広島のおみやげといえば、ど定番の『もみじ饅頭』!
㈱やまだ屋
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・・・がありますが、熊本県民の僕はおみやげや実際に現地に行ったりなどして、結構な頻度でいろんなもみじ饅頭を食べます。要するにちょっと飽きました。
そんな中、先日友人が広島に出張していたので、「なにかもみじ饅頭以外のおみやげがいい!」と主張したところ、願いどおりもみじ饅頭以外のおみやげを頂くことができました。
今回は、そのおみやげ『はっさく大福』を紹介しようと思います。
はっさく大福について
「はっさく」・「はっさく大福」とは?
まず、「はっさく(ハッサク、八朔)」とは、広島尾道市因島発祥のミカン科の柑橘類の一つ。
果皮・袋(みかんの皮・果肉をおおう皮)ともに厚く、皮を剥く作業はけっこう苦労しますw
味は甘みに比べて独特な苦味と酸味が強く、俗に言う「大人の味」ってやつですね。
この皮を剥いたはっさくを、いちご大福のように餅生地の中にあんと一緒につつんだものが「はっさく大福」です。
販売期間は1月~4月末まで。
日持ちについて
生の果実が入った和菓子の宿命なのか、消費期限は購入日から2~3日のようです。
見た目・パッケージ
今回頂いたのは『平安堂 梅坪』さんのはっさく大福(3個いり)です。
「はっさく大福」の文字の下に、味のあるはっさくのイラストが添えてあります。
中には3個のはっさく大福と保証票。
はっさく大福はそれぞれ丁寧に個包装されています。
このパッケージのまま出しても充分いけそうな感じ。
大きさは、直径約5cm程度。いちご大福と比べると小ぶりで食べやすそうです。
風味・食べやすさ
早速食べてみました。
大福なので手でがっつり掴みましたが、大福の周りの餅生地にはしっかりと粉がまぶしてあり、餅生地が指にまとわりつくようなことはありません。食べやすいですね。
まずは1口。
餅の柔らかさの後に、ハッサクの果肉のみずみずしい食感が伝わります。
それと同時にハッサク特有の苦味と酸味がきますが、そこは白餡の甘さとうまくバランスがとれていて、甘み・苦味・酸味を感じながらおいしく頂くことができました。
甘さだけではないので、この大福だけ食べても口の中は比較的さっぱり。緑茶などの飲み物もそこまで必要ないかも。
また、大福とはいっていますが、確実にこの味は「大人向け」だろうと思うので、子供にはあまり好評ではないかもしれませんw
大福自体も小ぶりで、味も甘さだけでなく苦味・酸味と感じられるので、ある程度歳を召された方へのおみやげになんかはいいんではないでしょうか?
まとめ
- 「はっさく(ハッサク)」はみかんの仲間。皮が厚く、剥いて食べる必要があり、味は甘みに比べて独特な苦味と酸味が強い大人の味
- 「はっさく大福」はいちご大福のように、はっさくの果肉を大福の中に包んだもの
- 日持ちは購入日から2~3日程度
- 個包装されており、餅も手に付かず食べやすい。餅と果肉の食感が交互に伝わり、ハッサクと餡の苦味・酸味・甘みのバランスが取れている
- 完全に大人向けの味
定番のもみじ饅頭の代わりとして今回頂いた「はっさく大福」。個人的に大当たりです。
元々和菓子が好きな理由が「和菓子のすっきりとした甘さが好き。」だからなんですが、これはそれにプラスしてハッサクの苦味と酸味が入っているので更にスッキリとした味になっていました。
前回大阪みやげで貰った「みたらし小餅」と共に、買ってきて欲しいおみやげリスト入り決定ですね!
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