数ヶ月前、革靴を履きながらなんとなーく道を歩いていたら、階段でつま先をこすってしまいました。
その時は、「あ、こすったな。」くらいで、なんとも思ってなかったんですが、帰って靴を見てみると・・・
思いっきり革が削れて、目立つキズになってました。ショック!!!
これはいかんと、早速キズの補修作業をやることにしました!が、あんなことになろうとは・・・
手元にあるツヤだし専用クリームでなんとか・・・
補修作業をしようと思ったとき、手元にあったのはツヤ出し専用クリーム(茶色)。
Columbus(コロンブス)
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色もついてるし、以前ツヤだしで使用した時に液が茶色だったのも確認していたので、これでいけるんじゃないかと思ってとりあえず塗ってみました。
しかし、これがいけなかった。
予想ではしっかり茶色で着色されるはずだったのに、クリームは着色することなく、しっかりと革に浸透。
結果、黒いシミになって状況は悪化しました。これならまだ何もしないほうが良かった・・・。
補修用のクリームで再挑戦!
この結果があまりにもショックだったため、今度はしっかり調べて実行することに。
調べてみると、『補修用』と明記されているクリームがありました。
コロンブス
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自分の靴に合う色に調節できるように、アカチャ・チャ・クロの三色を購入。送料含めて約1100円(購入時)。
パッケージは本当に絵の具そのもので、「あれ?これ絵の具で良くね?」って思いました。最初は。
その思いは置いといて、とりあえず、三色全てを目分量で適当に出します。
パレット・絵筆でやるのが一般的なようですが、探す&買うのが面倒だったためガムテープ・ハブラシで代用。
それっぽい色になるように調節していくと、いい感じの色になりました。
クリームを塗るときには、『キズ本体にはしっかり、その周辺はぼかすように』と書いてあったので、その通りにぬりぬり。
で、ここで絵の具ではなく補修専用のこの商品を使う理由が分かりました。
それは、塗った後の乾きが早く、乾いたあとは粘土質のようになってキズ部分を保護し、しっかり馴染んでいたから。絵の具じゃこうはいかないですねw
その後は、キズを黒いシミへと変えた、例のツヤだしクリームを使って、ツヤだし&防水。
なんとか、パッと見では分からない程度には補修できました。めでたしめでたし。
補修時の注意点
キズの補修にツヤだしクリーム使ったらダメ
使うのは僕くらいでしょうが、ツヤだしクリームは使ったらダメ。
確実にシミになって、むしろキズが目立ちます!
自分のイメージと色が違ったりするので、それっぽい色をいくつか買っておくのがオススメ
自分の場合、アカチャがチャというよりアカだったりと、イメージとずいぶん違うなと感じました。
「イメージとぴったし!」なんてことはまずありえないと思うので、いくつか色は購入しておいたほうが無難です。
最低でも二色、できれば三色あるとかなり調節の自由がききます。革靴ならクロとチャを買っておけばのちのち応用も利きそうです。
色の調節、補修は手早く!
補修クリームはすぐに乾きます!粘土質になるまでだいたい数分くらいでしょうか。
粘土質になってしまうと思うように塗ることができなくなり、綺麗な仕上がりになりません。
ということで、色の調節や補修も含めて10分以内にするのがベスト。
補修後は必ずツヤだしクリームを使用すること
使い終わった歯ブラシを洗っていて分かったんですが、この補修クリーム、乾くと粘土質にはなるものの、水分を与えると案外簡単に落ちます。
ということで、雨などで補修クリームが落ちないように、補修した後はツヤだし・ぼかし・防水をかねてツヤだしクリームを使っておきましょう。
そういった靴のお手入れ用品を持っていない方は、ツヤだしクリームやクロス等がセットになった商品を1つ持っておくといいかと思います。僕は↓の商品使ってます。
columbus(コロンブス)
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クロ・ムショク・チャのツヤだしクリームと、ブラシ・クリーナー・クロスがセットになってるんで、革靴のお手入れには便利なセットです。こちらは送料含め約2200円(購入時)。
まとめ
僕から言えることは、ただ1つ。「面倒だからって、ツヤだしクリームで補修しようとしたらダメ!」ってことだけです。
補修クリームさえ何色か買えば、たとえ初めてでもそれっぽく補修はできます!
「自分でやるのは嫌だ!」って方は、靴の修理のお店はどこにでもあるんで、そこに持ち込むといいかと思います。
「いや!持っていくのも面倒だ!!」という方は、↓のように宅配で修理を行ってくれるサービスもあるようなので、利用してみるのもいいんじゃないでしょうか?
実際にやってみると、工作みたいな感じで案外面白かったので、時間等に余裕がある方は試しにやってみるのもいいかもしれません!
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