「バイクに乗るときに必要なもの」といったら何が思い浮かぶでしょうか?
ヘルメット、ライディングジャケット…色々あるとは思いますが、まず免許が思い浮かぶ方も多いはず。無いと捕まっちゃうし・・・。
バイク免許の種類は様々で、乗ることのできるバイクの排気量等に制限があります。
今回はバイクに関する免許の種類について知っておきましょう。
免許の種類
バイク免許の種類については以下の7種類があります。
- 原動機付免許(以下原付)
- 小型限定自動二輪免許(以下小限)
- AT小型限定自動二輪免許(以下AT小限)
- 普通自動二輪免許(中型免許とも呼ばれる。以下普二)
- 普通自動二輪AT限定免許(以下AT普二)
- 大型自動二輪免許(以下大二)
- 大型自動二輪AT免許(以下AT大二)
主に、『操作できるバイクの排気量の違い』や、『MT車を運転できるかどうかの違い』によって区分されています。
さらに詳しく見ていきましょう。
※MTは「マニュアル トランスミッション(通称マニュアル)」ATは「オートマチック トランスミッション(通称オートマ)」の略。MTはギアを自分でがちゃがちゃするやつ、ATはしないやつ。
免許条件一覧表
免許の種類によって様々な条件の違いがあります。
そこで、『バイクの排気量・年齢・MT車の可否』について簡単に表にまとめました。
排気量(cc) | 年齢(歳) | MT車の可否 | |
原付 ※1 | ~50 | 16~ | OK |
小限 | ~125 | 16~ | OK |
AT小限 | ~125 | 16~ | NG ※2 |
普二 | ~400 | 16~ | OK |
普二AT | ~400 | 16~ | NG ※2 |
大二 | 制限無 | 18~ | OK |
大二AT | 制限無 | 18~ | NG ※2 |
※1 普通自動車免許等をもっていれば、50cc以下のバイクについては乗ることができます。
※2 各AT限定の免許であっても、50cc以下のバイクに限りMT車も乗ることができます。
主に排気量で免許は分けられている
排気量については、原付免許で50ccまで。小限免許(AT含む)で125ccまで。普二免許(AT含む)で400ccまで。大二免許(AT含む)で制限無しとなっています。
排気量の違いは様々な面で影響があります。どの免許ならどの排気量のバイクに乗れるのか、きちんと理解しておきましょう。
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免許取得は基本は16歳から可能。大二だけ18歳から
取得年齢については大二免許(AT含)以外が16歳から、大二免許(AT含)が18歳からとなっています。
ですので、16,17歳の方は最初は普二免許で我慢しましょうね。
AT限定はATしか乗れない点に注意
各AT限定の免許についてはMT車(50cc以上)は運転できません。
例えば普二ATでは400cc以下のAT車しか運転できませんが、普二では400cc以下のMT車・AT車共に運転できます。
このことから、だいたいの方は普二免許等のAT限定でない免許を取るようです。費用もそんなにかわらないですし。
※教習所に通っているときも、十数人の二輪教習生の中でAT限定の免許を取得していたのはダンディなおじさん一人でした。
まとめ
- バイク免許は、主に『~50cc・~125cc・~400cc・400cc以上』に分けられる
- 更に、『~50cc』以外は、MT・AT両方乗れるものとAT限定のものがある
- 基本は16歳から取得可能。大型(400cc以上)だけ18歳以上から
ここでも主に覚えておくべきなのは上の3つ。
しっかりと頭に入れて堂々とバイクに乗りましょう!
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