プログラミング初心者の自分が『Progate』の有料レッスンを1か月間やってみての感想などをまとめました。
- 自分の勉強歴とやろうと思った動機
- なぜProgateにしたのか
- どのレッスンをどのくらい勉強したのか
- 勉強中にどのように感じたのか
- 勉強をしてどうなったのか
をまとめます。
自分の勉強歴とやろうと思った動機
プログラミングの勉強は全部ひっくるめて100時間届かないくらいはやったと思います(大学の講義でC・HTML&CSS、大学出てから本読んで独学でHTML&CSS・PHP・python)。
ただ、必要な部分・興味があった部分を断片的にしか勉強しておらず、継続もできていなかったため自分の中にはほぼ定着していませんし、これらの勉強が具体的にどのように役立っていくのかという実感が持てませんでした。
今回、Progateを用いてプログラミングを幅広く勉強することで、プログラミングに対する知識を増やすとともに具体的にどのように役立つのかというイメージを広げて、今後プログラミングを更に活用・勉強していくのかの方針を決めたいと考えやってみました。
なぜProgateにしたのか
プログラミングを勉強できる本やサイトはいくつもありますが、その中でProgateを選んだ理由は以下の通りです。
- 多くのプログラミング言語の勉強を1サイトで終わらせられる
- 実際にプログラミング言語を書いていくことでレッスンが終わる
- 全ての言語を1078円(月額)で終わらせられると考えると、それぞれ入門書を買うよりお得
どのレッスンをどのくらい勉強したのか
Progateでは『開発パス』といって、「こういうことをしたいならこれらのレッスンをこの順番で勉強するといいよ」というものが用意されていました。
そこで、今回は『Web開発パス(Node.js)』を勉強しました。
このWeb開発パス(Node.js)ではWeb上でメモアプリを作成するための勉強をしていきます。
言語としては
- HTML & CSS
- JavaScript
- Node.js
- SQL
を勉強することになります。
自分はまずパス通りに勉強を行い、復習を兼ねてそれぞれの言語のレッスンを全てさらっていくという形で勉強しました。
実勉強時間は約28時間です(休憩など含まない)。
勉強中にどのように感じたのか
勉強のテンポが良い
『スライドを読む→その内容を実際にプログラミングする』という流れなので問題を解きやすいです。
また、問題の出され方がスライドで学んだ内容に対してピンポイントなので問題が解きやすいです。
しかし、解きやすい分あまり記憶を掘り返さないので定着はしにくいです。1回ではまず覚えられず、最低2回は繰り返す必要がありました。
スライド検索はそこそこ役に立つ
スライド検索機能があるので、「この内容ってどんなものだったっけ?」となった時に調べやすいです。
ただし、自分の場合は演習の内容と関連付けて覚えている知識もおおかったので、スライドの内容だけしか調べることができなかったのはちょっとマイナスでした。
スライド内容を検索し、関連した演習までざっと見れるような機能がついているとより良かったです。
自分の学習意欲を保ちやすい
- 自分がどのレッスンを何回学習したのか分かる
- とにかくレッスンをこなせば自分のレベルが上がっていく
- いつ、どのくらい勉強したかが視覚的に分かる
- 開発パスを終わらせると、修了証がもらえる
これらのおかげで学習しようという意欲を保ちやすかったです。
プログラミングの全体像を掴みやすい
『開発パス』のように、「こういったことをしたい(例:WEBアプリを作りたい)」という自分のしたいことに合わせた内容を学習できるようにしてある点はとても良かったです。
自分のようなプログラミング初心者の場合、そもそも何を勉強したら良いのかが分からないので。
また『学習ロードマップ』という『開発パス』からさらに視野が広がったものもあります。
例えば「みんなでアプリケーションを開発するにはどうしたらよいのか」といった事に対しての簡単な知識や、より深く勉強するにはこれらを利用すると良いといったように、学ぶべき事がしっかりガイドされていました。
これらの『開発パス』や『学習ロードマップ』のおかげで、プログラミング初心者でも「自分が勉強していることはこういったことに繋がる・こういうことができるようになる」というのはイメージしやすかったです。
アプリはあまり利用しなかった
Progateにはアプリ版も存在するのですが、アプリで学べるレッスンがWEB版で学べるものよりもかなり少なく、活用できる機会が少なかったのであまり利用しませんでした。
勉強をしてどうなったのか
上述したように1か月かけてWEB開発パスをしっかりやってみた結果、HTMLやCSS・MySQL・Nord.jsなどは「あーここがこうでこうなってる…のかな?」くらいの予想はできるようになった気がします。
ただし、「このパスを通して作った買い物メモのWEBサービスを、自分の力だけで1から作って」と言われてもおそらく無理です。
自分の頭の中に残った知識だけでは絶対無理なので、いろんなところから知識やコードを色々引っ張ってきて、あーでもないこーでもないといいながら頑張ってその結果できる…かもしれないってくらいだと思います。
なので、Progateの学習だけで何か仕事しようとしたりするのは難しそうです(一応、デバックの方法を学ぶ部分では「こんなことを仕事でするぞ!」ってことを言われるんですが…)。
ここで学んだ基礎知識を頭に入れた状態で、現場に入って現状できる仕事をしながら発展して学習していく必要があるんでしょうね。
まとめ
プログラミング初心者は、Progateを利用してのプログラミングの勉強は続けやすいと思います。
内容が基礎的で、つい続けたくなるような仕掛けも色々と用意されていますので。
またコスパも良く、
- HTML & CSS
- JavaScript
- Node.js
- SQL
これらの基本を学んで1030円はかなりお得でした。
「プログラミングってどんな感じなんだろう…?」というプログラミング初心者なら、プログラミングの概要を把握するのにProgateを利用するのはかなりオススメできます。
もし、「俺はプログラマーになるんだ!!!」という強い意志がある方なら初めからプログラミングスクールに通ってしっかり教えてもらったほうがよいかもしれません(もちろんお金はかかりますが…)。
おまけ:1か月の勉強を終えて
個人的な話、この1か月プログラミングを勉強してみて自分に合ってないなと感じました。
そもそも論理的に考えるのが苦手なほうなので、プログラミングのように論理をいくつも積み重ねていくとなると頭が追い付かなくなって辛いです。論理の組み立てをセットしたものを多数覚えられたらあまり辛さを感じずにできそうですけど、その前に挫折しそうですw
『プログラミングでこういったことができる』という知識は持っておいて、必要になったら誰かにやってもらうほうが良いのかなと思いました。
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