『信用』や『信頼』って、されないよりはされたほうがいいけど、実際どんな効果があるの?
てかこれらに違いってあるの?ってことが気になってました。
てことで、自分なりの考えをまとめました。
『信用』を繰り返すことで『信頼』ができる
そもそも、『信用』は
『Aに求めた物事に対して、きちんと求めた物事が返された』
という事実で成り立っています。
そして、これが繰り返されることで『信頼』が生まれてきます。
信頼は
『Aに物事を求めたら、求められた物事がきちんと返されるはず』
という意見ですね。
別の言い方をすると、
『欲求通りになったから”信用”できる』→『”信頼”できるから欲求どおりになる』
ってことにもなりますね。
信用・信頼は個人だけでなく集団にも発生する
信用・信頼は個人はもちろん、さらに大規模な集団にもかかります。
たとえば、『~大学の人だから頭の良さは信頼する』とか、『日本人だから親切さは信頼する』とか。
この場合は、その個人ではなく集団が信頼されているだけなので、個人が信用を失うような行為を続ければその個人が信頼されなくなり、さらには集団にも影響を及ぼす可能性があります。
信頼はする側もされる側もWINWINになる武器!
さて、信用によってもたらされた信頼ですが、これは非常に強力な武器になります。
信頼する側からすると、
- 結果が安定するので予測をたてやすい
- 情報の裏を取る必要がなく効率的
- 大丈夫という安心感がある
信頼される側からすると
- 多少の論理の破綻があっても納得されやすい
- 証拠がなくとも情報を信じてもらいやすい
- 自尊感情が満たされる
つまり、信頼はする側・される側お互いに効率的であり、精神的にもプラスになるという非常に強力な武器になるってことです!
使い方を誤ると、諸刃の剣にもなる
が、世の中良いことばかりじゃないので信用・信頼には欠点もあります。
それが、『信用・信頼が間違っていた場合』
これには色々と理由が考えられます。
たとえば、
- 『そもそも信用していた内容が間違いや虚偽だった』
- 『当初は信頼に値していたが、次第にそうではなくなっていたことに気付かなかった』・・・などなど
頭から騙すつもりのサギであったり、大会社のデータ不正など次第に中身が腐っていく場合がそうですね。
この場合は、『信用・信頼していたことがそうでなくなる』ので、信用・信頼に付随した情報や行動、結果が全てパーになる恐れがあります。
まさにプラスにもマイナスにもなり得る諸刃の剣ですね。
誰もが信用・信頼の効果や重要性を理解し、その状態を保つのが大事
このように、信用・信頼は非常に有効な武器ですが、使い方を誤ると大ダメージを負う諸刃の剣です。
そのため信用は慎重に行い、また信用される為に誠実に行動すること。
そして、互いに信頼のためにその状態を保つことが大事です。
信頼する側は時折信頼した相手が間違っていないか確認し間違っていればきちんと指摘する。
信頼される側は信用に応えるための行動を続けていく。
そうすることで、信用・信頼は有効な武器として機能し続けていくと思います。
まとめ
- 信用を繰り返すことで信頼できる
- 信用・信頼は個人だけでなく集団にも発生する
- 信頼はする側・される側ともにWINWINな武器
- ただし、使い方を誤れば諸刃の剣にもなる
- 誰もが信用・信頼の効果と重要性を確認し、保っていく姿勢が大事
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