みなさんはバイクに乗って何をしたいですか?
「ツーリングをしたい、通勤通学に利用したい、峠を攻めたい…」などなど、たくさんあると思います。
しかし、1台のバイクでそれら全てを満足させるというのは難しく、納得のいくバイク選びも中々できません。
そこで、どのようにすれば納得のいくバイク選びができるのか。初心者ながら考えてみました。
[初心者必見!]バイクの決定~免許取得・バイクに乗るまでの流れまとめ
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バイクに乗る目的を明確にする
バイクは車以上に主要目的毎に種類分けがされており、目的に応じて最適な車体構成やエンジンになっています。
憧れのバイクに乗りたいという気持ちも大事ですが、憧れだけで自分の目的とは全く異なるバイクを選んでしまうと、結果的にバイクから遠ざかってしまう可能性もあります。
そのため、まずはバイクに乗る目的を明確にしましょう。
ちなみに、自分の目的は以下のような感じ。
- 旅やツーリングを楽しみたい
- 好きなデザインのバイクに乗りたい
- バイクを思うままに操りたい
- 日常生活で使いたい
目的の優先順位を決める
自分のバイクに乗る目的を洗いだしました。
次にどの目的を優先するか、優先順位を決めましょう。
先ほどの目的に優先順位をつけると、こんな感じに。やっぱツーリングっしょ!
- 旅やツーリングを楽しみたい
- 日常生活で使いたい
- 好きなデザインのバイクに乗りたい
- バイクを思うままに操りたい
目的に対してどのような性能が求められるか考える
優先順位を決めたら、それぞれの目的に対してどのような性能が求められるかを具体的に考えましょう。
考えられるだけ考えて書き出してみたのがこちら。
1. 旅やツーリングを楽しみたい
- 走行時の安定性が高い
- 航続距離(燃費×タンク容量)が長い
- 積載性能が高い
- 高速道路を走れる
- 長時間乗っても楽
→車体の大きい(排気量が多い)バイク
→燃費が良く、タンク容量が多いバイク
→もともとの積載性能が高い、又はカスタムで積載性能を上げることができるバイク
→250cc以上のバイク
→乗車姿勢が楽であったり、シートが柔らかく幅広いようなバイク
2. 日常生活で使いたい
- 燃費がいい
- 気軽に乗れる・小回りが利く
- 積載性能が高い
→車体が小さいバイク
3. 好きなデザインのバイクに乗りたい
- ネイキッド・ストリートファイター系
- メーター周りがデジタル
4. バイクを思うままに操りたい
- MT車
- ネイキッド・スーパースポーツ系のバイク
求められる性能を書き出す
ここで先ほど挙げた求められる性能をまとめます。
『目的-求められてる性能』というように書いてます。
1が「旅・ツーリング」、2が「日常生活」、3が「デザイン」、4が「操作性良いやつ」です。
- 1-車体の大きい(排気量が多い)バイク
- 1-燃費が良く、タンク容量が多いバイク
- 1-もともとの積載性能が高い、又はカスタムで積載性能を上げることができるバイク
- 1-250cc以上
- 1-乗車姿勢が楽であったり、シートが柔らかく幅広いようなバイク
- 2-燃費がいい
- 2-車体が小さいバイク
- 2-積載性能が高い
- 3-ネイキッド・ストリートファイター系
- 3-メーター周りがデジタル
- 4-MT車
- 4-ネイキッド・スーパースポーツ系のバイク
まとめたものを眺めていると、目的が違っても求められている性能が同じものもあれば、逆の性能が求められていることもあります。
ということで、求められている性能が同じであれば素直にまとめましょう。
また、逆の性能が求められている時、例えば「1-車体の大きい(排気量が多い)バイク」と「2-車体が小さいバイク」のような場合は、1の性能を優先して、「1,2-比較的車体の大きいバイク」とすると良いと思います。
同じような作業を繰り替えして、求められる性能をまとめてみます。
- 1,2-比較的車体の大きいバイク
- 1,2-燃費が良く、タンク容量が多いバイク
- 1,2-もともとの積載性能が高い、又はカスタムで積載性能を上げることができるバイク
- 1-250cc以上
- 1-乗車姿勢が楽であったり、シートが柔らかく幅広いようなバイク
- 3,4-ネイキッド・ストリートファイター系(次点でスーパースポーツ系)
- 3-メーター周りがデジタル
- 4-MT車
こんな感じになりました。だいぶ絞られてますね。
バイク購入候補決定
ここまできたらあとはまとめた性能を重視しながらバイクを選んでいくだけです。
できる限り上位の性能を優先して、バイクを選んでいきます。
例えば「3,4-ネイキッド・ストリートファイター系(次点でスーパースポーツ系)」と「1-乗車姿勢が楽であったり、シートが柔らかく幅広いようなバイク」なら「1」のほうを優先します。
ある程度候補を絞り込んだら、購入予算と相談しつつバイクを決定しましょう。
予算に応じて上記の条件が満たされない部分も出てくるとは思いますが、最低限の条件(上記でいうと「1,2-…」の条件)は満たされるようにするべきです。
それすらも無理な場合は、購入の見送りも検討するべきだと思います。
まとめ
自分の場合、上記のような選び方で選んだバイクがCB250Fでした。
希望する性能を満たしつつデザインも自分好みというバイクだったので、非常に満足しています。
「購入後に様々な不満が出てきて最終的に乗らなくなってしまった…。」なんてことにならないように、最低限の性能を確保して、満足のいくバイク選びをしましょう!
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