まず、FP・簿記共に電卓は必要です。
どちらも計算をする問題が出ますので、必要なことは確かです。
問題は『どの程度の電卓が必要なのか?』という点。
加えて、電卓を扱うということで『早打ちは練習する必要があるのか?』という点。
主にこの2点について、FP2級(3級)、簿記2級(3級)を取得して感じたことをまとめました。
資格毎に感じた電卓に必要な性能
FPでは電卓はそこまで重要ではない
まず、FP3級・2級では計算ができる電卓ならぶっちゃけなんでもいいかなと思います。
計算することはしますが、あまり複雑な計算はでないですし量もそこまでありませんしね。
10桁くらいは表示できたほうが安心ですね。
簿記ではまともな電卓が必須。でないとストレスが多すぎる
簿記2級(3級)では、まともな電卓を買いましょう。
こちらも複雑な計算は行いませんが、単純な計算を多くすることになるので使っていてストレスにならない電卓を用意しましょう。
安物にありがちな「多少力をこめないと打ったと認識されない」、「打つ度に少しずつ移動する」なんて本当にストレスでしかありません。
また、大きめサイズ(デスクタイプ、セミデスクタイプ)の方がキー自体大きくキー間隔も広いため圧倒的に打ちやすく、これまたストレスが減りますよ。
実際に使用しているもの、良さそうなもの
僕が実際にしようしているものはCASIOの『ND-26S』。
「どうせお金関係の資格をいくつかとるなら・・・」と奮発したので、価格は5000円越えとお高めですが、簿記検定推奨品だけあって簿記試験に安心して利用でき、少ない力で打てます。
少ない力で打てるのでズレもおこりにくく、手が大きめの自分から見ても充分なサイズなのでストレスなく利用できます。
太陽電池もついているため電池交換無しに半永久に使えます。
実務にも充分耐えうる電卓なので、試験や実務などでこの先電卓をバンバン使っていくぞという方にはオススメ。
ちなみに、買うなら『資格の大原』の販売サイトが一番安いと思います。
似たような機種としては、SHARPの『EL-N942X』も良さそうです。4000円くらい。
「そこまで電卓に金かけたくない・・・」という方なら、SHARPの『EL-S752KX』が良さそうです。こちらは1000円弱。
機能はもちろん、裏に滑り止めもしっかり4つついてますし、大きさも充分。打ちやすそうです。
早打ちを意識する必要はあるけどもわざわざ練習する必要はない
まずFPにおいて早打ちは必要ないです。そこまで計算する機会がないのと、試験時間的にも余裕があるので。
簿記では、試験時間も案外ギリギリで計算量も多いので、早打ちによる計算時間短縮の効果が大きいのは確かだと思います。
ただし、早打ちを練習するくらいなら、その分テキストを読んだり問題を解くなどして問題の理解と解答の早さを上げた方が良いです。
早打ちそのものの練習についてはコツをおさえる程度にして、勉強で問題を解く中で出来る限り早く正確に打てるように意識していくくらいで良いと思います。
実際、僕はコツとも言えないですけど「『00』を積極的に使っていく」くらいで合格できたのでw
要するに、『早打ちは効果はあるけどわざわざ時間を割くほどでもない』って感じですかね。
まとめ
- FP・簿記共に電卓は必要
- FPではまともな電卓はそこまで必要ないが、簿記では必須
- 打つときにストレスの少ない電卓を選ぼう
- 早打ちはわざわざ練習するほどではない
FPではまともな電卓はそこまで必要ないといいましたが、あった方が良いのは確かです。
というのも、たいてい家にあるのは小さい簡素なものなので、試験勉強に使う分にはかなりストレスを感じます。
ですので、1000円弱のもので良いので購入するのをオススメします。
また、早打ちはわざわざ練習するほどではないといいましたが、実務や更に難易度の高い試験を見据えているなら話は変わります。
早打ちで浮いた分だけ効率が良くなるのは確かなので、長く電卓を利用することになる方は早い段階で早打ちのコツやテクニックを覚えておいたほうが良いと思います。
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