夏場にエアコンを使用するなかでいや~な臭いが気になってきました。
どうにかしたいなと思いつつ、フィルタの掃除などをしても特には変わらず「あとはクリーニング頼むしかないかな…」ってことで放置気味に。
そんな時、テレビで
「どうしても臭いが取れないときは、ミョウバン水を吹き出し口のローラーにかける」
とクリーニングのプロが話しているのを見ました。
「ミョウバン水ってなんだ…?それで本当に臭い取れるの…?」
なんて思いつつ、実際に作って試してみることにしました。
ミョウバン水とは
まずミョウバンですが、ミョウバンと言われても「?」と思う方が多いはず。
たぶん一番身近なのは脇にぬりぬりするあのストーン。
このストーンの主成分がミョウバン(焼ミョウバン)ですので、なんとなく消臭しそうってのは伝わるでしょうか?
そして、ミョウバン水というのはその焼ミョウバンを水に溶かして作ったもの。
といってもストーンを溶かすわけではなく、粉末状のものが売られています。
実際に使ってみると…?
ということでミョウバン水を作成後、さっそくエアコンの吹き出し口にスプレーしてみました。
ローラー部分を回転させつつ、まんべんなく吹きかけてみます。
「この時点ではたしかに臭いはなくなったけど、運転させるとどうなるか…」と思いつつスイッチオン!
すると、風にのってローラーにかかったミョウバン水がめっちゃ飛んできました。やばいかけすぎた。
でも、臭いは確かに消えてる。ミョウバン水すげえ!
※ただし、ローラー自体がかなりカビていたため数日で効果が切れました。
他に消臭全般(体臭、アンモニア臭などなど)、肌の引き締め効果などあるようです(試してない)。
このように実際に効果のあるミョウバン水。気になる方のために作り方を解説していきます。
※すでにカビているエアコンの匂いを根本から消すには内部をクリーニングするしかありません。ということで、実際にやってみました↓↓
ミョウバン水の作り方
まずは焼ミョウバンを手に入れましょう。
ネットでも買えますし、ドラッグストアなんかでも売ってます。
僕は地元のドラッグストア(コスモス)で買いました。ちなみに医薬品売り場の消毒用アルコールなんかが置いてある場所にありました。
次はミョウバン水の原液を作ります。
『水:焼きミョウバン=30:1』の割合で作りましょう。
僕はきれいに洗ったペットボトルに水300mlに対して焼ミョウバンを10g入れて混ぜ混ぜしました。
※焼ミョウバンの質量はデジタルスケールなどでしっかり計ってください。
1000円弱で買えます。
※焼ミョウバンは湿気に弱く、湿気を含むとミョウバンに戻って水との割合が狂ってしまうので、しっかり密封して冷蔵庫にでも入れときましょう。
焼ミョウバンは非常に溶けにくいので、ある程度混ぜたら放置しておきましょう。丸二、三日はかかると思います。
しっかり溶けて原液が完成したら、さらにそれを10倍に薄めてミョウバン水の完成です。
※ペットボトルのキャップの容量が7.5ccなので原液の量をはかる時に活用しましょう。
100均なんかのスプレーボトルに入れて使いましょう!
作成したミョウバン水の保存期間、保存方法
原液は1か月、薄めたスプレーは1週間を目安にするとよいみたいです。
また、できるだけ冷蔵庫で保存するようにしましょう(特に原液)。
ただ、実際に使ってみたところ1か月以上たっても効果はある…気がします。
必要な予算
- 焼ミョウバン(100g):400円
- スプレーボトル:100円
- デジタルスケール:1000円弱
まとめ
- ミョウバン(ミョウバン水)は特に消臭効果が凄い
- 実際にクーラーの嫌な臭いが消えた(期間限定)
- 『水:焼きミョウバン=30:1』で原液を作り、それを10倍に薄めてミョウバン水の完成
- 原液は1か月、スプレーは1週間で保存すると良い
しっかり臭いが消えてくれたのは想定外でした。期間限定ですけどw
消臭全般で使えるようなので、もっと多くの用途で使って効果を実感していきたいですね!
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