車に乗る人なら一度は気にしたことはあるであろう『車内の臭い』。
自分だけならまだしも、誰かを乗せたりする時は特に気になりますよね?
そんな臭いを可能な限り無臭化するために調べたり実践した結果、個人的に満足できるレベルになりました。
ということで、今回は試してきた方法やその結果についてまとめました。
なぜ無臭化を目指すのか?
「臭いをおさえることができるなら、別の良い匂いでごまかしてもいいんじゃ?」
と、最初は思ってたんですけど、これについては3つの理由からやめることにしました。
1つ目の理由は、他の臭いと混ざると強烈に臭いから
汗の臭いや食べ物の臭い、エアコン臭と混ざるともうくっさいです。
本当に気持ち悪くなってきますw
2つ目の理由は、自分は匂いに慣れるが、他の人はそうではないから
車に頻繁に乗る自分自身は、どんなに強い匂いであってもその内慣れます。
ただ、時々乗る人はそうではなく、たいてい乗る際に「匂い強っ!」と思うはずですw
それが好みの匂いであればいいんですが、そうでなければ車に乗っている間、ある意味嫌な臭いの中にいることになってしまうんですよねw
それを防ぐためにも、無臭に近づけていくのが無難な選択かなと。
3つ目の理由は、車自体の消臭機能とバッティングするから
車自体にはエアーフィルターや、最近はプラズマクラスター(空気清浄機能)など、『臭いを消す』機能がついています。
ですので、良い匂いであってもそれを強くしてしまうと、これらの機能が活かされなかったり、機能自体の寿命が短くなってしまいます。
それを防ぐためにも、無臭化を目指したほうが良いですよね。
臭いの元は主に内装とエアコンの2つ!
臭いの元は
- 車内の内装についた臭い
- エアコンからの臭い
の2つに大別されます。
ということで、それぞれの臭い対策をしていきましょう。
まずは車内の内装についた臭いを取る!
『車内の内装』というのは、
座席のシートはもちろん、足元のフロアシート、天井、トランク、インパネまわりなど・・・
とにかく車内の目に見える部分を指しています。
これらに食べ物や人・ペットの体臭、タバコ臭が蓄積され、臭いを出しています。
対策としては拭き掃除が意外と有効です。
表面を拭き掃除するだけでもたいていの臭いを取り除いてくれます。
シート等取り外しのできないものは拭き掃除して、フロアシートなど取り外せるものは車外でホコリを落としたり拭いたりして綺麗にしましょう。
内装からでる臭いをおさえる!
次はこれらの臭いをおさえていきます。
基本的には芳香剤に頼ることになるので、実際に色々な芳香剤を試した結果を見ていきましょう。
かなり匂いのきつい芳香剤
一番有名だと思うのは、『葉っぱの形の芳香剤』。
匂いがキツすぎて、もはや自分でもイヤになってくるレベルです。
特に、夏場の汗臭などと混ざると本当にキツイ。
匂いが強いほうが良い人はいいのかもしれませんが・・・。
あと、吊り下げるタイプのものは運転中に動いて目障りなのもマイナス。
匂いが薄い(といわれている)芳香剤
『微香タイプ』と呼ばれるもの。
エアコンの吹き出し口につけるタイプを使っていました。
結論からいうと、これでも匂いはきついです。
というのも、これらのタイプは車内におきっぱなしなので、結局匂いがどんどん蓄積されていくんですよねw
自分はその匂いに慣れてくるんですが、他人が乗る時にはかなり匂いを感じる様子。
それと、1ヶ月程度で1つ使い切るのも金銭的に辛い。
置き型の無臭の消臭剤
透明のボールが入ったタイプ。
これは、無臭なので匂い自体はすっきり消してくれます。
が、基本的にサイズが大きいのでおき場所に困りました。
足元に置いてると時々倒れたり、運が悪いと蹴飛ばされたり・・・w
それと、これも約1ヶ月しかもたないところが金銭的に辛いです。
リセッシュなどの消臭スプレー
と、数々の試行錯誤を経て至った今の方法。消臭スプレー。
「基本的に匂いはシートや内装につくので、それさえ取り除けばよくね?」という発想から至った方法。
乗車後に人がのったところに2,3回。
匂いが気になる時は乗車前や、天井のフェルト部分にもすると効果的です。
これで、『臭くはないし、かといって匂いがきついわけでもない』というほぼ無臭の状態を維持できている気がします。
また、乗る時にしかスプレーしないので効率的でかなりもちます。
ちなみに、無臭が良いならリセッシュのほうがオススメ。
多少香りをつけたいならファブリーズのほうがオススメです。
エアコンの匂いの元は家のエアコンと同じ
エアコンのあの悪臭の元は、カビやゴミなどの臭いです。
家のエアコンと一緒で、フィルターにゴミがついたり、本体にカビがついちゃうんですよね・・・。
その臭いが、エアフィルターやエアコン本体を通してやってくるので臭いってわけです。
エアコンの臭いは素人だと取りにくい
エアコンの臭いの元は目に見えない部分なので、素人だと取りにくいです。
一応、フィルター(エアフィルター)は取り外しできる部分にあるので、フィルター掃除をできないこともないですが、エアコン本体はほぼ無理ゲー。
ですので、元の臭いを取るのは業者にまかせましょう。
※試しに2年弱つけていたフィルターを交換すると、それだけでもエアコンの悪臭はだいぶ改善されました。
エアコンの臭い対策は予防を重点的に。
ということで、エアコンの臭い対策はカビをつけない予防が重点的になってきます。
方法は簡単。
夏場にクーラーを使ったあと、1~2分だけ窓を全開にして暖房を最高温度でまわす。これだけ。
ようするに、発生した水分を暖房で乾燥させようってことですね!
意識しておくだけでもだいぶ違うと思うので、頭に入れておきましょう!
まとめ
- 車内の臭いは『匂いでごまかす』のではなく『無臭化』がオススメ
- 車内の臭いは『内装についた臭い』と『エアコンの臭い』の2つが主
- 内装についた臭いは拭き掃除でだいぶとれる
- 内装の臭い予防は消臭スプレーがオススメ
- エアコンの臭いはカビやゴミが原因
- クーラー後の1~2分間の暖房でカビを予防しよう
車の臭いはちょっとした対策で改善できます。
快適な車内で運転できるように、日頃から意識しておきましょう!
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