ニートの試行錯誤

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学生ニートが交通量調査のバイトをした話

      2016/06/06

交通量調査

忘れもしない。あれはまだ私が学生ニートだったころ。 研究で心も体も衰弱しきった私だったが、少しずつ何かできることをしようという意思が芽生えていた。

とりあえずバイトをしようと思いたち、とにかく楽なバイトはないかと探していた。

そこで見つけたのが、この交通量調査だった。

[必見!!]交通量調査で気をつけたい6つのこと

Ⓒ交通量調査 by Luna xp 2014 (license)

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バイト探し~準備まで

大学の友達から何度か聞いていた「交通量調査は楽で、給料も高いらしい」という話。ネットで調べてみても、比較的楽だという意見が多かった。そこで求人情報誌をめくって探していると、偶然交通量調査のバイトを発見し応募した。

応募先の会社では始めての人向けに説明会があった(会社によってはいきなり現場に向かわされることもあるようだ)。そこで履歴書も持ってきてほしいとの話だったので、持参し説明会に行った。場所は近くの青年会館で説明会に集まっていた人は6~7人で老若男女揃っていた。いろんな人がやるもんなんだなと思ったことを覚えている。履歴書を渡し1時間ほど調査の仕方や注意点を聞いた後、調査日の集合場所や集合時間等がかかれた紙をもらい帰宅。帰宅後も調査方法の書類に目を通して頑張って色々覚えていた。

バイト開始まで(4:00~7:00)

バイト当日、集合場所は自宅から自転車で25分ほどの駅で集合時間は5時だったため、4時頃に起きて準備した。持ち物は以下の通り。

  • 印鑑
  • デジタル時計
  • ボールペン
  • 雨具
  • 防寒具
  • 携帯電話

リュックに上記の物を詰め、出発した。

駅には集合時間の10分前についた。ぼつぼつと十数人の人がいたため、とりあえずその中に紛れ込んだ。集合時間5分前くらいに監督員の人が出席を取り、領収書と調査説明資料を配り始めた。調査についての簡単な説明・注意事項(今回の調査目的、会社を聞かれたらこう答える、領収書の書き方など)を聞いた。その後数人ずつに分かれて車に乗り込んだ。そこで助手席に乗ったため監督員の人と少しおしゃべりすることになった。車はレンタカーなのだということや他県にも調査に行くといったことを聞きながら、約1時間弱で調査現場についた。

調査現場はあまり交通量のなさそうな田舎のT字路交差点。現場では3人1組で、2時間働き1時間休憩を1セットとしてローテーションしていくらしい。そこで一緒に働くことになった2人(同年代ぐらいのちょっと太めの男性と、40~50代のおっさん。以下太めとおっさん)で休憩の順番を決めることになった。太めは調査経験があるらしく、最初の2時間は通勤時間帯と被り忙しいので最初の2時間は俺がすると言った。さすが太め、イケメンだった。そこで私は最初の1時間をやるといい、おっさんは最初休憩するということで了承した。ということで、ローテーションはこんな感じ。

時間帯 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
太め 休憩 休憩 休憩 休憩
休憩 休憩 休憩 休憩
おっさん 休憩 休憩 休憩 休憩

順番も決まったところで調査場所にいすやカウンターをセット。何度か太めに見てもらいながらカウントの練習をして、時間になったため調査を始めた。

バイト開始~現場終了まで(7:00~19:00)

寒い・忙しい・休憩短い(7:00~9:00)

時間になったらすぐにカウントを始めた。基本的には、自動車の数をカウントし、記入表に時間毎に記入していく。これだけなのだが、車種を分類し(5種類)、それを進行方向ごとに更に分類する(4種類)。ということでその時私はカウンターを20個ほどカチカチしていた。さらにそのカウント数を10分毎に記入していく。まだ7時台前半は良かったが、後半になってくるとだんだんと通行量が増え始めてきた。そして足元がずいぶん冷える(11月中旬ごろ)。体が冷え、忙しくなってきたところで上の表通りおっさんと交代。おっさんも初めてなのにいきなり大変だろうなと思いながら1時間の休憩に入った。

休憩に入ると、監督員の人が車で5分ほどの休憩できそうな所(コンビニやフードコートがあるような商業施設)に連れて行ってくれた。寒さや疲れからか、そこでホットコーヒーを買い一服。寒さ対策にと暖かい飲み物も買っておく。しかし1時間の休憩(実際移動含めて45分ほど)というのは一服するには長く、寝るには短い。交代10分前くらいに迎えに来たので、休憩場所を後にしまた現場へ。その後太めと交代。

寒さと退屈との闘い(9:00~12:00)

この時間になると通行量もだいぶ落ち着いていた。記入も1時間に1回になる。通行量も少なく、作業にも慣れてきたということで次第に退屈になってくる。さらに曇りということで日光が届かず、いすに座って動かないことも相まってとても寒い。寒さ対策に買った飲み物もすぐに冷えてしまった。更に、ここからは2時間連続の作業だ。退屈や寒さと闘いながら2時間が過ぎた。おっさんと交代してまた休憩。

休憩は表通りなので、この間に昼飯を食べておかないと次に休憩するのは14時になってしまう。ということで昼飯をフードコートで食べる。何かとお金が飛んでいくなと思いながら、太めと交代。

やらかした!(12:00~15:00)

相変わらず退屈と寒さとの戦い。余りにも寒かったので14時~の休憩時にひざ掛けを購入し、疲れていたため休憩場所から少し離れた公園のベンチで仮眠を取っていた。ふと起きて時計を見てみると、時計の表示は14時55分。携帯には監督員からの着信の嵐。「これはまずい!」と思いつつ、監督員に電話し事情を説明しながら車に向かう。なんとか15時05分には現場に着き太めと交代。太めに平謝りすると太めは「いいよ、気にするな。」と許してくれた。やっぱりイケメンだった。

超寒い(15:00~19:00)

だんだんと日も落ちてきて寒さがどんどん増してきた。帰宅時間にも被ってきたので車もどんどん増えてくる。記入時間も17:00~は10分毎になっていたため、作業量もどんどん増えてくる。最後の1時間はガタガタ震えながら「さっさと終わってくれ」と思いながらカウンターを押していた。時計が19:00を指したところで調査は終了した。書き漏らしなどないかセルフチェックした後、椅子等を片付けた。その後領収書に必要事項を記入し押印。その場で領収書と引き換えに給料(9000円)を頂いた。

現場終了~帰宅(19:00~22:00)

現場が終了し、また集合場所の駅へと車で戻っていく。私は相当疲れていたので寝ていたが、時間帯が時間帯なだけに渋滞につかまっていたらしい。駅まで10分ほどというところで目を覚ますと、時計は21時過ぎを示していた。駅に着くと、互いに礼を言い合いそのまま解散。

疲れた体をなんとか動かしながら自転車で帰宅。帰宅時には時計は22時近くを示していた。

まとめ

結論からいうと交通量調査はこういうことになる。

  • 慣れると単純・楽だが、それゆえにきつい
  • 実働きに対する給料は高いが、拘束時間に対しては安い
  • 暑さ、寒さの影響をもろに受けて辛い
  • その場で現金を貰える

「きつい・安い・辛い」と三拍子揃ってしまった。内容が単純ということや、その場で現金を貰えるという利点もあるが、個人的な感想としてはそれを補って余りあるほどに欠点が勝ってしまう。実際、私はこれ以降できる限り交通量調査をさけ、別の調査をするようになった。

すぐにお金が必要だと言う方や、話のネタが欲しいという方にはオススメ!…かもしれない。

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