↑の記事でもお話したように、最終的にある程度のお金をだしてあるバイクカバーを買いました。
このバイクカバー。国内のバイクメーカーや名の通ったメーカーのものではなく、外国のメーカーのものということで不安はありました。現物も確認できないですし。
ですが、結果的にはとても満足できるカバーであるということも判明!!
ということで、今回はこのバイクカバーをレビューします!
バイクカバーに求める性能は?
バイクカバーに求める性能は人によって様々だとは思いますが、僕は今回以下の性能に重点をおきました。
・防水性(当たり前)
・撥水性(あると良し)
・通風性(バイクがかびたり、錆びたりは勘弁)
・手軽さ・携帯性(ロングツーリング時にも使う予定なので、面倒なのは嫌)
・耐熱性(上記の理由で、悪天候時などはすぐにカバーをかけたいため)
・丈夫さ(結構な金をだすので長く使いたい)
特に『耐熱性』は今回はずしたくない機能だったので、耐熱性のあるカバーを中心に選んだ結果このカバーに至りました。
商品概要
今回購入したのはこちらのバイクカバーの2Lサイズです。サイズ展開は1L~6Lと幅広いです。
[2020/03/08追記]『GBT GLOBAL BRIDGE TRADING』という会社のものらしいです。楽天のショップ(Grooby)はこのGBTの一事業のようです。[追記ここまで]楽天はこちら
Amazon,Yahooショッピングはこちら
楽天市場の売り上げランキングの1位だったこと、耐熱性、防水・撥水性、耐久性に優れていそうだったこと、レビューも好意的な意見が多かったことから購入しました。
商品レビュー
到着後、早速開封。包装は簡素で、このように収納袋に収められた状態で送られてきました。
ちなみに到着時の収納袋を含めたサイズは35×28×7(縦×横×高さ)(cm)で、重さは2.1kg。
一度大きく広げてまた収納袋に戻すと、高さは9cmほどになりました。意外とでかい&重くてびっくりです。
生地はしっかりとした厚みがあり、ちょっとやそっとじゃ破れそうにありません。
キャンプ用テントのグランドシート(テントの下に敷くシート)に使用されている生地が使ってあるようです。そりゃしっかりしてますよね。
撥水性もあるようで、実際に水をかけてみても、きちんと撥水してました。
叩いて水を落とすとこんな感じに。完璧ではありませんが、だいたいの水は落ちました。
また、防水効果を高めるために、生地同士の接合部分はシームテープ処理が施されていました。
また、このカバーは前後を簡単に見分けられるように、前に赤、後に青のカラーが取手・ロックを通す穴に使ってあります。カバーの取手は約16cm。
タイヤの横に位置するところにはロックを通す穴(約7cm幅)もあり、防犯にも配慮。
タイヤ部分はゴムで絞られており、手間がかかりません。
ミラーの部分に通気用の穴(ベンチレーション)も用意してあります。マジックテープで開閉可。カバー下から入り込んだ風がここから逃げていくようになっています。
エンジンルーム下にあたる部分には固定用のバックルがあります。これでカバーが風に飛ばされることはありません。
カバー自体の重さも中々のものなので、ちょっとやそっとの台風ならバックルだけして放置しても大丈夫です(実体験)。
実際にCB250Fにカバーをかけてみました。まずは前面から。
側面から。
かけてみたところ、各部分にほどほどの余裕がありますが、後部分が少し長すぎた気がしました。手の部分の直下にナンバープレートがあるので、20cmほど隙間が空いています。
カバーのサイズは
全長(cm) | 全高(cm) | 全幅(cm) | テール幅上(cm) | テール幅下(cm) | テール高(cm) | |
2L | 225 | 133 | 105 | 34 | 44 | 95 |
1L | 210 | 126 | 96 | 28 | 42 | 90 |
2Lと1Lの差 | 15 | 7 | 9 | 6 | 2 | 5 |
となっているので、もしかすると1Lでも使用できるのかもしれません。 2Lのほうがカバーは掛けやすいとは思いますが。
[2016/11/14追記]このぐらい余裕があるほうがカバーがかなり掛けやすく、今では、ガバガバでよかったと思っています。[ここまで]耐熱性
耐熱性は、エンジンやエキゾーストパイプ、マフラーなどの熱を持つ所に触れる部分だけ耐熱生地が使用されることで確保されています。白い部分が耐熱生地です。
CB250Fにカバーをかけてみるときちんと適切な部分にカバーが接するようになっていました。
また、「耐熱性あり!」といいつつ、エンジン停止後すぐの高温には耐えられないというカバーも多い中、こちらはそのような場合でも使用可能だということです。
実際にエンジン停止後すぐにカバーをかけてみましたが、カバーが変形するようなこともなかったです。
耐久性について
2週間ほどの使用ですが、今のところ色落ちや、内部への浸水もありません。
3ヶ月ほど使用し、さすがに取手部分が色落ちしてきましたが、防水性は問題なしです。生地がしっかりしているため、少しバイクを傷つけそうな感じもしますが、思い切り力を込めてこすったりしない限りは大きな傷はつきません。
6ヶ月使用。ついに前方の取っ手がとれてしまいました。が、カバー自体はまだ大丈夫。
約1年使用。日に当たる部分が全体的に日焼けし、後方部分の取手も取れそうになってきました。が、カバー自体はまだまだ大丈夫。
約2年半使用。
日が当たる側はすっかり日焼けして、取手も全部とれましたが、防水・耐熱・通風は問題なしです(撥水はダメになりました)。
リアボックス(SHAD SH45)を購入したのでつけてみると、カバーの高さが足らずに寸足らずになりましたw
リアボックスをつけたままカバーしたい人はボックス分の余裕を見て購入しましょう。
使用開始から約5年。ついにカバーを廃棄することにしました。
廃棄する理由としては、日焼けしたカバー表面からでる白い粉のようなものがここ1,2年でひどくなったこと。
バイクや服に付着するものの払えば落ちるのでまあ良いかなと思っていたんですが、だんだんと面倒くさくなってきたので廃棄することにしました。
また、ここ最近はバイク使用後すぐにカバーをかけることもなかった=耐熱仕様が必要でなくなったことも一因ですね。
約5年使用したカバーの最終状態を簡単にまとめておきます。
日に当たる面は完璧に白く焼けて、それ以外の部分もかなり焼けがきていました。
カバーの取っ手や鍵の取り付け部分の判別用の糸もほとんど取れたような状態でした。
よくもってくれたと思います。
まとめ
・サイズは35×28×7(縦×横×高さ)(cm)、重さは2.1kg。再び収納した際の高さは9cm
・生地はかなりしっかりとした厚みあり。撥水・防水もばっちり
・取手・ロック用の穴もあり、前後の識別もカラー分けされているので簡単
・タイヤ周りの裾はゴムで縛ってあるため、カバーかけも楽
・ベンチレーションがあるため、カバー内に湿気もこもらない
・カバー自体の重み、更にバックル付きでカバー飛び防止は完璧
・耐熱生地が適切に配置されており、エンジン停止後すぐにでもカバーをかけられる
・今のところ(1年間)カバーとしての性能継続中!→2年半経っても撥水以外はOK!→4年目あたりから白い粉が気になり始めるがカバーとしてはまだ使える→5年で廃棄しました
結果的には、求めていた性能をほぼクリア。
バイク周りもすっきりしたし、カバーをかけるのも楽だしということで非常に満足した結果となりました。
できるだけ安く、耐熱・撥水・防水・通風性・耐久性を持ったしっかりとしたカバーが欲しいという方にはオススメです!
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