前回の記事で「正確性を上げる&ウォームアップの効果を調べる」ことを目的に、
- SPKを1.05未満に必ず抑えた状態でaimの1つ1つの動作を自動化させる(その結果KPMが上がれば理想)
- 『300体撃って計測→1000体撃つ→300体撃って計測』することで、ウォームアップの効果を調べる
の二つを目標にしてBOT撃ちをすると書きました。
今回はその結果と検証の中で感じたこと、結果を受けて考えたこと(マウス変更によるaim力向上・意識的なaimの限界)について書いていこうと思います。
※さらに後の結果についてはこちら↓↓
約7か月・プレイ時間300時間をかけてKPM120を達成して分かったこと[CSGO, aimbotz]
検証環境・条件
- ゲームタイトル:CSGO
- 使用マップ:Aim_Botz – Training
- マップ条件など:90° 100kill、弾痕なし、AK
- 検証期間:約1か月(36日間)。内19日目から新しいマウス(Xtrfy M1)を使用
ゲームを始めた直後、上記の条件で
- 正面壁の中央に乗り、しゃがんだ状態で『100kill×3(計測)→100kill×10(ウォームアップ)→100kill×3(効果計測)』
を行い、『最初の100kill×3』と『最後の100kill×3』の平均のKPMとSPKをまとめました(3回平均にしたのは、1回だけだと結果のブレが大きく成長度合いがわかりにくいため)。
※どのようなことを考えながらBOT撃ちをしているかについてはこちらの記事へ。
検証結果
平均KPMの推移
※画像青点が最初の300kill。オレンジの点が最後の300kill。
- ウォームアップによってKPMが上昇した。全期間で平均7.84KPM上昇
- マウス変更によってKPMが上昇した。変更前平均86.79/93.09→変更後平均98.56/107.95(ウォームアップ前KPM/ウォームアップ後KPM)
- マウス変更前・後それぞれの期間では明確なKPMの変化は見られなかった(微増??)
平均SPKの変化
※画像青点が最初の300kill。オレンジの点が最後の300kill。
- ウォームアップによるSPKの変化には相関が見られなかった
- マウス変更によりSPKが微増した?
- マウス変更前・後それぞれの期間でSPKは微増した?
検証する中で感じたこと・考察
感じたこと
- マウス変更をすることで、マウスの操作感が改善されて明らかにaimの質が変わった
- マウス変更後数日は、「うわ、これめっちゃ当たるやん!」という感覚と共にKPMも伸びたがその後は落ち着いた
- マウス変更後、KPMが上昇するのが楽しくてSPKの目標を疎かにしてしまった
- マウス変更後の一定期間を除き、体感・スコア的に明確な上達は感じなかった
- ウォームアップ後では、前よりも無意識にaimできているように感じた。あとaimが綺麗
考察:ウォームアップの効果について
今回ウォームアップによるKPMの上昇が見られましたが、これは意識的な部分が無意識的になったことによるものだと思います。
aim時に意識的に考える部分が少なくなる→無意識的になるおかげで、aimにかかる時間が減り、それがKPMの上昇につながったのかなと。
つまり、意識的にできている部分が少ない場合、ウォームアップを念入りにして無意識的な部分を増やした方が試合では活躍できるかもしれません。
考察:マウス変更によるaim力上昇について
『IE3.0』→『Xtry M1』とマウスを変更しました。
選ぶ際にはドスパラの実店舗で数十種類のマウスをすべて実際に握り、その情報を参考にして選びました。
マウス変更による違いは、
- マウスがコンパクトになった
- マウスが軽くなった
- トラッキング性能が上がった
なので、これらが操作性に影響したのだと思います。
ここ最近KPMが伸び悩みんでいたので、KPM上昇を期待していたとはいえ予想以上の効果が出て嬉しいです。
いくつかのマウスを比較しないでプレイしている人は、実際に触ってみてしっくりきたマウスに変更するのはアリだと思います。
意識的なaimの速さの限界。その限界を越えるために無意識的にするべきaimの要素
最近、意識的に「aimするぞ!」というaimの速さには限界があると思い始めてきました。
意識的にaimするっていうのは、
-
相手の頭を見る
-
見たまま、マウス(レティクル)を動かして頭にのせる
-
のったと判断できたら撃つ
-
(倒せたら、次の相手の頭を見る)
これらの要素を考えつつ撃つということだと自分では考えています。
で、そのaimの速さの上限というのは、例えばaimbotzのKPMだとだいたい110台前半(個人的感覚)。
これ以上のKPMを出そうとすると、上記要素をいくつか無意識にかつ正確にやらないといけません。
また、実戦では余裕があるときは意識的なaimで勝てるんですが、余裕がない、突発的な撃ち合いだと負けることが多いです(これはaimにかける時間がないから当たり前っちゃ当たり前ですけど)。
でも突発的な撃ち合いでも勝てる時があって、それがどういう時かというと「無意識に集中できていた時」で、その時のaimは自分でもびっくりするくらい綺麗に素早く相手の頭にいきます。
つまり、KPM的にも撃ち合いの強さ的にもさらにaim力を伸ばすには「無意識に集中している時のaim」を常に出せるように練習するべきだと思ってます。
無意識ってことは「aimに関しては何も考えてない状態」ってことなんで、そうなると意識的なaimの全要素
-
相手の頭を見る
-
見たまま、マウス(レティクル)を動かして頭にのせる
-
のったと判断できたら撃つ
-
(倒せたら、次の相手の頭を見る)
を”正確”に”体に染み込ませる”ってことをBOT撃ちを通して地道にやっていくしかないんだろうなと考えてます。
要するに「マウス変えてKPM上がったけど、さらに上げるなら結局のところ今まで通りの事を地道にやっていくしかないのか」と再確認したってことですねwww
まとめ
- ウォームアップは効果アリ。じっくり丁寧にやったほうが良い。
- マウスを比較して選んでいない人は、比較して選ぶことでaim力が大きく向上する可能性が高い。
- 意識的なaimの限界を越える為に、より地道に意識的な練習を行う
これらの結果と試合での結果を考えて、またaim練習方法を調節しました。
より突発的な状況に対してのaim、実戦的なaimに重点を置いてます。これそろそろKovaakに手を出したほうがいいのかな…。
その練習の結果はまたまとめたいと思います。
今までの練習結果等は↓↓↓
対人FPSから離れていた人間が、3か月aim練習(BOT撃ち)してスコアはどのように伸びるのか?CSGOでやってみた
[5か月目]aim練習(BOT撃ち)してスコアはどのように伸びるのか?平均KPM100を目指した結果は?
aimを『速く』『正確に』するために。BOT撃ちの環境と心構えについて[半年経過時点]
※さらに後の結果についてはこちら↓↓
約7か月・プレイ時間300時間をかけてKPM120を達成して分かったこと[CSGO, aimbotz]
おまけ
ちなみに、この記事執筆時点(2020年1月23日)でKPM120はまだ越えられていません。ギリギリまではいったんだけどな…。
また、プレイ時間は415時間と2か月弱で120時間ほど増えました。およそ一日2時間でこれかーーーなかなか辛いなーーーー。
おまけのおまけ
記事を公開するのを忘れていたら、KPM120を越えました(1月29日)。
ひとまず当初の目標だったKPM120を越えられたので満足。
そろそろより実戦で使えるaimにしていきたいところ。
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