PCゲームをプレイしたい人・している人へ。基本無料になったGeForceNowをどんな人におすすめできるか、実際に遊んで考えてみた

ゲーム

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GeForceNowとは、

  あなたのノートPCやスマホ、タブレットを

憧れのゲーム用PCに変えるクラウドゲームサービス。

GeForce NOW Powered by SoftBank フリープランで楽しもうより引用

です。

ノートPCやスマホ、タブレットを使って、ゲーム用PCでないとできないような重量級のゲームすらプレイできるという画期的なサービスです。

2020年の2月、サービス開始前のβテストを体験し記事にしていました。

その時は無料体験後に有料となっていたのですが、現在は一部制限があるものの、誰でも無料で利用できるようになりました。

これを機にもう一度体験してみて、このサービスはどのような人におすすめできるのか、あらためて考えようと思います。

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この記事の簡単な結論

以下のような方にGeForceNowをおすすめできます。

  • コンソール機(PS4など)でゲームをしていて初めてPCでゲームをプレイする方
  • 低スペックなPCを使っていていつもゲームがガタガタ(fps値が低すぎる)する方
  • ゲームPCでプレイしていて、出先でもPCゲームをプレイしたい方

GeForceNowを体験してみる

以下、主にこの結論に至った理由について書いていきます。

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※はじめに(自分が普段使っているPCスぺックと回線速度について)

自分は普段、ゲームPCや周辺機器、回線などPCゲームに適した環境でプレイしています。

詳しい環境は以下の通りです。

  • CPU:i7-9700K CPU @ 3.60GHz (8 CPUs)
  • メモリ:DDR4 PC4-21300 8GB 2枚=16GB
  • グラフィックカード:NVIDIA GeForce RTX 2060
  • 記憶装置:SSD 512GB(M.2 2280NVMe TLC。Apexなど対人FPSに使用) 、HDD 2TB (SATA3 2TB 5400rpm 256MB。対人FPS以外に使用)
  • モニタ:1920 x 1080 144Hz 32 bit

簡単にいうと、最新のゲームを最高画質で遊ぶことはできないけど、大抵のゲームはストレスなく高画質(フルHD:1920 x 1080, 144Hz)で遊ぶことができるスペックとなっています。

また、回線速度(平日16時)は以下のようになっています。

  • ダウンロード速度:810Mbps(101.25MB/s)
  • アップロード速度:610Mbps(76.25MB/s)
インターネット回線の速度テスト | Fast.comにて測定し、画像を引用

GeForceNowのインターネット動作環境の条件である25Mbps以上を余裕でクリアしています(もちろん有線です)。

普段、このような環境でPCゲームを遊んでいる人間はGeForceNowを体験してどう感じるのでしょうか?

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理由その1:GeForceNowは無料で遊べる(フリープラン)

以前は、一定期間の無料体験はできるものの基本的に有料だったGeForceNow。

現在は、連続プレイ時間などの制限はあるものの無料で遊ぶことができます。

料金プラン|GeForce NOW Powered by SoftBankより引用

これを見る限り、「GeForceNowの基本的な内容は誰でも無料で楽しめます。ただ、いつでも、もっと連続で長く、より綺麗な映像でプレイしたい方は有料版に入ってね」という感じで、とても利用者に優しい内容になっていると思います。

理由その2:無料でも十分プレイできる

GeForceNowのアプリホーム画面

制限がどのようなものなのか、実際に無料版で遊んでみました。

すると、平日の昼間(16時代)、夜間(21時,22時代)ともに接続待ちをすることなく遊べました。

また、連続プレイ時間制限の1時間もほぼ気にすることなく遊べました。

このプレイ時間制限については、ゲームプレイ中にしっかりと画面上部に告知されます。

ゲームを起動して30分後、40分後と告知が入り、50分以降は常時タイムカウンターが表示され続けます(画像上部赤枠部分)。

最後の5秒でカウントダウンが入ります。

そして1時間を越えると、ゲームを終了するかプレミアムに移行するかを選択するということになります。

ですので、余裕を見てセーブをしてゲームを再起動することで、この時間制限を回避することは充分できます。

結果、無料でも接続待ちや時間制限はあまり気にせず遊べる事が分かりました。

理由その3:アクション要素の強いゲームは辛い

それでは様々なゲームタイトルをプレイしてみた感想を書いていきます。最初は、アクション要素強めのApex Legends。

プレイして思いましたが、やはり対人FPSは辛いですね。

以下に2つ理由を挙げます。

実機に比べると微妙に敵が見えづらい

接続されるPCによって、解像度が1280×720(HD)であったり、1920×1080(FHD)となったりしていました。

普段は1920×1080で遊んでいるので、1280×720ではもちろん敵が見えづらいですし、1920×1080でも普段と比べると画面は見えにくかったです。

操作の遅延、fpsの低下で思うように操作できない

また、常に操作に若干遅延が入り、接敵時にfpsも30程度まで落ちることがあるのでaimもしづらいです。

初めてのApexがこれならまだプレイできるかもしれませんが、自分はより快適な状態でのプレイを体感しているので、ストレスが凄かったです。

理由その4:ゲームによっては快適に遊べる

次に、L4D2や地球防衛軍のような非対人のFPS(TPS)をプレイしてみました。

非対人FPS(TPS)はあまり違和感なくプレイできる

これらは解像度や画面の綺麗さが普段と変わらず、また対人FPSに比べゆっくりとaimすることが多いため、あまり違和感なくプレイできました。

が、入力の遅延を若干感じる部分もあるので、普段と全く同じとは言えません。

The Hunterのような、FPSであっても全体的な動作がゆっくりしたものであれば、aimの部分では問題ありません。やはり遅延を感じるところはありますが。

画質も実機とほぼ同じですが、やはり実機のPCでプレイするほうが若干綺麗な気がします。気のせいなのかな?

次に、GunFireRebornやTheForest、7 days to dieをプレイしてみました。

このあたりで、最初に強く感じていた操作の遅延に慣れてきて案外普通に遊べるようになってきました。

また、GunFireRebornやThe Forestで感じたのですが、ゲーム内画質を上げすぎると遅延がひどくなる気がしました。遅延が気になる時は一度ゲーム内画質を落としてみるのもありかもしれません。

アクション性の無い作品は普段と全く変わらないプレイ感

普段と全く変わらないプレイ感だったのは、スターデューバレーなどほぼアクション性の無いもの。

画質も綺麗で遅延も全く気にならず、快適にプレイできました。

これらから、ゲームによっては普段と変わらず快適に遊べることが分かりました。

理由その5:ネット環境とタブレット(スマホ)さえあればプレイできる

普段ゲームPCでプレイしている自分にとっては、

『iPadやスマホなどの端末でゲームをプレイできる』

という点が素晴らしいのではないかと思い、試してみました。

iPadで試してみたところ、回線の問題で少々カクつきましたがスターデューバレーはパッド(PS4のコントローラー使用)でプレイできました。

自宅外で自分が持つPCゲームをプレイできる(たとえば帰省先とか)と考えると、一度試してみる価値はあるかと思います。

※通信環境やゲームパッド(PS4コントローラー)について

回線については、だいぶ整えていると思っている自分の環境でもWifiの接続が悪いという警告が出たので、かなりシビアだと思います。最低15Mbps、推奨は25Mbpsなので条件を満たしているとは思うのですが。

また、通信量は1時間あたり最低でも4GB、多いと10GBに達するので、固定回線からWifiを飛ばしたり相応の通信プランに入る必要はあると思います。

PS4のゲームパッドの接続は下の記事の通りにできました。

iPadでPS4コントローラー(DUALSHOCK 4)を接続・使用する方法 | iPad Wave
iPadOS搭載のiPadとPS4(PlayStation 4)のワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)をBluetooth接続することで、iPadのコントローラー対応アプリ(ゲーム)をPS4コントローラーで遊ぶことが可能です。...

しかし、切断はできませんでした。ですので、BluetoothをiPad側で接続解除して切断しました。

まとめ

今回の体験を通しておすすめしたいGeForceNowの使い方は、

  • アクション要素のないor少ないゲームを快適に楽しむ
  • タブレットやスマホでPCゲームをプレイする
  • アクション要素の強いゲームを少し体験してみる

ですね。

アクション要素がなかったり、少ないゲームは実機と遜色なく快適に楽しめます。これについては本当にオススメです。画質も十分に綺麗なので。

また、それらのゲームについてはスマホやタブレットでも十分にプレイ可能だと感じました。携帯ゲーム機のようにプレイしたり、自宅外でプレイしたりといろいろ活用できそうです。

アクション要素の強いゲームについては、PC特有のマウス&キーボード操作を体験してみるくらいの感覚で良いかと思います。

プレイはできますが、自分の感覚では快適とは言えませんでした。

プレイ中に感じたように、ゲーム内の画質設定を落とすことでこれらを改善することもできるとは思います。が、それでも限界はありそうですし、特に対人FPSは辛いです。

これらから、以下のような方にGeForceNowを使うことをオススメします

  • コンソール機(PS4など)でゲームをしていて初めてPCでゲームをプレイする方
  • 低スペックなPCを使っていていつもゲームがガタガタ(fps値が低すぎる)する方

これらの方は、多少操作に難があっても受け入れられたり、現状のプレイ環境よりも改善される可能性が高いです。

また、

  • 普段ゲームPCでプレイしていて、出先でもPCゲームをプレイしたい方

こんな方は、より様々な環境でPCゲームをプレイできる楽しみが増えると思います。具体的には、帰省先でスマホやタブレットを使ってプレイするとかですね。

なにはともあれ、GeForceNowは誰でも無料で体験できるので、まずは体験してみることをおすすめします!

GeForceNowを体験してみる

おわりに:GeForceNowはPCゲーマーを増やす素晴らしいサービス

批判的なことも書きましたが、個人的にこのGeForceNowというサービスはとても素晴らしいものだと思っています。

それなりの環境でプレイするには10万円~の初期投資が必要なPCゲームの世界に、快適に動画が見れる程度の低スペックなPC(またはタブレットやスマホ)でも参加できるというのは凄いです。しかも基本無料!

PCでゲームをプレイするという文化が浸透していない日本で、そのきっかけを作ってくれる本当に素晴らしいサービスだと思っています。

PCゲームの魅力は、

  • CS機にはない操作感
  • ゲームの多種多様さ
  • 共にプレイする人とのコミュニケーションの自由度の高さ
  • 自分でゲームをカスタマイズできるMOD文化

などなど、たくさんあります。

ぜひ一度GeForceNowを体験してもらって、PCゲームを楽しんでくれる人が1人でも増えると個人的に嬉しいです。

GeForceNowを体験してみる

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