良い機会があったので、
・焚き火台を使っての焚き火
・焚き火台を使ってのBBQ
・同時進行で釣り
をやってみました。
以下、[『前情報・結果・感想・反省点』を簡単にまとめときます。
- 前情報・準備編
- 実践して分かった編
- BBQ前には網に油を塗る
- 肉オンリーなら1人300gでも足りない
- ちょうど良い火力にするには『網と炭火を近づける』か、『炭を2層にする』
- 肉はしっかりおいしく焼ける
- 炭は1回一人あたり1~1.5kgくらいでよさそう
- 炭入れは100均の円柱のたばこの吸い殻入れでOK
- 空気を吹き込む棒(火吹き棒)はあったほうが良い
- 牛乳パックは着火剤として使えるが長くは燃えない
- 100均のチャッカマン(ターボバーナー)はつかない時がある
- 最初から大量に木炭を使ってOK
- コスモスの味付け肉は結構使える
- 釣りの仕掛けは投げ釣り仕掛けと糸切はさみだけでいい
- 譜面台は竿立てとして使える
- 金網は網目に沿ってブラシを上下してやると簡単にゴミがとれる
- 釣れなくても、BBQしてれば結構たのしい
- 飲み物は500mlで十分だった(4時間)
- コップ、皿は風に飛びにくいものが望ましい
- トートバッグ型のダストボックスは持ち運び・ごみ箱として優秀
- 椅子はヘリノックスもどきが最高
- 焚き火台下のシートはあったほうが良い
- ある程度熱などに耐えれるグローブ(革とか)があると便利
- まとめ
- おまけ:今回の持ち物リスト
前情報・準備編
海岸でのBBQは基本OK。港は厳しそう
焚き火台など直火でなければ、海岸でのBBQは基本OKぽいです。
港なんかはちょっと無理そう。
が、どちらにしても所有者の匙加減みたいなので、禁止されていたらやらないように。
焚き火台はだいたい3種類に分けられる
焚き火台はだいたい3種類に分けられるようで、
1.火元を囲うタイプ
2.めっちゃシンプルな網だけのやつ
3.その中間(ピコグリル風)
今回はメンテナンス性と実用性のバランスを見て3番目のピコグリル風焚き火台を買いました。
ピコグリル風なTokyoCampの焚き火台について
組み立てるのが簡単で早い
組み立ては慣れれば10秒でいけます。早い。
焼き網は27×27がベスト。30×30もいける。
焼き網を利用する場合は、27×27がジャストサイズです。それがない場合は30×30でもほぼぴったり。
鉄板についてるシートは正直いらない
炭を置く鉄板には保護シートが貼ってあるんですが、ぶっちゃけ自分は必要なかったです。
使えば必ず汚れるし傷もつくし。それならシートを貼らない分安くしていただいた方が良かった。
実践して分かった編
BBQ前には網に油を塗る
キッチンペーパーに油を染み込ませてふけばOK。油は100均でコンパクトサイズが売ってあります。
肉オンリーなら1人300gでも足りない
小食の男2人でも、1人頭300gは余裕でした(肉オンリーの場合)。
肉400gくらいでプラスして野菜少々&おにぎり1個くらいがちょうど良いかも。
ちょうど良い火力にするには『網と炭火を近づける』か、『炭を2層にする』
炭一層だけだと、網との距離が遠くて肉がほぼ焼けず。
なので炭を置く金属板を底上げしてやると良いです。今回は金属板の下に石を置いて底上げしたけど、それ以外だと支柱にアルミホイル巻いて底上げするとか。
または、炭を一層ではなく二層になるようにして高さを稼ぐと良さそう。火力もあがるしこちらがたぶん正しい。
肉はしっかりおいしく焼ける
火力調整にはだいぶ苦労したけど、結果、肉はおいしく焼けました。
が、焼きすぎると油がだいぶ抜けてジャーキーみたいになるので焼け時を見極めるのが大事。
ちなみに、もちもおいしく焼けます。
炭は1回一人あたり1~1.5kgくらいでよさそう
今回2人で3kg炭を用意して、使ったのはだいたい2kg(一人あたり1kg)。
火力不足だったのを考慮して、炭を増やすとしても一人あたり1.5kgはあれば十分そう。
炭入れは100均の円柱のたばこの吸い殻入れでOK
ただし、火が目立たなくなってすぐの炭をいれると缶がもてないくらい熱くなるので手袋装備を推奨。
空気を吹き込む棒(火吹き棒)はあったほうが良い
これは100均のセリアに火吹き棒あるので買いましょう。あったほうが効率よく火をまわすことができます。
他にもセリアはアウトドア用品が豊富に揃ってるので、とりあえず道具をそろえたい方はセリアへGO!
今回、100均ではナイロンブラシと真鍮ブラシ、炭入れ(吸い殻入れ)、チャッカマン買いました。
牛乳パックは着火剤として使えるが長くは燃えない
確かに燃えやすいが、燃え尽きるのが速いため木炭にじっくり点火させるのには向かない。
今回は用意した牛乳パック2本分をすぐに使い切ってしまって、バーナーチャッカマンで炭火直炙りで着火してましたw
素直に着火剤を使うか、『牛乳パックに着火→薪に着火→木炭に着火』と段階を踏んだ方が良いです。
100均のチャッカマン(ターボバーナー)はつかない時がある
おそらく、気温が低くガスが気化できてなかった様子。
BBQにおいて火がつかないのは悲惨なので、気温が低い中でやる場合は予備のマッチとか低温に強いガスのバーナーがあると安心。
最初から大量に木炭を使ってOK
今回使った焚き火台なら台座の上に木炭が2層になるくらい最初からのせてOK。どうせそのくらいは使うので。
コスモスの味付け肉は結構使える
今回持っていったのは牛・豚・鳥の3種類。
うち牛と豚はコスモスの味付け肉で、牛のピリ辛はほんの少しピリ辛、豚は生姜焼きでいい味付けで旨かった(特に豚)。
鶏むね肉は下処理で塩コショウすりこんで一口大に切っただけだったけどもこれも旨かった。
釣りの仕掛けは投げ釣り仕掛けと糸切はさみだけでいい
ぶっちゃけ、BBQしながら釣りとなると投げ釣りくらいしかする余裕がない。
BBQ役を一人作って他の人は釣るって形ならいいんだろうけど、そうでないなら投げ釣りできる仕掛けとエサがあればOK。
譜面台は竿立てとして使える
「あれ、譜面台って竿立てになるんじゃね?」と思ってやってみたら本当に使えた。2本置きなら余裕でできる。
手元に竿立てはないけど譜面台はあるという方は試すのもあり。
どちらもないなら、普通に竿立て買ったほうが良いです。
金網は網目に沿ってブラシを上下してやると簡単にゴミがとれる
縦方向で1往復。横方向で1往復してやればだいたいの汚れが取れます。
釣れなくても、BBQしてれば結構たのしい
今回は魚釣れなかったんですが、BBQの火を囲みながらだらだら話して食べて楽しかったです。
これで魚も釣れたらたぶん言うことなし。
飲み物は500mlで十分だった(4時間)
寒い中(最高気温8℃)だったので、そこまで飲まなかったというのもあるかもしれない。
1人あたま500ml。予備でもう1本500mlあれば余裕かな?
コップ、皿は風に飛びにくいものが望ましい
紙コップとかじゃなくて金属等重さのあるやつが良い。風があると飛んでいっちゃうので。
トートバッグ型のダストボックスは持ち運び・ごみ箱として優秀
これがあると、キャンプ用品の持ち運び&ゴミ箱を兼ね備えることができます。
椅子はヘリノックスもどきが最高
今回は背もたれ付きの簡易アウトドア椅子(自分用)とヘリノックスもどき(友達用)と持っていきましたが、やっぱりアウトドア椅子は辛い。背中痛い。
1つだけもつならヘリノックスもどきが良いです。かなりリラックスできます。
焚き火台下のシートはあったほうが良い
この焚き火台、灰が結構下に落ちます。
なので焚き火台シートがあると地面が焦げたり灰が広がる心配がなくなって安心かも。
ある程度熱などに耐えれるグローブ(革とか)があると便利
ある程度の熱に耐えられるグローブがあると、火起こし作業や焼け残った炭入れ作業の際に安全です。
なくても大丈夫ですが、その分火傷する危険性は増します。
まとめ
予想以上に楽しかった。
あーだーこーだいいながら火を起こして、「これ全然焼けてねえじゃねえかw」といいながら火力調節して、火が安定してきたら適度に竿投げて肉焼いて、暖かい火にあたりながらだらだら喋る。
結局4時間くらいそんな感じで、落ち着いて充実感のある良い時間を過ごせました。
いきなりするとなるとハードル高いかもしれませんが、とても楽しいのでよかったら是非!
おまけ:今回の持ち物リスト
・焚き火台
・焚き火台シート
・ひばさみ
・木炭
・木炭入れ
・着火剤
・チャッカマンorライター
・竿バック(竿、リール、竿立て)
・バッカン(仕掛け箱、水汲みバケツ、まな板、魚バサミ、針取り、包丁、ビニール手袋)
・釣りエサ
・椅子
・ローテーブル
・肉
・飲み物(1人頭500ml)
・食用油
・塩こしょう
・取り皿
・紙コップ
・割り箸
・クッカー
・キッチンペーパー
・タオル
・ゴミ袋
・金タワシ
・手袋
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