パソコンを利用している時、USBポートって何かと利用しますよね?
ただ、パソコン、特にノートパソコンについているUSBポートはせいぜい2~3個程度で、足りなくなることもしばしば。
そこで、USBポートを簡単に増設してくれるUSBハブを利用してみることにしました。
今回はそのUSBハブ(カード型)についてご紹介します。
USBハブの良い点
まず最初に、一般的なUSBハブ(バスパワー)について言える良い点や注意点についてまとめました。
※USB給電で動作することを『バスパワー』といいます。
多くのUSB機器を同時に利用できる
ポートが増えることになるので、多くのUSB機器を同時に利用できるようになります。
今まではポート数の関係で挿し替えが必要だった状況でも、繋ぎっぱなしで良くなったりするのもいいですね。
パソコンのUSBポートの消耗がおさえられる
PCのUSBポートで直接抜き挿しを繰り返していると、ポートが消耗してだんだん接続しにくくなってしまいます。
そうなると、特にノートパソコンは交換や修理などが難しいため買い替えなどの対応しかできないことも多いです。
日頃USBハブを使っておけば、USBハブのUSBポートが消耗しやすくなり、パソコンのUSBポートの消耗が抑えられます。
仮にUSBハブで接続しにくくなってもUSBハブを買い換えればOKということになります。
USBハブの注意点
タブレットなどの充電器としては利用できない
例えば、タブレット(iPadなど)や一部スマホ等では充電目的では使えない、または、充電がかなり遅くなるようです。
これは、iPadなどの一部製品が充電に必要とする電流(A)に対し、USB側の電流が低いことで起こります。無理して充電しようとするとPCが壊れちゃうこともあるのでやめときましょう。
ポータブルHDDは利用できない
ポータブルHDDも基本的には利用できないようです。
ポータブルHDDというのは、コンセントから給電せず、USBからの給電のみで動作する外付けHDDのことです(↓みたいなやつ)。
アイ・オー・データ 2013-10-09
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こちらも理由としてはiPadなどと同じ(電流不足)。ポータブルHDDのデータが吹っ飛ぶ可能性もあるのでやめときましょう。
商品概要
今回紹介するのは、Bengooから販売されているUSBハブです。
Bengoo
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主な特徴としては、USB3.0(2.0/1.1)対応、Windows/Mac/Linux対応、4ポート、USB差込口(オス)が180°回転するといった所。
価格はAmazonで2,177円(税込、2017/4/18現在)。
[2017/4/19追記]商品が確認できなかったので、類似品を紹介しておきます。
TSdrena
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内容物、大きさ、デザイン
内容物
内容物は、取り扱い説明書とハブ本体の2つ。
取扱説明書は英語オンリーですが、特に使用する上で困ることはないです。
大きさ・デザイン
大きさは文庫本と比較するとこんな感じ。
写真でも分かるようにかなりコンパクトで、具体的な大きさは『縦×横×厚さ=80×40×9(mm)』。たいていのスマホよりも小さくなっています。
重量も18gと、持ち運びに関してはサイズ・重量共に問題になることはないでしょう。
デザインについても、ABS樹脂だけでなくアルミニウムも使用してあり、安っぽくない仕上がりになっています。
使ってみて
USBポートが増えるとやっぱり便利!
これを利用することで、USBポートが3→6になったわけですが、かなり便利です。
3ポートの時は、無線マウスの子機、外付けHDD、携帯充電・・・なんてしてるとすぐに全てのポートが埋まっていましたが、ポートが6になるとまず埋まることがなくなりました。
おかげで、逐一抜き挿しすることもなく効率的に作業が進められます。
挿し込み口が回転することで、干渉や見た目の違和感を軽減!
また、挿し込み口の0~180°回転もかなり便利で、例えば僕のノートパソコンの場合、USBポートの一つがパソコンに平行でなく、90°傾いた垂直な状態になっており、普通のUSBハブではこんなことになってしまいます。違和感バリバリ。
差込口の回転機能があるおかげで、このように違和感無く使用することができます。
また、別のポートなどと干渉しそうなときも、回転させることでそれを避けることができるのでかなり便利だと思います。
『Surface Pro3/4』の場合は、充電ケーブル等に干渉しないようにすることができるようです(Surface ProはタブレットPCのことです。↓参照)。
マイクロソフト
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すべてに同時接続してもきちんと認識、発熱もそこそこ
USBハブ自体はパソコンに挿すだけで、すぐにきちんと認識してくれました。
では、USBハブにつないだ機器はきちんと動作するのかと、ハブの4つのポート全てに機器(マウスのBluetooth子機、USBメモリ、外付けHDD×2)をとりつけて動作を確認してみました。
結果、すべての機器に同時にきちんとつながりましたし、マウスの動作や体感速度も直接PCのUSBポートに挿した時と変わりませんでした。
試しに、そのままの状態で2~3時間つなぎっぱなしにして、USBハブの発熱を確認しました。
ほんのり温かくなったくらいで物凄く熱くはなっていなかったので、熱暴走もせず、長時間使用にもある程度は耐えうるのではないかと思います。
抜き挿しするときは注意が必要
さすがに、PCのポートの時のようにUSB機器だけをもって抜き挿しするわけにはいきません。
どうしてもハブが不安定なので、ハブを手で固定してUSB機器を抜き挿しすることになります。
まとめ
- USBハブはUSBポートが増えるだけでなく、PCのUSBポートの保護にもなる
- 内容物はハブ本体と取扱説明書(英語)
- サイズは縦×横×厚さ=80×40×9(mm)で重さは18g。かなり軽量でコンパクト
- ABS樹脂だけでなく、アルミニウムも使った外装で安っぽくない
- 1ポートが4ポートになり、実質3ポート増えるのでかなり便利
- USBの挿し込み口が180°まで回転するので、干渉・見た目の違和感を軽減できる
- 全てのポートに同時接続してもきちんと認識。2,3時間の利用で発熱はそこそこ
単純に、あると便利な製品です。特にノートパソコンにおいてはUSBポートはすぐに足りなくなっちゃうのでありがたい。
挿し込み口を回転させることで干渉や見た目の違和感を軽減でき、コンパクト・軽量で持ち運びもしやすいとUSBハブとしてはこれといって欠点はないかと思います。
耐久性などはまだまだ分かりませんが、「USBハブを持っていない方は試しに購入してみてもいいんじゃないか?」というくらいオススメです!
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