アレルギー性鼻炎(ハウスダスト)をなんとかしようと、最近は毎日掃除をしています。
フローリングなので掃除はクイックルワイパー&コロコロ(面倒な時はクイックルワイパーオンリー)でやってたんですが、どうも鼻炎が改善される感じがしない。
で、「もしかしたらフローリングの溝にワイパーでは取り切れないハウスダストが貯まっているのかも」と仮定。
加えて、ワイパーで取り切れない毛なども取りたいので掃除機を導入しようと思いました。
一応、家には昔ながらの掃除機とスティックタイプのやつがあるんですが、自分の部屋を掃除するだけだと取り回しが悪かったり吸引性能が過剰だったり、排気で逆にハウスダストを巻き上げることになるんじゃないかと断念。
なので、新しくコードレス掃除機を買って試してみることにしました!
コードレス掃除機に求める点
求める点は、
・コードレスならではの取り回しの良さ
・自分の部屋を掃除しきれるバッテリー容量
・ホコリや毛は確実にとってくれる吸引力
・排気の綺麗さ(匂い)とホコリを巻き上げない排気場所
・おためしに買いやすい値段
こんなところです。
購入したコードレス掃除機の概要
これらを踏まえて購入したのが、アイリスオーヤマの『IC-SLDC8-W』。
この商品の特徴としては以下
・軽い(1.2kg ※延長パイプとフロアヘッド装着時)
・コンパクト(幅約23.6x奥行約16.2x高さ約100.3(cm) ※延長パイプとフロアヘッド装着時)
・コードレス掃除機としては安い部類
・ほこりセンサーで綺麗になったかどうかがわかる
・センサーで自動で吸い込み強度を調整してくれる。結果、運転時間を最適化してくれる(最長約30分)
使ってみて
コンパクトで軽い!小さ目のヘッドで狭い場所も結構入る
まず、触ってみるとコンパクトで軽い!
感覚的にはかなりゴツめのクイックルワイパーって感じです。
ヘッドの高さは約6cmで、この高さまでの隙間ならヘッドが入るので掃除できます。
6cmがどのくらいかというと、既製品のメタルラックなどの下にはギリギリで入らないくらいの高さです。惜しい。
バッテリーもちは部屋の状況による。1部屋は余裕
バッテリーもちを調べるために、自動モードでほこりセンサーが反応しなくなるまで掃除してみました。
1年ほど掃除機をかけていなかった(ワイパーはかけていた)4畳半フローリングの部屋では、掃除が終わると同時にバッテリーが切れるくらい。
その後、毎日掃除機をかけているとフローリングの溝に貯まったホコリが取れてきたのか、今では4畳半掃除してもバッテリー残量は余裕があります(数日もちます)。
これらから考えると、『毎日掃除する』人なら一般的な1人暮らしの居住空間は全部いけそうです。
ただ、『1週間に一度掃除する』人だと途中でバッテリー切れになりそうです。
ホコリセンサーが超敏感。肉眼で分からないホコリを知らせてくれる
センサーのホコリ判定はかなり敏感です。
おそらくアイリスオーヤマが出している布団クリーナーと同じセンサーなのでハウスダストも細かく検知しているようです。
なので、肉眼では「これホコリないでしょ」みたいなところでもセンサーはガンガンに反応するので「え、そこにホコリあるの?」とびっくりするはず。
ハウスダストに困っている自分にとっては、良い判断材料になるのでかなり助かっています。
吸引力は充分。ただし、サイズ的に大きいものは吸えない
吸引力はあります。とりあえず米粒は余裕で吸いますし。髪の毛も吸います。
ただし、カーペットや椅子などに絡みついた髪の毛なんかだとなかなか取れません(左:掃除前→右:後)。
コロコロを使うか手で取った方が確実に早いですね(そもそも掃除機で吸えるようなものでもない気はしますが…)。
また、ヘッドをつけた状態で吸えるゴミのサイズは小さいです。
目安としては大豆くらいの大きさ。
その大きさ以上のものは物理的にヘッドに引っ掛かります。
なので、ヘッドを外せば直径約3cm以内のもの(例えば、丸めたティッシュとか)も余裕で吸います。
『必要十分な吸引力はあるけど、ヘッドを付けた状態だとサイズの大きいものは吸えない。』ってことです。
排気の床への影響は少なめ。排気も臭わない
排気は持ち手の下から吹き出すので、床への影響は少ないです。
ただし、クリーナーを倒して使うと床に対して思いっきり排気を噴射することになるので、そうせざるを得ない場合は先にその周辺のホコリを吸うなどの対処は必要です。
排気の臭いは今のところありません。
紙パックにゴミがどんどん溜まっていくと臭うようになるんですかね?このあたりは使っていく中で検証していきたいと思います。
紙パックの容量も必要十分。ゴミ捨ては簡単で手も汚れにくい
ゴミを貯められる容量はだいたい300mlペットボトルくらいでしょうか?大きくはありません。
ただ、ホコリや髪の毛などを吸うと考えると十分すぎるほどです。1週間は余裕でもちそう。
また、紙パック式なのでほぼ手を汚さずにゴミを捨てる事ができます。
紙パックは最初に25枚が付属(内1枚は取り付け済み)しており、別売りでも300円弱で買えるので紙パックのコストがネックになることはないと思います。
購入しておよそ8か月経ちました。ほぼ毎日4畳半+αの部屋を掃除して使ったパック数は8個でした。
1ルーム、1K、1LDKくらいで1人暮らしなら月に2パック見ておくと大丈夫かもしれませんね。
[追記ここまで]バッテリーは3年くらいで交換?だとすると年間コストは800円くらい
現状の自分の使い方だと、バッテリーは3年くらいもちそうです。
例:2日に1回バッテリーを充電。バッテリーの交換目安(充電回数)は500回。つまり1000日はもつ。ということは、だいたい3年はもつ。
また、替えのバッテリーは代替品が出回っており、そちらはおよそ2500円で購入できます。
3年使用で交換すると、年間あたりのコストはおよそ800円ってことになりますね。
まとめ
まず、コードレスで軽いので取り回しが非常に楽になりました。特に自分の部屋のように狭くて物が入り乱れているようだとなおさらです。
加えて、吸引力も十分なのでとても快適に掃除できます。
排気が床にいきにくい構造になっているのも〇。ホコリを巻き上げにくいです。
センサーはかなり敏感で、「センサーが反応しないまで掃除する!」となると相当綺麗にしないといけません。
これらから、この製品をオススメできるのは
・主にフローリングで使う
・大きなゴミは拾っている(主にホコリや髪の毛くらいのゴミしか落ちていない)
・ほぼ毎日掃除をする
・掃除する空間が広くない(一軒家まるまるとかではない)
・軽くて取り回しのしやすい掃除機が欲しい
・綺麗になったかどうかを知りたい
という人ですね。
一気に掃除をしたり、広い範囲の掃除をするという人にはバッテリーもちや吸引するサイズに不満がでると思うのでやめておいた方が良いです。
おまけ
・製品の入った箱は掃除機が入ってるとは思えないくらいコンパクトです。
・内容物は掃除機本体、予備紙パック、電源コード、取り扱い説明書
・充電は本体にコードを直接挿して行い、充電中は明かりがつきます(充電は最長3時間)
・板幅9cmのフローリングに、ティッシュを様々な大きさに丸めてヘッドありで吸ってみました。結果、一番小さいサイズ(直径1cmで長さ2cmくらい)しか吸いませんでした。ちなみに、ヘッドなしだと全て吸います。
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