以前ストームクルーザーを買って以来、モンベルさんの虜になってしまった僕ですが、
「バイクに乗ったり、旅する時に荷物を入れるザックが欲しい。」
ということで、それもモンベルさんで買う事に。
日常生活やバイク乗車時、登山でも使いたい…。そんな願望を全て解決してくれた『ガレナパック』をご紹介します。
はじめに
商品概要
製品説明
低山ハイクから富士登山まで幅広く対応する汎用性の高いパックです。体へのタッチが柔らかく、通気性に優れるショルダーハーネスや、空気の通りやすい凹凸を持たせた背面パネルを採用することで不快な蒸れを解消。トレッキングポールやボトル、行動食などの収納に最適なサイドポケットとウエストポケットは、パックを背負ったままでもアクセスしやすい位置に設けています。パックカバー内蔵。
仕様
【素材】本体:(正面・底部)330デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
(側面)210デニール・ナイロン・オックス
背面:3Dメッシュ
【重量】760g
【カラー】ブラック×ダークチャコール(BK/DC)/ リーフグリーン(LEGN)/ ピュアインディゴ(PUID)/ テラカッタ(TERA)
【容量】30L(高さ53×幅29×奥行き17cm)
【背面寸法】53cm
レビュー商品
今回は「ガレナパック20,BK/DC(画像左)」と、「ガレナパック30,TERA(画像右)」を紹介します。
ちなみに、僕が使用しているのは「ガレナパック30,TERA(画像右)」のほうです。
「ガレナパック20,BK/DC(画像左)」については、友達が使っている状況を見聞きしただけです。
使用期間・環境、メンテナンス
- 使用期間:2015年5月~現在まで
- 使用環境:徒歩(タウンユース)、バイクの全天候時
- メンテナンス:猫におしっこをかけられて丸洗い(1回)
ちなみに、購入後山には登っていないので登山で使ったことはありません!モンベルさんすいません!
インプレ・レビュー
デザイン・値段
デザインについては、あからさまな山登り感はなくタウンユースでもそこまで変ではないかな?といった感じ。
元から持っていたコミネのメッシュジャケット、トレッキングシューズのキャラバンC8-BOA、モンベルのストームクルーザーと色合いが似ていることもあり、個人的には満足。
値段はモンベルのオンラインショップにて、ガレナパック20が8,434円、ガレナパック30が8,846円(税込)でした。
[2021/08/19追記]ガレナパック20は11,220円。ガレナパック30は12,100円となっていました。[追記ここまで]サイズ・重さ
仕様表より、『【重量】760g 、【容量】30L(高さ53×幅29×奥行き17cm)(ガレナパック30)』です。
サイズ感は日常使用ではちょっと大き目かな?と感じます。
着用感
登山用のきちんとしたザックを買ったのは今回が初めてでしたが、ここまで違うものかと感心しました。
ザックを担いだときの背中のフィット感はもちろん、ウェストベルト、チェストベルトで固定した際の安定感、夏場の背中部分の蒸れにくさ、色々と考えられた諸機能など、満足できる出来です。
各種機能など
まずはザック前面から。帽子や手袋が入っている部分がコンプレッションポケット。いざというときに物が取り出しやすくなっています。
その手前(画像右部分)もポケットになっています。僕はここに絆創膏やウェットティッシュ、荷物固定用のロープなど入れています。
ザック側面にはワンドポケット(深さ約17cm)があり、こちらはザックを担いだままでも簡単に物が取れます。
500mlペットボトルくらいなら、バイクで高速に乗っているときでも安心して入れておくことができます。
さらにワンドポケットの横にはヒップポケットがあります。
ヒップポケットは体の正面に位置することになるので、一番簡単に物を出し入れし易いです。
チャックもついているので、物を落とす心配もなく防犯と言う意味でも安心できます。
携帯や財布などはここに収納してます。
ザックの底面にはこのようにチャックがついています。
開けてみると…?
はい。ザックカバーが入っています。
紛失したり、風に飛ばされたりしないようにバックルで固定できるようになっています。
この底面のポケットはカバーを入れても少し余裕があるため、他にも何か入れることができそうです。
またザック上部にカバーを固定できるようになっています。
これで、カバーが風にあおられてザックからはげ落ちる心配もないわけです。
ハイドレーションシステム(ザックに搭載したリザーバー(水筒)から、ハンズフリーで水分を補給するシステム)にも対応しており、そのための穴も空いています。
『釣竿をこの穴から出して持ち運ぶ』なんていうことも可能かもしれません。
ザック上部の側面にはピッケルやトレッキングポールを装着するためのコードもあります。
頑張れば、ヘルメットをコードに固定したまま移動できるかも。
ザック背面のチェストサポートは自分に合うように調整できます。
ザック内部ですが、まず上部にメッシュ地のポケットがあります。
「外のポケットにいれておくのは怖いけど、すぐに使いたいもの」をいれておくのに便利です。僕は交通量調査の時に印鑑などいれてます。
その下には、ハイドレーションシステムのリザーバー用のポケット?があります。
大きさは13インチのノートパソコンが入るくらい。ザックを買ってしばらく、このポケットの存在には気づいていませんでしたw
日常使用時
日常での使用に関しては、容量の面でいうと少し大きすぎるほどです。が、その分なんでも入ります。13インチのノートパソコンもすっぽり。
ヒップポケットは要らないことが多いので、固定しています。
旅行などの荷物も、個人的には2~3日の旅行までは余裕で入ります。
以前東京に2泊3日で旅行した際にも活用しました。ザックは飛行機内にも手荷物で持ち込むことができます。
スーツケースのように持ち運びが億劫でないですし、移動性向上のためにコインロッカーを利用せずに済む点もいいですね。
バイク乗車時について
僕は基本的に、バイクに乗るときにはヒップポケットに財布と携帯、ワンドポケットに飲み物、コンプレッションポケットにレインウェアを入れています。
こうしておくことで、ちょっとした休憩のときにはザックを担いだままでいれますし、急に雨が降った時、寒さを感じた時などにも素早く対応できます。
ここで一つ注意です。ガレナパック20については、中肉中背の人がプロテクター入りのジャケットを着てザックを担いだ場合、ヒップポケットは使い物になりません。
ヒップポケットがウェストベルトに引っぱられてポケットがぺしゃんこになってしまう為です。ですので、できれば試着をし、また特に理由がない場合にはガレナパック30の方をおすすめします。
また、「ザックを担いでバイクに乗ると肩が痛くなる。」ということもよく聞きますが、今のところそのようなことはありません。片道2時間以上の休憩なし走行をしていない、ザックの中に重い荷物を入れていないということが関係しているかもしれません。このあたりはまた検証してみます。
ちなみに、ザックカバーがついてはいますが、カバーをしたとしても当然守られるのはザック前面の部分だけで、ショルダーパッド、ヒップポケット部分は濡れてしまいます。雨の日には注意しておきましょう。
耐久性が凄い。6年経ってもまだまだ現役
購入から6年弱(2021/08現在)たちましたが、まだまだ現役です。
友人宅への寝泊り、仕事、キャンプツーリングと色々使ってきました(いまだに登山にはいってないですw)。
さすがに色あせはありますが、チャックの不調やほつれもなく今でも普通に使えています。
耐久性はかなり優秀です。
まとめ
まとめますと、これさえ買っておけば他にザックは要らないんじゃないか?という出来だと思います。
人によっては、「荷物はそこまでいれないので容量は小さくていい」、「逆にもっと荷物を入れたいので大きいほうがいい」、という意見はあるとは思いますが、機能的には多くの方が満足するのではないでしょうか?
バイク乗車時に関しては、言ってみればザックにウェストポーチがついたようなものなのでものすごい便利ですし、これさえ持っておけば日帰りのツーリングならば余裕です。2,3日のツーリングでもなんとかなるのではないかと思います(まだやってみていないので予想ですが)。
購入する前に、できれば近くのショップで試しに担いでみるのをオススメします。
熊本の方でしたらモンベル南阿蘇店ですかね?遊びに行ったついでにでもどうでしょうか?その際にはこちらのページの中段部分にある『大型・中型パック 最適なフィットサイズを選ぶために』を参考にされてください。
ネットで購入する場合は、モンベルのオンラインショップが一番揃っています。
Amazonや楽天、Yahooでは取り扱いが少ないので、「あればラッキー!」という感覚で探すとよいかもしれません。
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