バイクを駐車した時に、ヘルメットをどのようにして置いておくか、これは好みが分かれるところだとは思います。
例えば、ミラーにメット本体をかける、ハンドルにあご紐をかける、はたまたタンクに置く、座席に置くなどなど。
ただ、これらは単にかけたor置いただけなので、当然、誰でも簡単に持っていけます。防犯上よろしくない。
それを防ぐためにも、バイクには基本的にロックをかけられるヘルメットホルダーがついています。使い勝手はというと、「うーん。微妙。」といったものですが…。
今回は、そのヘルメットホルダーの使い方をご紹介。CB250Fを使って説明しています。
※別売りのヘルメットホルダーについてはこちらにまとめています。
用意するもの
- バイクのキー
これだけ。ロックする際に使うワイヤーなどは標準装備されているはずです。
利用時の流れ
まず最初に、リアシートをキーを使って開けます。「ガチャッ」と音がするので分かるはず。
リアシートを取り外し、積載スペースからワイヤー(赤枠部分)を取ります。
こいつですね。結構短いです。
今とったワイヤーをヘルメットのあご紐などに通して突起(赤枠部分)にひっかけてヘルメットをロックするというわけです。
試しにひっかけてみますが、ひっかけるときはこんな感じでひっかけます。
次は、ワイヤーをあご紐のリング部分などに通していきます。
ここでワンポイント。リングに通したワイヤーを突起にかけるときは、画像のようにただリングを通して、ワイヤー両端の輪をかけるのではなく…
このように、片方の輪をもう片方の輪に通して、ワイヤー自体で輪を作るようにしておきます。
この後は、先ほどの突起部分にワイヤー片方の輪をかけて、リアシートを閉めたらヘルメットのロックは完了です。
ちなみに、先ほどワイヤー自体で輪を作ったのは、リアシートを閉める際に閉めやすくなるため。ワイヤー両端の輪をかけた状態でしめようとすると、厚みがでてリアシートが非常に閉めづらいです。
ただし、ワイヤー自体で輪を作った状態にしてもリアシートは閉まりづらいので、閉める際にはきちんと音がなるまで閉めましょう。開けた際と似たような音がするはずです。
横から見るとこんな感じになっています。これで防犯性もアップですね!
ホルダーからはずす際には、キーを使ってリアシートを開け、ワイヤーを外せばOK。ワイヤーをきちんと元の場所に戻して、リアシートはきちんと閉めておきましょう。
使い心地
毎度毎度このホルダーを使っていると、使うたびにリアシート開けて、ワイヤーひっかけて、リアシート閉めて…としないといけないので、正直面倒になってきます。
時々ツーリングに行くときにしかバイクに乗らないという方ならまだ耐えられるかもしれませんが、バイクを日常的に使用する方だと面倒くささに耐えられないと思います。
また、メットの下部分が上を向いてしまうため、雨が降ったりするとメットの中が濡れてしまうという欠点もあります。
利用時の注意
インキーしてしまう可能性がある!
利用時の注意点として、これだけは覚えておいてほしいのが、インキーをしてしまう可能性があるということ。
リアシートはしっかり閉めるだけでロックされるので、この時にキーを積載スペースに置いたままにしてしまうとインキーしてしまいます。
絶対に、キーを積載スペースにいれないように!保険証や積載工具を取り出すときも心がけておきましょう!
まとめ
- 使い方は、「リアシート開ける→ワイヤーをヘルメットのあご紐リングに通す→突起部分にワイヤーの輪をかける→リアシート閉める」。
- ワイヤー自体で輪を作ったほうが、リアシートを閉める際に楽。
- 使い心地は微妙。毎日利用する人はきっと面倒くささに耐えられない。また、雨の日はメット内部が濡れてしまう。
- インキーしてしまう可能性が高いので注意。
お金がなかったので長いこと別売りのヘルメットホルダーが買えず、最近まで利用していました。
つまり、「普通に使えはするけど少し面倒だな…」という使い心地。お金がなければ許容できる面倒くささです。
とりあえず一度使ってみて、耐え難く感じたら別売りのメットホルダー買えば良いと思います。
こちらの記事にヘルメットホルダーをまとめていますので、参考にどうぞ!
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