インカムを使わずにツーリング中に会話できないかと考えて、6年ほど前に書いた↓の記事
おかげさまで多くの方に読んでいただいていますが、年月が経ち新たなアプリや製品が登場し、「より良い方法があるのではないか?」と思うことも多くなりました。
そこで2021年7月現在での、『インカムを使わずに、ツーリング中に格安で会話する方法』について考えて試してみました。
ヘルメット内蔵型BTヘッドセットを使う
まず試してみたいのは、ヘルメット内蔵型BT(Bluetooth)ヘッドセットです。
「なぜ以前紹介していた片耳につけるタイプのBTヘッドセットではないのか?」というと、
- 自分が愛用していた信頼できる有名メーカー製のものが軒並み値上げor生産終了になった
- バイクの用途に適したヘルメット内蔵型の製品が安い値段で登場した
からです。
次に、「なぜいくつかあるヘルメット内蔵型のBTヘッドセットの中でこの商品にしたか?」というと、
- スピーカー部分が薄く、耳に干渉しにくいため長時間でも快適に使えそう
- レビューの多さ、またその内容が信頼でき使用に耐えうる性能らしい
- 価格が妥当
これらの理由からです。
自分で各製品を比較して選びたいという方は、↓のリンクからどうぞ。
Line等の代わりに、『Discord』を使う
次に使用してみたいアプリが『Discord』です。
「なぜ、以前紹介したLine等でないのか?」というと、
- サーバーに繋ぐため、一度接続が切れても自動で再接続してくれる
- それぞれの人に対して音量調節ができる
- ノイズ抑制やノイズ低減の機能がある
など優れた機能があるからです。
Discordのスマホへの導入については↓の記事にまとめたので参照してください。
その他Discordの機能や使い方については記事作成中です。
安く実用的なインカムと比較してどうなのか?
ここ数年で価格が安く問題なく使えるインカムも増えてきました。
それらインカムと比べて、今回の方法はどういった特徴があるのかをまとめます。
価格面では3,000円以上安くなる
簡単に調べてみたところ、2021年7月現在で親機-子機での通話(つまり2人まで)ができるインカムはおよそ6,000円~。4人以上での通話ができるインカムはおよそ9,000円~でした。
今回自分がオススメしているヘルメット内蔵型BTヘッドセットはおよそ3,000円ですので、これらインカムと比較しておよそ3,000円以上は安くなる計算になります。
電波の不通区間を除けば、インカムよりも性能は高い?
Discordは電波の不通区間での通話切れを”自動”で再接続してくれます(LINE等では手動で再接続する必要があり手間だった)。
また、ノイズ抑制やキャンセリングもアプリ側で用意されているので、音質の向上も期待できます。
通話人数も無制限のようです。
自分の経験上よっぽどの僻地を通らなければ電波が途切れたことはないので、「実はインカムよりも性能は高い」となるかも。
実際に試してみて
ヘルメット内蔵型BTヘッドセットについて
こちらについては試せていません。
Discordは、「使えないこともない」
実際にDiscordを用いてバイクで走りながら通話してみました。
※ヘッドセットについては以下のインカムを使用しました。
通話音声の質は、バイクの速度によって変わる印象でした。
停止~2,30km/hまではかなり音質も良く音量もちょうど良いのですが、速度を上げて60km/hに近づくにつれて聞こえる音が遠くなっていきました(音質が悪く・音量も小さく)。
個人的な感覚でいうと、60km/h以上での会話はかなりきつかったです。しっかり集中しておかないと相手の声が聞こえないという感じですね。
まとめ
今回考えた方法について、
- ヘルメット内蔵型BTヘッドセットについてはおそらく以前よりも快適になる(未試用)
- DiscordはLineより良い所もあれば悪い所もある
です。
Discordについては劇的に変わるわけでもなかったので正直残念でした。
自分は今インカムを使用しており、2人でのインカム通話しか試していませんがやはり音の安定性はインカムが優れています。
インカムを今回紹介した方法と比べると、
- 6,000円ほど値段アップ
- 電波がない場所でもOK
- 操作はボタンが大きいのでしやすくなる
といった違いがあります。詳しくは↓の記事で
このほかのバイクに関する記事はこちら!
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