初バイク用インカムとして買った『M1-S PRO』。
楽しみに待っていると、まさかの注文からわずか1日!で届いたので、さっそく開封・取り付け・使用してレビューしていきます!
商品概要。基本的な機能を満たしつつ、接続の柔軟性が抜群
・最大8人同時通話(公式では4-6人がオススメとのこと)
・最大有効通信距離500m(2バイク間)
・連続使用20時間(900mAhバッテリー)、充電時間3時間
・付属のオーディオケーブルで音楽などとインカム通話の同時使用が可能
・IP65防水防塵
・それぞれ別製品のインカム2機と接続可能
同時通話人数や最大有効通信距離、連続使用時間に防水防塵機能と基本的にインカムに必要な機能はそろっています。
それに加えて、『それぞれ別製品のインカム2機と接続可能』というかなり柔軟性のある接続機能があるのが特徴。
これで9000円弱なのはかなりお買い得っぽいです(セール時は7,800円とさらにお得だった)。
外観や内容物。値段の割には総じてマトモ
外装の箱はかなりコンパクト。アクションカメラを思い出させる感じ。
商品が入れてある部分は触り心地のよい素材で、値段の割には高級感ある箱でした。
早速本体を確認。こちらもあまりチープな感じはしませんでした(↓写真は充電中)。
次は内容物の確認。本体のほかは付属品にマニュアル。まともな日本語でした。
付属品もすべてきちんと揃ってました。なぜか本体を貼るテープは1つ多かったですけど…w
このインカム、USBのメス口が独特なのでそれに合わせて専用加工されたUSBケーブルや、スマホ等とインカムを有線接続できるオーディオケーブルがついていたのはありがたい!
スピーカーを貼り付けるシールはちょっと歪んでましたが、実用上問題なかったです。
インカム充電と室内お試し。初回充電は2,30分。室内だとノイズが気になる
「最初は充電してね」と説明書に書かれていたので、付属のUSBケーブルとAC電源アダプタ(自前)で充電。
充電時は”M1-S PRO”のライトが赤く点灯。
ある程度充電されていたらしく、初回充電は2,30分で済みました。
次に、室内でヘルメットをかぶってスピーカーから音楽を聞いてみました。
ほんの少しノイズが入ってますが、これはほぼ気にならないですね。
次にマイク入力(iOSのボイスメモ使用)やLINE通話などを試してみました。
こちらは結構ノイズが入っていますが、長時間喋っていると気にならなくなってくるくらいではありますがw
実際に走行してみて。ノイズは全く問題なし!インカム通話もばっちり!
ナビ音声と音楽の併用について
ナビ音声と音楽。それぞれ単独で使用した場合は音質に問題はないのですが、併用すると音質がかなり悪くなります。
が、かなり悪くなるといっても自分にとっては「走行中なら全然聞けるな」という音質なのでこのあたりは人を選ぶかもしれません。
付属のAUXケーブルを使用するとこのあたりの問題は改善できるとは思います(未検証)。
LINE通話について
インカム取り付け後、1時間ほど友人とLINE通話をしながら走ってみました。
取り付けは金具で十分!落ちる可能性はほぼないでしょう。
「インカム&金具をつけたことで重さが…」なんてのも皆無です。
ボタン操作もボタンが大きく押しやすいので位置さえ覚えれば大丈夫。
気になっていたノイズも、走行中は他の音のおかげか全く気にならない。
音量の大きさや聞こえやすさも合格点。相手側も特に問題なく聞こえたようです。
インカム通話について
また、インカム同士の通話(以後『インカム通話』)もばっちり!
今回は友人の『DT-01』を発信側、こちらの『M1-S PRO』を受信側にして、無事にインカム接続できました!
※また一度インカムの電源を切った後でも、「『DT-01』の電源をつける→『M1-S PRO』の電源をつける」という順序でインカムの電源をつけることで、自動的に接続してくれました。
一般道で2人のツーリングだったので、お互いの距離は離れて100m、速度も60km/h程度でしたがこの条件ではこちらの話す声も、相手の話す声もしっかり伝わっていました。
※お互い別れた後も離れつつ会話を継続したところ、予想以上の距離まで会話できたのでメーカーが言っている500mはあながち間違いではないかも
正直、LINE通話よりもこちらのほうがノイズは入らない気がします。
バッテリーのもちについて
今回の走行時間は約5時間。
内2時間はインカム通話、3時間は音楽を聞いていましたがバッテリー残量は全く問題なかったです。50%以下にはなってなかった様子。
これなら会話をしながらストレス無くツーリングを楽しめます!
約3年使用して何の問題もなし
購入して約3年経ちましたが、今のところ機器の不具合・断線等ありません。
インカム取り付けは動作確認等含めて1時間半
内容物確認や動作確認も含めてかかった時間は1時間半。いつものように写真撮りながらなのでだいぶ時間かかった印象です。
内装(説明書ではライニング)を全部取り外して、『左スピーカー』→『右スピーカー』→『マイク』→『インカム』の順で取り付けました。
ちなみに、最初にマイクを取り外しておくと楽に作業できます。
右スピーカーの取り付け。簡単
まずは右スピーカーの取り付け。耳のへこんだ部分に合わせて貼るだけで大丈夫でした。ただし、テープがかなり外れやすい(接着面の穴が多すぎる?)ので注意。
線はヘルメット後ろ部分の隙間に沿ってはわせていけば良いです。車にドラレコ取り付けたときみたいだ…。
また、スピーカーから伸びる線は(左右どちらも)前方に向けました。この取り付け方法でしっかり音は聞こえました。
左スピーカーの取り付け。ケーブル類がややこしい
次は左スピーカーを取り付け。
スピーカーを取り付けたあと、配線はある程度まとめたうえで内装をつけて仮おさえするとと良いです。
その時、インカム本体に伸ばすケーブルは後ろへ、マイクをつけるケーブルは前へ移動させておきましょう。
マイクの取り付け。マイクの穴に注意
マイクは口元にいい感じにくるように調整して、テープを張り付けて固定。
この時、マイクの穴が前方にきていることを確認しましょう。風防のスポンジを外すとわかります。
この穴が自分側に向いてないと全然音が入らないので注意。
マイク位置については自分の場合、顎紐根本の前方にテープをつける形になりました。
長方形テープは長すぎるので半分にカットしてます。
長さが余ったマイクとケーブルの接続部分は顎紐根本に収納しました。
※ちなみに、マイクスポンジはこちらでレビューした商品が代用できました。
インカム取り付け。台座への取り付けがちょっと怖い
最後にインカム。付属の金具でヘルメットに台座を固定できました。
位置の調整が比較的簡単にできる上にがっちり固定されていて、少なくとも走行中に落ちる心配はなさそうです。
ただ、インカムを台座に固定する時は結構な力がいりました。次に台座からインカム外す時は台座が壊れそうなくらいw
ばっちり取り付けできましたが、全体的にケーブルが細く内装との干渉も多いので内装の取り付け・取り外しでケーブルが断線しないかは心配です(約3年使用した現時点では問題なし)。
まとめ
・箱、本体ともに意外と高級感あり。オーディオケーブルがついてるのはありがたい
・LINE通話において室内ではノイズが気になったものの、走行中は全く問題なし
・インカム通話も接続、通話、バッテリーもち全て問題なし
・内容物確認~インカム取り付けまで1時間半。ケーブルが細いので断線しないかが心配
内容物、取り付け、音楽やLINE通話、インカム通話にバッテリーのもちなどなど…。
全てにおいて問題なく、楽しみながらツーリングをすることができました。
3人以上での使用など試していない点もまだありますが、自分が試した1人での音楽・ナビでの使用、また2人でのLINE/インカム通話での使用ではオススメできるコスパの商品です!
インカムを導入しようと迷っている方、まずこちらの商品で試してみてはどうでしょうか?
「より安く日常的にも使える方法が良い!」という方は↓のような方法もあるので参考にしてください。
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