暑い日が続きますが、みなさんバイクにはお乗りですか？
「バイクに乗ると暑いから薄着になりたい。でも転倒したときのことを考えると薄着だとちょっと…。」と考えているバイク乗りのあなたにおすすめなのがメッシュジャケットです。
生地がメッシュになっており、プロテクターも装備できるので、涼しさと安全性を両立させたジャケットとなっています。
案外、ジャケットを着たほうが涼しい感じもあるんですよ･･･ほんとにｗ
今回は、我らがコミネさんから2015年春夏向けに発売された『JK087 プロテクトライディングメッシュ』について、主に各種装備・プロテクター・バイク乗降時の着用感やサイズ感・事故時の性能をレビュー・インプレしたいと思います。
photo credit: DSCF8961 via photopin (license)
はじめに
商品概要
JK087は以前から発売されているJK555のフルメッシュバージョンです。
カラーバリエーションは『ブラック/ネオン』、『ブラック/レッド』、『ブラック/オレンジ』、『シルバー』、『ブロンズ』と豊富。また、サイズ展開も女性サイズはWS,WM。男性サイズはM~5XLBと幅広く展開されています。
今回のレビュー品
今回レビューするのは、ブラック/オレンジのLサイズです。
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コミネ(Komine)
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デザインなかなか、使い勝手・メンテも良好。安全性能はさすがコミネ
デザインはかなりカジュアル寄り。フードはもちろん取り外し可能
見た目の印象はイメージと変わらず。
バイクウェアとしてはカジュアルな印象なので、コンビニなんかにも入りやすいと思います。
フード部分はチャックとマジックテープにて固定されているので、取り外しが可能です。
はずすとこんな感じになります。
だいぶスッキリしますね。風のバタつきが軽減されますけどデザインは結構かわるのでお好みで。
ポケットは3つで充分！裾・袖の絞りもできてばたつき防止に。洗濯もできるよ
ポケットは3つ、脇腹左右に1つずつと左胸部分に1つついています。
サイフや鍵、携帯電話など貴重品を入れておけるので、なにかと便利です。
袖部分には袖口を絞るテープが、裾部分にはドローコードがついており、風によるばたつきを防ぐことができます。
もちろん洗濯可能。洗濯表示によると液温30℃で手洗いしたあとに日陰でつり干しするといいようです。
安全性はばっちり！プロテクター付きで取り替えも可能。リフレクターもついてる
この価格でプロテクターが標準で付いているのもさすがコミネ。
肩、肘、脊髄、胸部分にプロテクターがついており、それぞれ装着されているプロテクターは
- 肩:SK-636 KOMINE CE プロテクターS 1080
- 肘:SK-635 KOMINE CE プロテクターE/K 1080
- 脊髄:ウレタンパッド
- 胸:SK-689 インナーチェストガードSF 1152
です。ちなみに胸、頚椎、背中、脇腹部分は以下の別売りのKOMINEのプロテクターと互換性があります。
- 頚椎:SK-647 ネックブレイスストリート
- 胸:SK-624 インナーチェストアーマー、SK-689 インナーチェストガード SF
- 脊髄:SK-679 バックインナープロテクターCE、SK-675 スーパーライトCEバックインナーガード、SK-685 CE バックガードライト
- 脇腹:K302S ショルダーガード
脊髄部分のウレタンパッドは別売りのハードプロテクターに変えたほうがよさそうです。
腕と背中のロゴ部分はリフレクターになっており、夜間の安全性にも配慮されています。
バイク操作に影響なしで、ジャケットを着たほうが涼しい？もちろんこけても大丈夫でした（実体験）
少し余裕のあるサイズ感でもバイク操作に影響なし！
僕は身長173cm、胸囲82cm、袖丈（肩から手首まで）56cm、肩幅41cmなのですが、Lサイズで丁度よく感じます。
春、夏に着るものであり、そこまで中に厚着するわけではないので、少し余裕があるくらいのサイズがいいかと思います。
プロテクターが入っているので動く際に少し違和感を覚えますが、支障ない程度です。
乗車姿勢においても窮屈ではなく、バイク操作に影響はないです。
ジャケットを着たほうが涼しい？
で、肝心の涼しさですが、トータルではジャケットを着たほうが涼しい気がするんですよね。
信号待ちなどの停車時は暑く、汗もでますが、走行し始めると汗が風で一気に冷やされとても涼しく感じます。
この、『汗が風で一気に冷やされる感じ』がジャケットを着ていない状態よりも強い気がするんですよね。
たぶんメッシュ地で細かな穴が空いてるんで、風がその穴を通るときにより風速が早くなって体感的には涼しくなってると思うんですけど･･･。
それと、ジャケットのおかげで影ができるので、そのおかげで涼しいというのもあります。
ちなみに、ジャケットの下にアンダーシャツとシャツを着ている状態なら、最高気温30℃程までは快適にすごせました。
30℃を超える場合はどうしても暑くなりますし、ジャケットの下に着る物にもより工夫が必要になります。
まあ30℃越えたら何しても大して変わらないするんですけどね。
こけてもプロテクターが守ってくれる（実体験）ただし、長袖を着ていないと怪我はする
まず、素肌とジャケットが直接触れないよう、最低限長袖のアンダーシャツ等を着用したほうが良いと思います。
なぜなら、このジャケットを着用し走行中に転倒した際、肘部分の素肌が直接ジャケットと接触する形になっており、肘に全治1週間の怪我（擦り傷）を負ったからです…。
プロテクター性能は問題なし！ばっちり守ってくれます！
アンダーシャツは吸湿速乾素材を用いた物を着用したほうが涼しいですし快適です。↓がオススメ
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まとめ
- デザインはカジュアル寄り。コンビににも比較的入りやすい
- ポケット、バタつき防止、洗濯可と使い勝手良し
- プロテクター、リフレクターで安全性にも配慮
- プロテクターはしっかり守ってくれるよ（実体験）
- ジャケット着たほうが涼しい気がする
- ジャケット下に着る物は快適性・安全性を考えて長袖着たほうが良い
暑さからどうしても薄着になる夏場、気軽に着れて、快適性・安全性を確保できます。
本当に、バイクって実際にこけたら「自転車なんて目じゃないぜ！」くらいにケガするんで（最悪死ぬし）、ケガを防ぐ・命を守るためにもオススメしたい商品です。
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