最近キャンプツーリングに関する記事をずっと書いてますが、いよいよ荷物の積載のお話へとうつっていきます。
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キャンプツーリングに使うマットは何がおすすめ?その種類と比較結果
テントやマット、寝袋だけなら全部タンデムシートに括り付けてもいいんですけど、他にも着替えやら小物やらが必要です。それら一つ一つを積載するのは大変だし、雨降ったときにどうしようもなくなっちゃいます。
そうならないように、たくさんの積載物を出来る限りひとまとめにしたり、雨対策を簡単にする意味でシートバッグ等のメインの積載は必要ですよね。
ということで、今回はシートバッグ等について、求める性能・それぞれの特徴・その比較・最終的に何を購入するかを考えていきます。
具体的な積載方法については、こちらの記事を見てください!!
photo credit: Harley-Davidson Electra Glide via photopin (license)
シートバッグ等に求めるもの
積載性能
まず、実際に積む物の量がどのくらいになるのかということですが、とりあえず、『テント・マット・寝袋』があればキャンプはできる!ということで手持ちの物のそれぞれのサイズを出してみましょう。僕の場合、
- テント:W47xH17xD22
- マット:φ20×51
- 寝袋:φ20×40
アホみたいに単純に考えると、これらを縦に並べて積んだとするとW51xH60xD22(約67L)の形の箱があればぎりぎり入るって計算になります。実際はここに衣類等が入ってより容量が必要になったり、隙間を有効活用したり・圧縮したりして容量小さくすることもできるんですけどね。
マットなんかは別にバッグの中にいれなくともなんとかなりそうですが、できればバッグの中にいれていく方向で…。
防水性能
「雨の日は走らない!」というわけにはいかないので、もちろん防水性能は必要です。
個人的には、雨のときにカバーをいちいちかけるのも面倒なので、できればバッグ自体が完全防水のものがいいですね。
荷物の出し入れのしやすさ・利便性
道中買った物を入れたり、雨が降った際のカッパなどを出したりするときに重要になってきます。
個人的には、シートバッグには主にキャンプで使うものを中心に入れる予定です。道中の買い物・カッパ等は、手持ちのリュックや購入するであろうタンクバッグで対処する予定。ですので、これはあまり求めていません。
持ち運びやすさ
テントの設営場所までは色々ともっていくことになると思います。できればひとまとめに全部もっていけたらいいですよね。
取り外しに関しては、取り付け方にもよると思うので考えてません。
価格
もちろん、安ければ安いほどいい!!
シートバッグ・箱の種類
リアボックス
よくあるリアボックスは個人的に却下。こんなやつ↓
ビッグワン
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リアキャリアを取り付けていないので取り付け費用等含めると高額になるということ。それから、そこまで容量が大きくない&あまり重い荷物が載せられない、などの理由からです。
その内つけたいんですけどね…。
スポーツバッグ等
ある意味一番手軽かもしれない方法。とりあえずやってみるならこれでもいいかも。手元にあればタダだし。
ただし、雨の日はどうしようもないので、別途防水対策が必要になってきます。一番簡単なのはゴミ袋被せたりとか。ちゃんとしたレインカバーが欲しいなら、リュック用のザックカバー(上)や、バイク用シートバック付属のレインカバー(下)が売ってあります。
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手元にテント・寝袋が入るくらいのサイズのバッグはあったんですが、合うようなレインカバーを探すのが大変だし、雨が降ったときにいちいちかけるのも面倒だなと思って断念。
ホムセン箱
軽い、安い、完全防水の三拍子が揃って、使おうと思えば椅子にもできる優れもの。アイリスオーヤマの箱が定番の様子。取り付けも荷物固定ベルトを通して固定するだけでできる模様。
アイリスオーヤマ(IRIS)
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問題は見た目かな…。
バイク用シートバッグ
その名の通り、バイクのシートに載せる為に作られたバッグ。
もちろん使い勝手は抜群。取り付けも簡単。見た目もよし。初めて買うならたぶん間違いない製品。
問題は、他のバッグと比べて価格が高いこと。キャンプツーリングに使えるような容量を選択すると1万円を越えて来る…。
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また、レインカバーが付属しているものの、巻き上げられた水で底部から浸水するとの情報あり。そのあたりの対策・割り切りは必要。
バイク用防水バッグ
ドライバッグ・ドライコンテナともいわれる。その名の通り、防水素材が使われており、バッグの内部にまったく水を通さない。雨が降っても何も対処しなくてOK。バイク用の場合はシートへの取り付け部品は付属の場合が多い。
ただし、一応バッグといわれてはいるけど、バッグだけでは形を保てないものが多い。要するに袋といっしょ。
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気密性が高いので、湿った物をいれるとまったく渇かない・夏場の内部温度が物凄く高くなるとの話もあり。
比較
それぞれ、積載量・防水性能・荷物の取り出しやすさ・持ち運びやすさ・価格で比較してみましょう。
積載量 | 防水性能 | 取出し易さ・利便性 | 持ち運び易さ | 価格 | |
リアボックス | 〇 | ◎ | 〇 | × | × |
スポーツバッグ | ◎ | 〇(カバー使用時) | 〇 | 〇 | ◎ |
ホムセン箱 | ◎ | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
バイク用シートバッグ | ◎ | 〇(カバー使用時) | ◎ | 〇 | △ |
バイク用防水バッグ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
積載量について、リアボックス以外はキャンプツーリングに対しては問題ない容量の商品があると思います。
防水性能はカバーを使う必要があるのかどうかで大きく変わってきますね。箱類と防水バッグは何も考えなくてよさそう。
取出し易さ・利便性についてはバイク用シートバッグが一強ですかね。他のものは自分でバッグ内部を仕分ける必要がでてくるようです。
持ち運び易さはバッグ系は横並び。ホムセン箱もまあ大丈夫でしょう。リアボックスに至ってはわざわざ持ち運ぶ人いるのか?
価格は、工賃などを含めるとリアボックスが一番高くなりそうです。次にバイク用シートバッグですね。ホムセン箱とバイク用防水バッグはどっこいどっこいかな?
防犯性についても考えましたが、物にもよるし、取り付け方にもよるので却下。一般的にはリアボックス>ホムセン箱>スポーツ&バイク用防水バッグ>バイク用シートバッグかな?
バイク用シートバッグは欲しい人がたくさんいそうだから盗られやすそうだ…。
まとめ
- キャンプツーリングの際はバッグ・箱は必須。
- 積載性・防水性・利便性・持ち運び易さ等を考えればいい。
- リアボックス、手持ちのバッグ、ホムセン箱、バイク用シートバッグ・防水バッグ等がある。
個人的には、とりあえず防水バッグを買うことにしました。
取り付け用具も含めて価格が安いこと、袋状のため形状がある程度融通きくこと、リュック・タンクバッグを併用するため日中に物を取り出す必要がないこと、何より防水に関しては考えなくていいこと。などの理由からです。
多くの人は、とりあえずバイク用のシートバッグを買うようです。その後は満足してそのまま使ったり、満足できなくて他の手段に替えていったりするみたいですね。
特に、自分のようにキャンプツーリング自体始めてだという人間は、とりあえずやってみないことには何も分かりません。できるだけ安く、スタンダードな方法でやってみて、少しずつ改善していきましょう。
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