ニートの試行錯誤

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[バイク・自動車]任意保険の対人・対物賠償額は無制限でいいの?

   

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自動車やバイクに乗る人の多くがはいっている任意保険。その任意保険の対人、対物賠償額については、「とりあえず無制限にしておけばいい。」という意見をよく聞きます。

果たして、本当にそうなのか? 加入の状況や高額賠償判決例を見ながら考えてみました。

※データは『ディスクロージャー|損害保険料率算出機構』の「自動車保険の概況平成26年度」を参考にさせていただきました。

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加入率の現状

まずは実際に加入している人はどのような条件で加入しているのかを見てみましょう。

対人賠償責任保険の場合

2,000万円まで 2,000万円超5,0000万円まで 5,000万円超1億円まで 1億円超2億円まで 無制限
0.2% 0.1% 0.3% 0.0% 99.4%

対物賠償責任保険の場合

500万円まで 500万円超1,000万円まで 1,000万円超 無制限
3.0% 3.8% 1.7% 91.5%

やはり対人、対物ともに無制限で加入している方が多いようです。特に対人は無制限が99.4%とほとんど全ての人が無制限で加入しています。対物も対人ほどではないものの、91.5%の人が無制限で加入しています。

平均支払保険金

次に平均支払保険金を見てみます。対人賠償においては死傷者1名当たり、対物賠償においては1事故当たりとなっています。

平成25年度、対人賠償においては78万円対物賠償においては27.4万円です。

平均支払だけを見てみると、対人・対物ともに最低限の賠償額でいいような気もしてきますね。

高額賠償判決例

無制限をおすすめする根拠としてよく示される高額賠償の判例を見てみます。人身、物損それぞれ判決例の上位3例を挙げてみました。

人身事故の場合

認定総損害額

態様 判決年月日 被害者
性別年齢 職業
5億2,853万円 死亡 H23.11.1 男 41歳 眼科 開業医
3億9,725万円 後遺 H23.12.27 男 21歳 大学生
3億9,510万円 後遺 H23.2.18 男 20歳 大学生

※後遺は後遺障害の略

このほかにも十数例の高額判例が紹介されており、全て態様が死亡または後遺であり、3億円を超える判決例でした。

対物事故の場合

認定総損害額 判決年月日 被害物件
2億6,135万円 H6.7.19. 積荷(呉服・洋服・毛皮)
1億3,580万円 H8.7.17. 店舗(パチンコ店)
1億2,037万円 S55.7.18. 電車・線路・家屋

物損事故の場合は損害額が1億円を超えているものは上位5件のみ。5,000万円を超えているものは1件のみでした。

いくらにするべきか?

様々なデータを見てきましたが、やはり対人・対物ともに無制限に加入するべきだと思います。支払平均額は対人・対物ともに比較的低額ですが、上を見てみるととても払いきれない額になっていますしね。対物に関しては2000~3000万円でもいいかと思いますが、年間の保険料もそれほど変わりませんし、万が一のことを考えると無制限が安心かと。

それでも、少しでも安く抑えたい方は一度条件を見直して見積りするといいかもしれません。2015年10月31日までの期間限定で図書カード1,000円分があたるキャンペーンもやっているようです。

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保険は万が一の備えですので、しっかりと考えて十分な備えをしておきましょう。

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