合は、データ通信はMVNO、音声通話とメールアドレスはauと使い分けるということです。こっちは現状にくらべて、MVNOのみの契約だろうと、2台持ちだろうと安くなります。
これらから、現状考えられるのは『MVNOと契約する』です。次は、MVNOのみと、auとMVNOの2台持ちの場合のメリットデメリットを考えます。
MVNOのみ/au+MVNOのメリットデメリット
MVNOと契約する機種はiphone5sですので、まずはiphone5sが使えるMVNOを探すことになります。
色々と調べた結果、『mineo(マイネオ)』という会社で非公式ながらiphone5sが使えるようなので、会社は『mineo』に決定。実際、きちんとつかえました。
では、仮にmineoと契約した場合の『MVNOのみ/au+MVNO』双方のメリットデメリットをみてみましょう。
MVNO | au+MVNO | |
利点 |
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欠点 |
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|
まあ、両方見てみると、契約前に大変なのが『MVNOのみ』、契約後に大変なのが『au+MVNO』ってとこでしょうか…。
費用の違い(変更費用・維持費)
ここで考えるべきなのは
- auとmineoそれぞれのプランの料金
- 現在の通話料金
- 各手数料
- 解約金
- 分割の端末代
くらいでしょうか。では実際のそれぞれの料金がどうなっているかというと、
- auのプランSSは934円(1000円分の無料通話付き)、mineoのプランA,3GBはシングルプランで900円、デュアルプランで1510円
- 現在の通話料金は多くて500円
- auの機種変更手数料は3000円・MNP転出料は2000円。mineoの契約事務手数料は約1000円(通常3000円だが、エントリーパッケージ使用で安くなる)
- auの割引途中の解約金は9500円(更新月での解約なら無料)
- 端末代金は人それぞれだとは思いますが、僕の場合12150円
ちなみに、全て税抜きで計算しています。それでは実際に『MVNOのみ/au+MVNO』それぞれで、具体的にどのくらいの費用になるのか計算したいと思います。
実際にかかる総費用
解約・契約するときにかかる費用と、初月にかかる費用を合計しています。実際には日割りになったりするんでしょうがそこは面倒なので計算していません。
候補1 iphone5sをmineoにMNPして、Aプランのデュアルで運用
- mineo プランA,3G,デュアル 1510円
- mineo 通話料 500円
- auのMNP転出料2000円、mineoの契約事務手数料 1000円
- auの解約金 9500円
- auの残り端末代金 12150円
合計 26,660円(維持費は1510+500=2010円)
候補2 auでW63Hに機種変更(プランSS)、iphone5sはmineoのAプランシングルで運用
- mineo プランA,3G,シングル 900円
- au プランSS+EZ 1200円+α(通話料はプランSSの無料通話分(1000円分)に含まれるため0円、α分はEメールのパケット代金)
- auの機種変更手数料 3000円、mineoの契約事務手数料 1000円
- auの解約金 0円
- auの残り端末代金 12150円(実際はそのまま分割払い可能)
合計 18250円+α(維持費は900円+1200円=2100円+α)
合計で言えば候補2のほうが安いです。ほぼ解約金があるかないかの差ですね。しかし、候補2のほうが若干維持費が高くなりました。
余談ですが、解約金が絡んでくる『2年縛り』に関して、auは「来年度早めに『2年縛り』を見直し、自動更新を廃止する。」としています。
解約金自体がなくなってくれたらいいんですが、あんまり期待できなさそうなんですよね…一応自分の契約の更新月は確認しときましょう。
[解約金]携帯・ネットを契約したらすぐに確認しておきたいこと[違約金]
結論
これらから、僕は候補2の『au+MVNO』の2台持ちにすることにしました。
理由としては、
- すぐに支払う費用が少ない
- メールアドレスの変更がない
- 通話料をそこまで気にしなくて良い
ということが大きかったです。後々、更新月あたりのタイミングで2台持ちを解消してMVNO一本にするとは思います。が、それは僕の場合1年後くらいの話になるので、それまでにゆっくりメールアドレスの移行などを済ませていきたいですね。
とにかく、携帯料金を安くするならMVNOとの契約は必須だと思います。詳しく解説しているサイトは多いので、いろいろと検索してみてください。
『auのスマホ→ガラケーの機種変更』や『mineoの申し込み』は以下の記事を参考にしてみて下さい。
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