[事実と意見]ニートがネットで情報を取得・発信するときに意識していること

哲学

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いまや、老若男女、誰もが様々な情報を取得し発信できる時代になりました。

特にネット上ではありとあらゆる情報が取得・発信できますが良い点も悪い点もあることも確か。

できるだけ良い点の恩恵をうけられるように、ネットでの情報の取得・発信の際に頭にいれておきたいことについてまとめました。

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情報は『事実』と『意見』を意識して区別しよう

事実は『真実』、意見は『考えたこと』

たとえば、AさんとBさんがいて、二人とも『試験を受けてある資格を取得した』とします。

この結果に対して、Aさんは「この資格試験は難しかったな~!」

と言い、Bさんは「この資格試験は簡単だったな~!」

と言ったとします。

この例でいうと、

事実は『試験を受けて資格を取得した』こと。

意見は『資格試験が難しかった/簡単だった』こと。になります。

つまりどういうことかというと、

事実は『誰がどうみても変えられない真実』。

意見は『その人が考えたこと』。

ってことですね。

この違いは非常に重要なんですが、事実と意見を混同しがちなので日頃から意識して区別するようにしましょう。

事実は証拠を、意見は論理を見て判断する

事実は証拠、意見は論理が大切です。

情報を取得する時事実はその証拠に納得できれば取り入れます。時々、 事実のようにみえる意見(専門家の意見とか)もよくあるので注意しましょう!

意見はその論理に納得ができれば取り入れたら良いです。

逆に情報を発信する時事実は証拠を添えるといいですね(例:参考書籍や参考サイト)。ただし、その証拠が信用できるものでなければいけないですがw

意見に関しては、「どうしてこの意見になるのか」という論理をできるだけ説明します。相手に納得してもらえればもらえるほど、その意見を活用してくれる確率が高くなります。

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ネットの情報は玉石混淆。取得側は常に疑って情報の取捨選択を

ネットの情報は基本的に疑ってかかる姿勢を

ネットに上がっている情報はたとえ有益っぽい情報だとしてもそのまま取得することができないものが多いです。

それは、情報を発信している側が素人のことが多いから。

誰もが情報を気軽に発信できる時代になりほとんどのことがネットを通じて分かるようになったのはいいのですが、先ほど挙げた『事実と意見』が区別されていなかったり、証拠の無い事実や論理の無い意見が多いんですね。

ですので、取得側が常に『この情報は信用に値するのか?』と考えるべきです。

信用できる情報が多いのは?

具体的には、『公的な機関や会社』は基本的に信用できます

というのも、情報を発信する時の責任が大きいからです。仮にその情報が間違っていたとしたら、自分だけでなく会社や機関全ての信用が落ちてしまいます(最近はあまり信用できないような所も増えてますけど・・・w)。

また、『長年続けているサイト、アカウント』『フォロワーや見ている人が多いサイト・アカウント』は信用できる場合が多いです。

長年続けているとそれまでの信用や情報の蓄積を失いたくないので情報発信にも責任がでてきますし、見ている人が多いということは何かしらの参考にしている人が多いということでもあります。

まあ、それがあてにならない場合もあるんですよね・・・。

信用するにしても最終的には自分で情報の取捨選択を

ですので、会社・公的機関・サイト問わず信用したとしても、最終的には自分の責任と判断で情報を取得して活用するようにしましょう。

仮に『正しい事実・論理的な意見』を提供しようと思っていても間違う場合もあるのでなおさらです。

さらに論外なことですが、商品やサービスを売るために誤った情報を故意に流しているクソな会社やサイトも多いので注意

情報を活用する前にネットを離れて、本やテレビなどの媒体で情報のすり合わせをするのもアリですよ。

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バイアスを頭にいれておく

バイアスとは『偏向性』のこと。偏食などの言葉で分かるように『偏っている』という意味です。

このバイアスが関係して、誤って情報を発信・取得することも多いです。

いくつか例を挙げてみます。

例:「ツイッターでフォローしているみんな(周りの人間)が言っているから正しい!」

→何も考えていなければ、フォロー(周りの人間)は自分の好みだったり似た思考の人が集まるので、意見が偏るのは当たり前。正しいとは限らない。

例:「自分の意見って正しいのかな・・・確認したらどこにもこう書いてあるからこれでいいんだ!」

→確証バイアス。自らの先入観に基づいて情報を取得、判断するのでそもそも別意見の情報をとりいれられていない可能性が高い。

と、

「まんべんなく情報を取得していたはずが実は偏っていた」

なんてことが起こりやすいので、バイアスを意識して反対意見を探したり、普段見ないような情報源を見てみるなど、自分の反対・外側を意識して情報を取得すると比較的偏りの無い情報を取得できます

ネット上の情報は誰からでも見られることを意識する

情報を発信するときに気をつけたいのは、自分の情報は誰からでも見られるということ。

ですので、プライバシーにかかわるような情報や刺激的な言動は、そのリスクとリターンをしっかり考えて発信するかどうかをきめましょう

情報の重要性の大きさを再確認するべき

情報から言動を決定するというのは多くの人がやっていることだと思います。

つまり言動の元である情報が間違っていれば、思うような成果が得られなかったり、自分が信用してもらえなくなるリスクが高まります

それだけ情報の重要性は大きいってことです。

しかし、意識して情報を取得・発信することでそのリスクは低く抑えられるはず。

間違えた情報で困るのは最終的に自分なので、普段から『証拠ある事実なのか、論理的な意見なのか』を意識して情報を発信・取得しましょう!

まとめ

  • 事実(真実)と意見(考えたこと)を意識して区別する
  • 事実は証拠、意見は論理で判断する
  • ネットの情報は基本的に疑ってかかる
  • 最終的には自分で情報の取捨選択をする
  • バイアスがかかっていることを常に意識する
  • ネット上の情報は誰からも見られることを意識する
  • 言動の元である情報の重要性は大きい

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