スマホの防水ケースやアクションカメラの水中ハウジング(防水プロテクター)などの商品を使う際、一番怖いのは『水没』です。
万が一、水没したらスマホやカメラは壊れちゃいますからねw高価なものが一瞬でパーです。
ということで、これらのものを実際に使う前に行っておきたいのが『防水テスト』。テストを行うことで、不良品かどうかを使用する前にしっかり判別することができ、水没事故を防止することができます。
今回は、ティッシュを用いた簡単な防水テストの方法について紹介したいと思います。
用意するもの
- 防水テストに用いるケース類
- 普通のティッシュ
- タライなど
- おもり
です。今回は、僕が愛用しているスマホの防水・防塵ケース(↓のやつ)を例として紹介していきたいと思います。
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ティッシュを用いた防水テストの方法
防水ケースの中にティッシュをいれる
まずは、ケースの中にティッシュを入れます。
このとき、ケースの防水シール部分などの隙間にティッシュを挟まないように注意。
挟んでしまうと、ケース内に浸水してしまう場合があり、商品の不良なのかどうなのかが判別できなくなります。
タライなどの中に、防水ケースを沈める
ティッシュ入りケースが準備できたら、タライ等、ケースを充分に沈められる深さのある容器に水を張りましょう。
その後、ケースを沈めてその上からおもりなどを置いておきます。
今回はおもりとして水をいれた手桶を使いましたが、とりあえずケースが沈めばおもりは何でも良いです。
文鎮なんかをケースに紐で巻きつけてもいいかも。
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ケースの防水等級(『IPX7』の『7』の部分)にもよりますが、この数字が7,8ならば30分ほど沈めておいて様子をみれば良いと思います。
今回使った防水ケースはIP68なので、とりあえず30分ほど沈めてみました。
※水面下での使用が予想されている等級は7,8のみです。6以下は水面下での使用は想定されていない等級です。注意!
沈めた後、水気をよく切ってティッシュを確認
30分沈めたら、まずはケースの水気を完全に取ります。
沈めた直後のケースは、下の写真のようにずぶ濡れになってるはずです。
ここで、しっかり水気を取っておかないと、いざティッシュを取り出した際に濡れていた場合、それがケース外のものなのか浸水したケース内のものなのかがわからなくなってしまいます。
しっかり水気を取ったら、ティッシュを取り出して濡れていないかどうか確認しましょう。
確認して、濡れていなければ防水性については一安心ということになります。僕のスマホケースも大丈夫でした。よかったー。
テスト後のケース使用時の注意点
もしこの防水テストを行って問題がなかった防水ケースに、実際の製品(スマホやカメラ)を入れた際に「あれ、ティッシュを入れたときのようにケースがうまく閉まらない・・・。」という時は要注意です。
『しっかりケースが閉まらない=防水できていない』ということなので、そのまま使用してしまうと、ケース内に浸水、最悪水没してしまうことがあります。
これらの原因としては、例えばスマホであれば『液晶に貼ったガラスフィルムが厚すぎる』などがありますので、うまく閉まらない場合は確認するようにしましょう。
まとめ
- 防水ケース使用前には必ず防水テストを
- 防水ケースにティッシュを入れて、水に沈めることで簡単にテストできる
- ケースにティッシュを入れるときに、防水シール部分に挟まないように注意
- ケースからティッシュを取り出すとき、しっかり水気を取ってティッシュを取り出すこと
- 実際にケースを使用する際、テスト時のようにうまく閉まらない場合は水没の可能性あり。要注意
個人的にスマホの防水ケースを利用するのが初めてで、きちんと防水してくれるのか少し不安な面がありました。
ですが、防水テストをして完璧に水を防いでくれたので、「これなら大丈夫だな!」と心おきなく使用することができそうです。
テスト自体はとても簡単にできますし、万が一の可能性に備えて使用前にきちんとテストしておきましょう!
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