2018年に2期、3期とアニメ放映された『オーバーロード』。
ここ最近見始めてすぐにどハマりして、原作のラノベを買うまでに。
ということで、どのへんが面白かったのかまとめました。
内容は『ゲームの中に入り込む』+『俺TUEEE』の組み合わせ
簡単にあらすじを言うと、
『ほぼ最強までキャラを育ててたオンラインゲームにサービス終了時までログインしてたら、サービス終了されずにそのキャラになってしまった!さらにそのキャラの配下だったNPCが自我を持って動き出したから支配者ヅラしないといけなくなった!!』ってやつです。
テンプレ的な要素の『異世界に行ったらなんだかんだで俺TUEEEE!!!』と似ていてこれだけだとあんまり魅力ないんですが・・・
一般人要素と王的要素、人の要素と怪物の要素の対比
主人公は家と会社を往復するだけの、趣味と言えばオンラインゲームしかない社会人、要するにただの一般人。
それがいきなり多数の配下から崇拝される王であり、人でない怪物になります。
配下が王として崇拝し手放しで賞賛する一方、内心では一般人が懸命に王らしく振舞ってなんとかなったと胸をなでおろす。
この対比はこっけいな感じ。
一般人な面をもちつつ、怪物になったことで人の殺傷に抵抗がなくなりほぼ全てを損得で合理的に考えるようになる。
この対比は怖い感じ。
これらの対比の場面がいくつもでてくるので、感情が大きくふられる点が面白く感じる1つの理由かも。
臆病にしっかり考えて、読者が分かる程度で行動する
主人公はある目的を掲げて、それを臆病なまでに考えて行おうとします。
配下の行動には裏があるんじゃないかとしつこく疑ったり、戦闘時にはゲーム的な考え方(耐性とかヘイトとかダメージ計算とか)を組み立てて戦ったり。
要するに、よくありがちな『なんか理屈おかしいけど俺凄い!強い!!!』って感じじゃなくて、『これならいけるんじゃないか・・・?お、やっぱいけるやん!!』なんですね。
そして、それを軽く考えれば分かる程度でやってくれるのが良い!
読者として考える労力はそこまでないけど、考えて分かった実感は得られるみたいな。
ちなみに、『主人公が分かっていないのに、配下は分かっている』みたいな場面では、たいてい読んでるこっちも分からない状態なので、主人公と一緒に「え、どういうこと?」って感覚を共有できるのも楽しいですね!
キャラデザ&音楽が良い
主人公・配下は基本的に人外で、人っぽいのもいれば明らかに人でない者もいて、キャラのデザインが非常に立っています。
それと音楽!特にOPが良い!とりあえず一回見てみたら分かります!!
とりあえず1度見て欲しい!気に入ったら小説も!!
今のところ、AmazonPrimeで1期~3期まで見ることができるので、ぜひ1期だけでも見てみてください!
アニメを見て気に入ったなら小説も見ることをオススメします!
丸山 くがね KADOKAWA / エンターブレイン 2017-12-01
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アニメよりも深く主人公の心情や行動の意味など知れるのでより楽しいこと間違いないです!!!
小説を読むのが苦手という方は、小説を『聴く』ことができる『Audible』というサービスの無料体験をAmazonがやっているので、こちらを利用してみるのも良いと思います。
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