今回は、my son(息子)を探す無人島サバイバルゲーム『The Forest』について紹介していきます。
4人マルチプレイで30時間でクリアしました。
ゲーム概要
主人公(30代男)とその息子(4,5歳?Timmy)は飛行機に乗り目的地を目指していたが、乱気流によって飛行機はある島に墜落。
2人は一命をとりとめたものの息子は目の前で謎の人物に連れ去られてしまう…
というのがストーリーの入りです。
その後、主人公はこの島でサバイバルをし謎の人物らとも戦いつつ、息子を探していくことになります。
最低限のチュートリアルのサバイバル感と発見する喜び
このゲーム、オープニングムービーが終われば早速サバイバルが開始。
一応、「飯を食え」「体力を回復しろ」「なにか飲め」などは表示されるが、それ以外はほぼほぼ説明がなし。
『サバイバルガイド』というある意味このゲームの説明書のようなものがあり、タスク(何をしたら良いのか)の一覧もあるので「次に何をしたら良いのか分からない!」ということになるのは少ないが、懇切丁寧に操作方法やシステムを説明してくれるわけでもないので、そこの雑さは洋ゲー感を感じます。
ただ、「息子を探して島から脱出する」という一番の目的ははっきりしているし、ゲームのジャンルがサバイバルなのでその雑さはあまり気にならず、むしろ新しいシステムや操作方法を見つけた時の「あ!こんなこともできるんだ!」という喜びに繋がっていると思います。
生き抜くための程よい緊張感が持続する
息子を探すためにはまずこの島で生き抜かなければいけないんですが、これがまた程よい緊張感になってます。
基本的には、この島には敵がいます。最初に息子を連れ去ったあの謎の人物のことですね。
似たような奴らが昼はもちろん夜もでてきます。
こいつらはこちらを攻撃してくるわ、立てた施設も壊そうとするわでとにかく邪魔な存在です。
さらに、こいつらの攻撃で自分の体力が無くなればその場にほぼ全装備をロストしてまた墜落現場から再スタート。この時点でかなり緊張感あります。
夜も攻撃してくると書きましたが、夜は明かりが無ければほぼ何も見えないので戦闘すること自体がリスク。となれば更なる緊張感がでてきます。こわい。
これらの対策として、頑丈な家や壁を作って安全地帯を作ったり、武器や防具を作成・強化して倒しやすく死ににくくしたりといったことをしていくと緊張感が緩和され、より広い範囲を捜索していけるようになります。
そしてどんどん捜索をして未開の場所にいけば、また強い敵や多くの敵がいて緊張感が増し、さらに対策をすることで緩和されてまた…といった感じで程よい緊張感が持続していき、「サバイバルしてるな!」という感覚を長くもたせてくれてます。
ちなみに食事や水といったサバイバル要素ももちろんあるんですが、こちらは結構ゆるめ。水も食材も豊富にあるのでなんとかなります。
もちろん面白いんだけど、一人ではやりたくないw
『新しい要素の発見の喜び』・『程よい緊張感』ととても面白いゲームなんですが、一人ではやりたくありません。
なぜかというと、怖いからw
上述した緊張感を抱えつつ、
・夜は真っ暗の中で耐えないといけない
・島を捜索しないとゲームが先に進まない
・敵は人(仮)が襲ってくる
・洞窟等探検しないといけないけど暗い
・グロ要素(人の死体・欠損表現・クリーチャー)が多め
・カニバリズム etc.
と、精神的になかなかくるものがあります。
このあたり平気な方は1人でやっても大丈夫だと思いますが、そうでないなら複数人でやったほうが精神的に楽に楽しめるんじゃないでしょうかw
※なお、全く敵が出てこないモードも選べます。
納得のラスト。が、COOPでは厳しい…かも
ネタバレになってしまうので詳細は控えますが、ストーリーのラストは「ああ、なるほどね!」と納得できるものになっていました。
どこぞの夢オチゲームとは違ってました。あいつもこういうラストだったらなあ…
ただし、自力ではエンディングにはたどりつけず最後のほうではwikiに頼ってしまいました。
これは、「COOPでは地図・コンパスを手に入れるのが難しい(または運次第)」というのが原因なのかなと思います。
序盤に地図・コンパスを手に入れられればその後は自分の力のみでエンディングを見ることもできると思うので、COOPでやる際には地図・コンパスの手に入れ方だけ調べるのもありかもしれません。
ソロの場合でも、数時間プレイして地図・コンパスが手に入らなければ調べるのもアリかも。
まとめ
とても面白いゲームです。
サバイバル要素だけだとすぐに飽きそうなんですが、敵がいることで増す緊張感と息子を探すという目的のために探索しないといけないリスクが合わさり、サバイバル日数を重ねても決してヌルゲーにならず良い感じのバランスでプレイできます。
ただし、精神的には少し負担のかかるゲームになっているので、このあたりが苦手な方は複数人でやるとかなり楽しめると思います。
なお、エンディングをできる限り自分の力で見たい方はまず『地図とコンパス』を探しましょう。特にCOOPでやっていると探すのが難しいので、この『地図とコンパス』の場所だけ調べるのもアリだと思います。
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