巷で人気の交通量調査。私も実際に何度も調査を経験しましたが、その中で「こうしておけばよかった…。」「やっておいてよかった!」というポイントがいくつかでてきました。
そこで今回は交通量調査をする上で気をつけたいポイントについて、『交通量調査を探すとき』・『交通量調査の準備をするとき』・『交通量調査をするとき』の3つに分けてまとめてみました。
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交通量調査を探すときのポイント
夏、冬はできるだけ避ける
交通量調査は主にアスファルトの上で椅子に座って行うため、暑さ・寒さの影響をもろに受けます。
ですので、できるだけ夏・冬は避け、春・秋の調査をしたほうが快適です。
ただし、夏・冬の調査は上記の理由で志望者も少ないと思われるので、とにかくお金が欲しいと言う方は逆に狙い目かもしれません。
調査の時期・場所に注意
都市部よりは田舎の方が交通量が少ないため、比較的楽なことが多いです。
、ただし田舎であっても行楽地の近く、更に休・祝日ともなるとものすごい交通量になることもあります。
また、調査は『バイパス着工前に1回、完成後に1回』というように道路工事の前後の交通量を調査するために行われることが多いです。
そのため、着工前の交通量は多く、完成後の交通量は少ないということが予想できます。
つまり、最近完成した道路の近くで調査が行われるといったようなときは比較的調査が楽であることが多いです。
交通量調査の準備をするときのポイント
デジタル式腕時計を使う
なぜ「デジタル式腕時計」なのか。これには2つ理由があります。
まず1つ目の理由として、デジタル表示でないと時間を正確に読み取れないからです。
アナログ時計は針で時間を示すため時間を読み違えることが多く、調査会社によってはアナログ式時計を禁止している会社もあります。
2つ目の理由として調査時は時計を置く場所がないことが多いためです。
程よいサイズの画板と置き型の電波時計のようなセットを貸すところもありますが・・・このあたりは会社次第ですね。
精度がそこそこあるデジタル式腕時計であればなんでもよいのですが、私はディスカウントストアで買った下の画像の時計を使っています。
CASIO(カシオ) 2013-10-31
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CASIO製で、日常生活用防水付き。精度は月±30秒ほどなので調査で使うには十分な性能です。
この前、誤って洗濯し、さすがに壊れたかと思ったらまだ動いてたのにはびっくりしました・・・w
防寒・防暑・雨対策は自分の想像以上にしっかりと
アスファルトからくる寒さ、暑さは想像以上のものです。
自分の想像より更にもう一段階準備していきましょう。
寒さ対策としては重ね着(上着や靴下)やカイロはもちろん、ひざ掛けも想像以上に効果があります。
また、かかとの上げ下げによる運動も効果的。
ふくらはぎを動かすことで全身の血流が良くなるので、体も暖かくなってきます。
暑さ対策としては日差しへの対策(長袖、長ズボン、つばのある帽子。風を通しやすい生地もの)、熱中症対策をしっかりしていきましょう。
また、真夏以外でも日焼け対策で帽子を持っていったほうが良いです。想像以上に焼けるんでw
会社によっては日傘などを貸す場合もありますが、あまり期待しないように。
雨の場合は基本的に調査は行われません。
が、調査が始まった後の突然の雨に備えて雨合羽、傘を用意しておきたいです。
傘で記入表(紙)を、雨合羽で自分の体を雨から守ります。
傘はさすがに会社側が用意することも多いと思いますが、傘だけで記入表と自分の体をカバーすることはできないので・・・。
ちなみに、雨合羽は防寒対策にもなります。
あるとなしでは全然違うので安物でいいので是非もっていきましょう。
MIZUNO 2015-12-09
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マスクを持っていく
交通量調査は基本的に交通量の多い場所で行われるため、車の排気ガスなどで空気が悪いことが多いです。
そこで調査後の健康トラブルを防ぐためにもマスクを持っていきましょう。
更に、マスクは防寒にもなるほか、顔の大部分を隠してくれるため調査中の気恥ずかしさも軽減してくれます。
自分は以下のマスクを使っています。
アイリスオーヤマ
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花粉やほこり、PM2.5にも対応しており、なにより個包装のため持ち運びも便利で清潔です。
交通量調査をするときのポイント
最初の2時間はできる限り避ける
場所によりますが、最初の2時間(特に7時台)は通勤時間帯に被るので、比較的交通量は多くなります。
交通量が多い時間帯には記入時間も細かくなる(10分毎など)ので作業量も多くなり、かなり忙しくなります。
そこで、ローテーションを決める際にこの時間帯(7,8時台)をできる限り回避しましょう。
3人でローテーションする場合、最初の3時間は以下の表のようにまわしていきます。
時間帯 | 7:00 | 8:00 | 9:00 |
Aさん | 調査 | 調査 | 休憩 |
Bさん | 調査 | 休憩 | 調査 |
Cさん | 休憩 | 調査 | 調査 |
そこで、特に初心者の方はBさんまたはCさんのパターンを選ぶのがおすすめ。
業務に影響がない程度に暇つぶしをしよう
初めて調査をすると、最初の数時間はカウントするのに必死でも、その内慣れてくると思います。
調査地点が常に交通量の多い地点ならまだいいのですが、少ない地点だと正直暇な時間が多くなってきますw
なので、業務に影響がない程度で暇つぶししましょう。
- 調査地点が同じ人とおしゃべり
- 車のナンバープレートの数字を全部足す
- ナンバープレートの数字で『+、-、×、÷』を組み合わせて10にする(例:『3722』なら(3+7)÷2×2=10)
- ナンバープレートを見るふりをして運転手を観察
- 地味に体を動かす・・・などなど
また、休憩も案外暇なもの。
時間も基本1時間なので、『何かをする、どこかに行く』には微妙な時間。本やゲームなどで暇つぶししときましょう。
まとめ
これらのポイントをまとめてみると次のようになります。
- 夏、冬はできるだけ避ける。が、むしろ狙い目でもある
- 調査の時期・場所に注意
- 時計はデジタル腕時計を使う
- 防寒・防暑・雨対策はしっかりと
- 健康対策にマスクを持っていく
- 最初の2時間はできる限り避ける
- 業務に影響のない程度で暇つぶし
こちらの記事で書いていますが、交通量調査は楽なだけでなく辛い面もあります。
これらのポイントを抑えて、できるだけ楽に、正確な調査ができるようにしましょう!
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