AmazonPrimeで無料だったし、インフルの疑いで部屋からも出られなかったんで暇つぶしにと思って見始めました。
ポスター絵からは、「宇宙探査がメインの映画かな?」と思ったんだけど、だいたい合っててだいたい合ってなかった。
※写真は地球っぽくない地表をしている北海道硫黄山
パイロット→農家のオッサンの主人公とそろそろヤバイ地球
いきなりかっこいいオッサンが戦闘機の中でハアハアいっている絵からアメリカ式の農業風景に移って映画は始まる。
最初は何を見せられてるんだと思ったけど、砂嵐による作物の育たなさや疫病の蔓延、それによる食物や酸素の欠乏でもう地球はかなりヤバイっすという物語の背景の話でした。
非科学的なポルターガイストからNASAを発見、そのまま宇宙に出発することに
で、ポルターガイスト的に本が落ちたり、砂嵐の砂が意図を伝えるように落ちているところを娘と見たりしたことからNASAの基地を発見。
そして旧知の教授から頼まれて、ワームホールを利用して地球の銀河外に住める惑星を求めて出発するって感じ。
そこで息子には「良い農家になれよ、愛してる」でいい感じのお別れ、娘には「とにかく愛してるぞ」でちょっと寂しくお別れ。
宇宙の映像は綺麗で神秘的。惑星探査は環境が酷かったり人間が酷かったり・・・
宇宙の映像はかなり綺麗で、宇宙空間を映しているときに無音になるのは良かった。そのおかげでかなり神秘的。
住める希望のある惑星には1惑星1人で12人がいっているんだけど、実際は惑星が厳しい環境であったりして反応があるのは3人。
その中で更に取捨選択をして、行ったはいいものの環境が外れで人もいなかったり、寂しさに負けて嘘の情報を送っていたり・・・。
最終的に主人公が自分を犠牲にするも、色々話が繋がって奇跡的に助かる
その過程で4人だったクルーは主人公と旧知の教授の娘の2人だけになって、さらに主人公は人類は救えるけど自分はほぼ死亡確定のブラックホールにレッツゴー。
が、そこで序盤のポルターガイストなんかと色々話がつながって伏線回収。ついでに助かる。
最終的にはそこそこの人類が新しい住めるような惑星に渡れそうで一安心って話でした。
『大切な人間の為』という動機はエゴを越える
『人間が他の誰かのために自分を犠牲にして行動を起こす』というのは、自分の手の届く範囲の人間に対してしか行えない
ということを示したかったのかなと。
人間的にも優秀で、『人類の為に』と言っていた博士が寂しさに負けて嘘情報流したり簡単に他人を裏切ったりしちゃったし・・・
『大切な誰かのために何かをする』という動機だけが、最終的に自分のエゴも越えられるものであるってことなのかなと。
主人公だけでなく、その娘ちゃんは父の為に待ち続ける、息子ちゃんは父の農場を守るってことでそのテーマを示してた気がしますね。
まあ、『大切な人の為』という動機も元を辿ればエゴに行き着きそうなきもするんですけど・・・それはもういいや!
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