簡単飲食!メガネにも優しい!安全性高い!システムヘルメット『KAZAMI』のレビュー・インプレ[OGK, KABUTO]

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初めてヘルメットを買って約3年経ちました。

メーカー推奨の交換期限も迫ってきたし、新しいヘルメット欲しいということでシステムヘルメットの『Kazami』を購入!

半年くらい使ったので色々とレビューしていきます。

以前のヘルメット『KAMUI』のレビューはこちら↓

今回紹介している『KAZAMI』の後継ヘルメット『RYUKI』について思ったことはこちら↓

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KABUTOのシステムヘルメット。ワンタッチでフルフェイス・オープン切替可能

ヘルメットメーカー『KABUTO』のシステムヘルメットです。

システムヘルメットなので、ワンタッチで『フルフェイス状態・オープン状態(ジェットっぽい)』に切替可能

※フルフェイス(左)・オープン(右)状態の使用例

要するに、ジェットの快適性とフルフェイスの安全性・静音性の良いとこ取りですね!

口元・頭頂部・後頭部の3箇所にベンチレーションがあり、インナーバイザーも内蔵。

ピンロックシート(別売)の取付も可能です。

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フルフェイスより若干サイズ・重量アップ。細かいデザインが映える

フルフェイスのKAMUIと並べて写真を撮ってみました。

左がKAZAMIで、右がKAMUIです。

画像でも分かるように若干サイズアップしてますが、少しの差ですね。

重量は1833gとKAMUIに比べ約300gの重量アップ。

ですが、実際に使用している感覚では違いが分からないです。

KAMUIと比べると全体的により角ばったデザインになっていて、個人的にはこっちのほうが好きですw

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感動!!メガネをかけた状態でヘルメットを脱着できるように!!!

細いスリットのメガネ(スリットが1~2mm)だと、メガネをかけた状態でヘルメットを脱着できます!!

フルフェイスでは必須だった『メガネを一旦外しておく』という動作が無くなったことで、気軽にヘルメットを脱着できるようになりましたw

マイクロラチェットバックルの脱着システムは最初とっつきにくいですが、慣れると外しやすいのでなおさらヘルメットの脱着が気軽になりました。

ワンタッチでオープンにできるので、水分補給も気軽にできる

フルフェイス⇔オープンにはワンタッチで切替できます。

ですので、ちょっとした食事や水分補給も気軽にできます

今までは必ず路肩に止めないと出来なかった水分補給が、信号待ちの間にもできるようになったのは大きいです。

静音性や安定性はフルフェイスと遜色なし。誤作動でオープンになることもない

気になる静音性ですが、「フルフェイス(KAMUI)に比べて音が大きくなった!」ということはありません。

といいつつ相変わらず風切音はうるさいですけど、フルフェイスと遜色ないと思ってもらえれば。

高速走行時のヘルメットの安定性も充分です。むしろフルフェイスよりも安定性は増しました(重くなったから?)。

事故時は分かりませんが、少なくとも通常使用時に『フルフェイス状態→オープン状態』に誤作動することはありません。

使い勝手の良いインナーサンシェード。ベンチレーションも分かりやすい

インナーサンシェードは相変わらず使い勝手が良いです。

手袋をはめた状態で切替ができるので、朝や夕のまぶしい太陽光、トンネルなど暗所にもすぐに対応できます。

ベンチレーションは顎・頭頂部・後方側頭部の3箇所についており、そのうち顎と頭頂部はON,OFFの切替ができます。

KAMUIと比べると吸気量がアップしたようで、低速(50km/h以下)でも気流を感じることもありました。

それと、『ベンチレーションがONなのかOFFなのか』が非常に分かりやすくなったのは良いですね!

吸気口が見えたらON、見えなかったらOFFですね(画像はON)。

これで暑い夏にOFFにしてたり、寒い冬にONにしてたりといった事故が少なくなりますw

曇り対策のピンロックシートはもちろん取り付けOK。以前より視界がクリアに

いまや定番の曇り対策『ピンロックシート(以下シート)』はもちろん取り付け可能。

さらに、以前とくらべるとより大きなシートを付けられるようになり、視界がクリアに

というのも、以前はシールドに比べて結構小さめのシートで、前傾時にシートの境界部分が目線に被ってかなり邪魔でした。

それがすっきり解消されているので、以前のヘルメットよりも着実に進化していますね。

あ、もちろんピンロックシートは相変わらずの性能で、曇り対策として完璧です。

安定のメンテのしやすさ。特に内装の脱着が簡単になった

シールド・インナーサンシェードの取り外しはもちろん可能。

ワンタッチで取り外せるのでメンテしやすいですね。

赤枠でかこった部品を矢印方向に引っぱりつつ、シールドを画面手前に引くことで取り外しできます。

特に感心したのは、内装の脱着が簡単になったこと。

以前のKAMUIの内装は外すのは良いもののかなり付けにくく「これどうやっても付かないよ!!!」みたいな事が頻発しましたw

KAZAMIの内装はその点が改善され、付けやすく、また付いたことがはっきりと分かるようになりました。

これで内装を洗濯するときのストレスが減って、気軽に内装を洗濯しやすくなりました。ありがたやありがたや・・・。

ウィンドシャッター・ブレスガードが付いた状態に。冬は良いけど夏はちょっと・・・

大したことないんですが、ヘルメットに『ウィンドシャッター・ブレスガード』が付いた状態で送られるようになったみたいです。

冬は付ける手間が省けてありがたいんですが、夏はどちらも暑さの原因なんで外すのが少し面倒。

化粧が崩れない!女性にもオススメ[2020/03/11追記]

顔にヘルメットを当てずに被ることができるので、化粧が崩れない…らしいです(実際に聞いた話)。

上述したように重量もフルフェイスとそこまで変わらないので、女性の方、化粧する方にもおすすめできます!

まとめ

  • フルフェイスとジェットの良いとこどりのシステムヘルメット
  • フルフェイスより若干サイズ・重量アップだが感覚的には変わらない。デザインがカッコイイ
  • メガネをかけた状態でヘルメットの脱着ができるのが凄い。感動した
  • ヘルメットを被った状態で水分補給や食事もできるので、信号待ちなどのちょっとした時間も使える
  • 静音性や安定性はフルフェイスと遜色なし。誤作動でオープンになることもない
  • インナーサンシェードの使い勝手は良い。ベンチレーションの性能もUPしてON/OFFが分かりやすくなった
  • ピンロックシートが大きくなったことで視界がクリアに
  • 各メンテナンスもやりやすい。特に内装の脱着が楽になったのは大きい

単純に、『良いヘルメット』です。

様々な面で以前のヘルメットよりグレードアップした感じがします。

KAZAMIのというよりシステムヘルメットの特徴ですが、

  • メガネをかけたままでのヘルメット脱着
  • ヘルメットを被った状態での水分補給・食事

これらができるのは 本 当 に イ イ ! ! !

これには思わずニッコリ。

ツーリングがずいぶん快適になります!

そしてフルフェイスの静音性と安全性も兼ね備えている・・・完璧かな?

普段フルフェイスを愛用している人、特に、メガネをかけている人には是非一度使ってもらいたいです。

ちょっと大げさですけど、世界が変わりますよw

同じメーカーのフルフェイス『KAMUI Ⅱ』に約5000円足せば買えるので、ヘルメット購入を考えている方は是非この『KAZAMI』も候補にいれてください!!

また、この後継ヘルメットの『RYUKI』は重量の削減やシールドの熱戦遮蔽性能による温度上昇の抑制、デザインのピンポイント変更など基本性能そのままにすべてをアップグレードしたようなヘルメットになっています。

今からヘルメットを買う場合、個人的には『KAZAMI』より『RYUKI』の方をおすすめします。

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