壺おじさんこと『Getting Over It with Bennett Foddy』と同じ匂いがするゲームです。
一区切りついたのでレビューします。
とりあえず結論
「最初は無理でも人間やれば慣れる」ということを実感できるゲームです。
ある意味壺よりも性格悪いゲーム性してます。
理由その1 卵はまっすぐ転がらない
当たり前ですけど、卵はまっすぐ転がりません。
Wを押しても、卵はまっすぐ転がりません。
最初はこの時点で「なんだこのゲーム」となります。
理由その2 卵はまっすぐジャンプしない
当たり前ですけど、卵はまっすぐジャンプしません。
左右にぶれるわ、ぶれる方向も安定しないわで散々です。
この時点で「なんだこのクソゲー」ってなります。
理由その3 卵は割れる
当たり前ですけど、卵は何度も転がったりジャンプすると割れます。
割れたらまたそのステージの最初からです。萎えます。
しかも、最初の内はすぐに割れます。卵なので。
でも、何度も割れてるうちに強くなって割れにくくなります。卵なので。
理由その4 操作性の悪さ
WASDキーで移動、スペースでジャンプ、マウスで視点移動。
一般的なキーバインドなんですが、上述した3つの理由により操作性が悪いです。卵なのが悪い。
「自分の思い通りに動きそうなのに、動かない」のが壺よりたちが悪くてストレスたまります。
理由その5 ギミック1つ1つが難しい
ステージが進むごとに、ギミックの1つ1つが難しくなっていきます。
安定してクリアするためには何十回も挑戦して慣れる必要があるくらいの難しさです。
気軽に何度でも挑戦できるのなら良いんですが……。
理由その6 失敗した時の巻き戻りがひどい
あるギミックで失敗すると、その何個も前のギミックまで戻されることが多いです。
するとどうなるかというと、
苦労していくつものギミックをクリア→失敗したギミックに挑戦する→経験が足りないので簡単に失敗する→またいくつものギミックを苦労して……
という流れになります。
そして、卵のHPが低ければすぐにスタート地点に戻されてまた最初からです。
要するに、精神的につらいんです。苦手なギミックをリプレイするまでのハードルが高いんです。
このハードルの高さは壺よりもキツイです。
理由その7 段々できるようになってくる
不思議なことに、何度もやっていると段々とできるようになっていくんですよね。
あんなに制御するのは無理だと思っていた移動やジャンプも案外制御できるようになります。
こんなの無理だろと思っていたギミックも、なんだかんだでクリアできるようになります。
まとめ
「最初は無理だと思っていても、そのうち慣れてできるようになる」ということを実感できるゲームです。
達成感はあります。
ただ、それを実感するまでには結構な時間とストレスがかかります。
達成感を得るために約300円払って数時間プレイするかどうかは……。
ちなみに自分はしたくないです。
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