1か月弱『トリマ』使ってみた。「バッテリー消費」と「ポイント回収とその効率化の面倒さ」と「もらえるポイントの少なさ」

お金

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トリマとは

この記事は、主に2021年6月時点での情報を元に作成しております。

最近CMもやっている『トリマ』。キャッチコピーは『移動するだけでマイルが貯まるポイ活アプリ』。

その通り、主に歩数と移動した距離に応じてポイントが貰えます。

また、そのポイントを各商品(ファミマのコーヒーやお菓子など)やギフト券等(Amazonギフト券、Tポイント、銀行振り込みなど)に交換することができます

簡単に言ってしまうと、移動するだけでお金が手に入るってことですね。良さげですね。

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実際に使ってみて

スマホのバッテリー消費が激しい

まず気になるのは、バッテリー消費が激しいこと。

トリマによる移動距離のカウントはGPSによって行われます(歩行についてはiPhoneならヘルスケアのデータ参照)。

よって、移動距離を稼ごうと思ったらGPSを常にONにしておかないといけないわけです。

そうするとスマホのバッテリー消費が激しいこと激しいこと。

ぶっちゃけ『バッテリー消費によるスマホの価値損失>得られるポイント』なんじゃないですかね?

これだけ消費が激しいとなると、マクロミル等のアンケートアプリの方が良さそうです。

大きくバッテリー消費をおさえる方法(デメリットあり)

その方法は『移動前後でトリマを起動する』です。

まず、トリマのGPS情報取得をアプリ起動時のみに設定しておき、

  1. 移動前にトリマ起動(GPS情報が取得される)
  2. トリマを終了して移動。移動中はトリマを起動しない(GPS情報は取得されない)
  3. 移動後にトリマ起動(GPS情報が取得される)

とすると、移動中のGPS情報取得がなくなりバッテリー消費が大きくおさえられます。

具体的には、バッテリー消費が1/5ほどになりました(iPhoneで検証)。

しかし、この方法にはデメリットもあります。

それは、GPSつけっぱなしよりも貰えるマイルが減ることです。

それはなぜかというと、トリマはGPSで取得した点から点までの距離をマイルに換算しているから。

いったいどういうことなのか。分かりにくいですが、図で説明するとこうなります(〇がGPSを取得した位置、線が記録される距離。青が常時GPS取得赤が最初と最後だけ取得)。

要するに、この方法では”実際に通った道の距離”ではなく、”最初の位置から最後の位置までの直線距離”になるので、距離が短くなる=貰えるマイルが減るということです。

どのくらいマイルが減るかは道によると思うので、一度試して判断すると良いと思います。

ポイントを回収するのが面倒。効率よく回収しようとするともっと面倒

移動するだけでマイルが貯まる…のは貯まるのですが、ポイントの回収が面倒。それに尽きます。

その理由を簡単に説明します。

トリマにはポイントを貯める・回収する主なシステムとして、移動距離に応じたもの歩数に応じたものがあります。

移動距離:移動距離に応じてタンクが満たされていき、満杯になったタンクからポイントをもらえる。基本は約10kmで1タンク。1タンクで25ポイント。

歩数:1日の総歩数がカウントされていき、一定の歩数ごとにポイントをもらえる。基本は1000歩毎に15ポイント。

どちらもタンクに貯まる・歩数がカウントされるのは自動です。

ですが、ポイントを回収するには自分でその都度操作しないといけません(面倒ポイントその1)。

次に、ポイントをより効率的に貯めようと思うと大量に広告を見ないといけません(面倒ポイントその2)。

ここで、広告を見る事でどのくらい効率的にポイントを回収できるか簡単に書いておきます。

移動距離に関しては、

・広告を見ることでタンクの貯まるスピードが3倍速くなる(通常10kmで1タンクが約3.3kmで1タンクたまるようになる。3時間だけ)
・ポイント回収時にその都度広告を見ることで1タンクで100ポイントもらえる(通常は25ポイント)

歩数に関しては、

・広告を見ることで500歩毎にポイント回収ができるようになる(通常は1000歩毎)
・ポイントを回収時にその都度広告を見ることで60ポイントもらえる(通常は15ポイント)

広告は基本的に15秒以上。長いものでは30秒。更に、ゲームの広告等では操作を要求されるものもあります。それも面倒さがプラスされていますね。

手間に対してもらえるポイントが少なく感じる

手に入れるまで案外手間のかかるポイントですが、そのかかった手間に対して手に入れられるポイントが少なく感じました。

例えば、片道10km(往復20km)の移動をして1日5,000歩を歩く。そして、広告を見まくってポイント回収を最大まで効率化したとします。

すると、移動距離に対して600ポイント。歩数に対して600ポイントもらえます。

※ちなみに、この時点で広告を18回くらい見ることになります。

そして得られたポイントは計1200ポイント。

「あれ?けっこうもらえたじゃん!」って思いますよね?俺もそう思いました。

が、商品交換のレートをみて驚愕。

ファミマのコーヒーが11,100ポイントで交換…?

つまり、円換算にすると100ポイント≒1円。つまり、今回の例で1日に得られた1200ポイントは円に直すと約12円です。

あれだけ広告ポチポチしたのに…。

焼石に水のガチャ&スロット

広告をみてポイントを回収する際にはガチャをすることができ、体感10回に1回の確率で100ポイントをゲットできます。

ポイントをゲットできない場合はコインをゲットでき、そのコインを5枚使うとスロットを回すことができます。

…が、スロットは20回以上はまわしたと思いますが当たった事ありません。

正直、焼石に水な感じはあります。

手間に対してリターン少なめのアンケート

一応、ポイントを得られる手段としてアンケートも存在しています。

が、アンケートを主としたポイントサイトと比べるとアンケートの量に対して得られるポイントは少なく感じます。

例えば、自分が以前利用していた『マクロミル』というアンケート会社の場合簡単なアンケートでも数ポイント(トリマ換算で数百ポイント)もらえます。

マクロミルの特徴として、

  • 簡単なアンケートでも数円、場合によっては数百円もらえた
  • オンラインインタビューやモニター、座談会などでより多くのお金をもらえる場合がある
  • まだ一般に公開されていない商品やサービスを知れることがある
  • 自分が回答したアンケートの結果が社会の役に立つ実感がある
  • もちろん登録無料。歴史も長い信頼できる会社

こう考えると、広告を見てぼんやりするよりは、こちらの方が有意義な点が多いかなと思います。

ヒルナンデスの「副業徹底調査」のコーナーでもポイ活アンケートとして、トリマと共に紹介されていたようですね!

興味がある方は是非以下のアイコンをタップして無料モニター登録してみてください。

今なら、最大1,000円分のポイントがもらえるキャンペーンを行っています!

ライフログをついでに記録できる

ライフログといって、自分がどこにいつ移動したのかをついでに記録することができます(以下画像の黒塗りの部分に、自分がどのように移動したかが地図上にマッピングされます)。

ただし、この機能自体はグーグルマップ等でも利用できます。

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まとめ

ポイント回収と効率化に対する面倒さとバッテリー消費の割には得られるポイントが少ない。

ガチャやスロット・アンケートもあまり足しにはならず、ライフログも他アプリで代用できる。

個人的には「積極的に使う理由はない。」と判断したのでファミリーマートのコーヒー1杯分だけ貯めて放置しました。

移動するだけでマイルが貯まるまではいいんですが、そこからのポイント回収の手間を考えてしまうと…そこに使う時間や労力がもったいなく感じるんですよね。

もし「そうは言われてもとりあえずやってみたい!」という方がいましたら、入力するだけで5,000ポイントがもらえる招待コード貼っておきます。

招待コード:gckp-kY_A

招待する側(自分)もされる側(あなた)も5,000ポイントもらえてWIN-WINなやつです。

[2021/11/09追記]何人かの方に利用して頂けたようです。ありがとうございます。頂いたポイントでファミマのコーヒー飲んできます。[追記ここまで]

これと初期アンケートで3,000ポイントほどもらえるものがあると思うので、合計で8,000ポイントほどはすぐに手に入ると思います。

プラスで3,000ポイントほど稼げばとりあえずファミマのコーヒーかお菓子はもらえます(11,100ポイントで交換可能)。

試しにやってみたい方はそのあたりを目指して一度試してみてはどうでしょうか?

アプリダウンロードは↓の公式サイトから。

トリマ | 移動するだけでポイントが貯まるポイ活アプリ
移動するだけでポイントが貯まる超かんたんポイ活アプリ。テレビやSNSで「一番貯まる」と話題沸騰中!

すきま時間のお金稼ぎとしては、アンケート会社の『マクロミル』がおすすめです。

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広告を見てぼんやりするよりは、こちらの方が有意義な点が多いかなと思います。

ヒルナンデスの「副業徹底調査」のコーナーでもポイ活アンケートとして、トリマと共に紹介されていたようですね!

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おまけ殴り書き:最大まで効率化すると?

移動のタンクは最大10個まで。歩数の上限は最大3万歩まで増やすことができます。

仮に移動のタンクを全て貯めたとして広告をみて1,000ポイント。見なかったら250ポイント。(初期は300/75)

歩数を全て貯めたとして広告を見て3600ポイント。広告見なければ900ポイント(初期は1200/300)。

この仮定で得られるのは、広告を見た場合は移動で10円。歩数で36円。

広告を見ない場合で移動で2.5円。歩数で9円。と考えるととても馬鹿らしい。

超理想的な条件で考えてみる、仮に通勤の出勤・退勤で移動タンクが2回分満タン(=2,000ポイント。計66km移動)。歩数が1回分満タン(3600ポイント。計3万歩移動)貯まるとする。

そうすると、1日5,600ポイント。30日(約1か月)で168000ポイント。

実際は休みがあるのでこれよりも落ちるとは思います。ざっと150000としときましょう。

それでも1か月で1,500円くらい。んー…。

ちなみに、週間ランキングのTOPは160,000ポイントくらいなので、超頑張ればこの4倍はいけるようです。が、明らかにリターンが釣り合ってないですよね…。

タンクの貯まりすぎを防ぐためには、タンクにたまり次第クリックしていかないといけない。そう考えると明らかにその手間にかかる時間とスマホの劣化のほうが得られる収入を上回っている気がする。

やっぱり色々とマイナスのほうが大きい気がしますね。なにより、見もしない広告をお金を得るためにタップするという行為がもう無駄すぎて嫌気がさしてきそうです。

自分のする行為が何かの役に立つという実感は大事だと思うんですよね…。

「そうだよね」って同意してくださる方はぜひマクロミルやってみてください。

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